-- 引っ越しの忙しさ、
それを乗り越えた後の月九ドラマの与える
この上ない安らぎ --
さーて、1週間分コラム更新をばっくれてしまった不肖・種藤。
言い訳はいたしません。なぜなら、本当に更新する暇がなかったからですもの。
・・・と開き直ってみましたが、想像していた以上に「更新していねえじゃねえか!」という罵声に限りなく近いご声援をいただきまして、小心者・種藤はかなりせっぱつまった心境で一週間を過ごしておりました。
とようやく現在書いている横では、月九(確実に更新するために、珍しく早めに原稿を上げております)の今時ドラマが今のトレンドを今時情報に疎い私たち(嫁も含む?)に押しつけてきます。
お、某携帯CMに出演している、メジャープロレス団体CEOの息子(
怒りをぶつけさせてくださいVOL.2に登場)が、演技力度外視のわざとらしさで鈍感男っぷりを演じているぞ。嫁がとなりで嘲笑を込めてせせら笑っております。
・・・話が横道にそれました。
更新できなかったその理由・・・
引っ越しでございます。
そう、3月9日、無事に東京・世田谷某所へ引っ越しが完了いたしました。
妻共々初めてのお引っ越しということで・・・
かなりのすったもんだの一週間を過ごしました。
月並みな表現ですが・・・
引っ越しって、大変ですね。
社会人になってはや3年。何のコネもなくフリーで生きてきて、24時間の大半を仕事に捧げることでなんとか生きてきた私にとって、耐えられない辛さなどないだろうと思っておりましたが(まあ最近テレビで放送されているお笑い芸人司会の貧乏生活自慢番組を見て、
その辛さも鼻くそみたいなものなのだと感じているわけですが)。
引っ越しの辛さ。これは辛い。辛いっす。
しかも引っ越しそのものではなく、
引っ越し後の片づけなのですね。辛いのは。
仕事はいくら辛くても、わずかな時間だとしても家に帰ってベッドに横になれば頭と体がリセットされるわけで、多忙な時間からは解放されるのであります。
引っ越し後の片づけ。それは、そのわずかな安堵の時間を全て何らかのやるべきことに追われる時間となって我々に襲いかかってくる(ちょっと大げさですが)。別に24時間何かをやらなければならない訳ではなく、体を常に酷使しなければならない訳でもないのですが、
精神的にかなりこたえます。
まあ家具もほとんどを格安通信販売で揃えたので(
と言っても計算してみるとかなりの金額にのぼり、二回目の引っ越しはいつになるのか途方に暮れる二人)、すぐに家の収納が整うわけではなく、家具が届き次第マイペースに引っ越しの片づけを整えていけばよいのですが・・・
山積みにされた段ボールと、生活するためだけに引っ張り出された衣類及び生活雑貨が煩雑に床へ並べられている様子を見ると、
と言う思いがふつふつとわき上がってくるわけで。
で、収納が全て整っていないのであるからしまう場所がないのは無理もない状況であるにもかかわらず、「片づけたい!」と言う思いが募り、別の方法の収納をあれこれ考え、買い出しに向かう。
そして当然ながら必要以上の収納家具は、巡り巡って「必要無いんじゃないの?」という結論に達し、買い出しにいった行動自体が否定される。
そんなことを繰り返した一週間。
しかもよせばいいのに「引っ越したらすぐに親に報告に行かねば!」と無いエネルギーを無理矢理絞り出し、ほぼ半日を車の移動時間に当てて種藤家実家へと向かい、くたくたになって家路につくと、見るも無惨な部屋のありさまに直視し、さらに疲労が吹き出る。
そんな風に過ぎていった一週間。
・・・で、ようやく収納家具も届きはじめ、部屋も片付く見込みが立ち、原稿を書きながら月九のドラマなんぞながめる余裕が出てきたわけであります。
そしてテレビでは、最終回だからと言うことで、友達以上恋人未満の壁をわざとらしさ全開の演技でこじ開けるプロレス団体CEOの息子と、ラマンチャのなんとやらで父親と共演して以来久々にテレビで見た二世女優(ご想像ください)・・・しかも出版社のパーティー(というシチュエーション)で挨拶をしなければならない前出の二世女優が、なぜかそれをすっぽかしてCEO息子とパーティー会場で逢い引き(←古いなあ・・・我ながら)、しかも接吻!!台本作っているの一応業界人だろう!そのぐらいの常識はドラマの中にいれろっつーの!(すいません、取り乱しました)
・・・と口に出して嫁と共感しようと語りかけようとした矢先、
ドラマのそうした有り得ない空気に耐えかねた嫁が、既にテレビ画面に尻を向けて、漫画を読みあさっておりました・・・
二人とも、ようやく余裕が出てきたようです・・・
※これからはきちんと更新いたいます・・・
■J