あまりに私本人の馬鹿話ばかりしていてもしょうがないので、この辺でちょっと方向転換を。まあまたすると思いますが。
前回までの馬鹿ストーリーの舞台になった、私の生まれ故郷、
神奈川・茅ヶ崎(注1)。ここについてちょっと触れてみたいと思います。というのも、
あまりに世間のイメージする茅ヶ崎と、実際住んでいた私とのギャップが大きすぎる!みなさん、茅ヶ崎=湘南、海、サザン、サーフィンというイメージを抱いているのではないでしょうか?
そうじゃない!とは言いません。事実、茅ヶ崎は湘南の中心でありますし(明確な定義はないですが、位置的にも、イメージ的にも)、サザンこと桑田氏は茅ヶ崎出身。
サーファーも10歩歩けば3人は見かけます(言い過ぎか)。
でも、でもです。そういうところだけじゃない!茅ヶ崎って、もっとぬるま湯で、もっと田舎で・・・(良くないイメージだな、こりゃ)でもすごくいい街なのです。私大好きだし。将来的には
、茅ヶ崎を基点にして仕事できればいいなあ、いい酒飲めるなあ(またそれかよ)なんて事を、ちょっと油断すれば考えちゃっているわけです。
ま、そんなことで、「真・茅ヶ崎マニュアル」として、私の視点から茅ヶ崎という土地の特徴、そして魅力をまとめてみました。
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□ 海だけの街じゃない!
冒頭でも申し上げたとおり、茅ヶ崎は海だけの街じゃありません。特に強いのが、「茅ヶ崎出身なら、サーフィンやっているんでしょ?」ってコメント。私、ボードに触れたこともありません(笑)。私の周りを見渡しても、確かにサーフィンやっている奴はいますが、やっていない奴の方がはるかに多いと思われます。逆に海が近すぎて、わざわざ遊びに行くという感覚がないんですね。私にとっての海の思い出は、高校のマラソン大会のランニングコースだったり、学園祭・体育祭の打ち上げ野外会場だったり、朝まで大酒かっくらって、そのままの勢いで飛び込む場所だったり・・・まあそんなのが良かったりするのですが。
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□ 田舎です
みなさん薄々気づいていると思いますが、実は茅ヶ崎、結構田舎です。海近辺は「ああ、海の町だなあ」と言う雰囲気を醸し出しているのですが(それでも結構のどかです)、茅ヶ崎を横断する形で通る『JR東海道線』を渡ると、「あれ?違う街に来たのかな?」というほど、山と田圃と森に囲まれた、緑あふれる風景がそこにはあります。私の住んでいた地域がどちらかというと後者なので、私にとっての茅ヶ崎は、緑あふれる風景という印象が強いんですね。
茅ヶ崎の流れる時間は、一種独特です。都会にそこそこ近いながら、マイペースな空気が流れている。あまりせかせかした人がいない。これも田舎ならではのものなのでしょうが、なんというか、茅ヶ崎独特の空気感というのはあると思います。
田舎と言うことで、ヤンキーは多いです。毎週木・土曜日には、血気あふれる若者達が、国道一号線を所狭しと暴走しまくります。『湘南爆走族』なんかで育った方は、お越しの際は是非一度お楽しみください(何をだ)。
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□ アクセスが便利
茅ヶ崎、実はベットタウンとして有名。都内へのアクセスは、驚くほど便利なのです。神奈川の中枢・横浜までは電車で30分、東京都内までは40分強あれば行くことができます。また、茅ヶ崎駅には伝説の単線路線「相模線」(単線のため、「電車すれ違いの待ち合わせ」という、ちょっとレトロなシステムがあります。ドアは当然ボタンによる開閉)の始発駅でもあります。この線で、東京・八王子方面にアクセスすることも可能。
アクセスついでに言うと、温泉地箱根へも、電車を乗り継いで1時間強で行けます。車ならそれこそ1時間かかりません。ちょっと骨休みしたいとき、気軽に行けちゃう訳ですな。
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□ 住んでいる人が、茅ヶ崎を愛している
本当にこの土地を愛している人が多い。私の幼なじみ達も、社会人になりながらも、茅ヶ崎に住んでいる人間がほとんど。離れようと言う気持ちがほとんど感じられません。僕と数人ぐらいでしょうか?茅ヶ崎に住んでいないのは。まあこれはアクセスが便利という点も関連していて、茅ヶ崎から都内の職場まで通えるというところも強いのかもしれませんが。
ま、これも茅ヶ崎独特の空気感、ぬるま湯感がそうさせていると思います。茅ヶ崎には、そういう魔力があると思いますよ。
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□ 食べ物がうまい!
これは是非みなさん、茅ヶ崎にお越しの際は頭に入れて置いて欲しいこと。 茅ヶ崎に来たら、ファミレスなんて入らないでください。茅ヶ崎には地元密着型のうまい店がすごく多い!!
まず、海鮮系は是非おためしあれ。その辺の怪しげな回転寿司屋のネタなんて、ちょっとびっくりしますよ。新鮮で。 「海ぶね」(海鮮中心の居酒屋)はお勧めですね。
あとこれは以外と知られていないんですが、 ラーメンの名店が多い。茅ヶ崎駅前の 「北京亭」(一般的にはタロー麺・中華丼がお勧めだが、 個人的には肉そばを食え!)を始め、 「康家」(とんこつしょうゆ。でもすっきりした味わい。麺は太め。ご飯と一緒にいただきたい。) 「街道屋」(しょうゆのこくが生きたとんこつラーメン。汁を飲むべし飲むべし!)。このへんは絶対押さえておきたいところですね。それと、茅ヶ崎ではないですが、あの ガチンコで有名になった「支那そば屋」も、実は茅ヶ崎の隣町、藤沢市・鵠沼にあります。 個人的にはあの親父は好きになれませんが(笑)。
ああそうだ。みなさん、 茅ヶ崎で焼き肉食べるなら「海遊亭」(注2)へ。ここは私が酒伝説を作るようになった根元・・・いやいや、大学3年・4年とアルバイトをし、大変お世話になったお店です。ちなみにひいき目無しに、カルビは必食!ユッケビビンバ(間違えても石焼きにしないように)もうまいですね〜ま、トータルとしては少々高いですが、是非おためしあれ。
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□ 有名人とゆかりがある
なんだかミーハーですが。一応。
サザン桑田氏の出身地であることはあまりにも有名。俳優・萩原聖人、鈴木保奈美も茅ヶ崎の中学校出身。 最近では、某アイドル松浦○弥も実は茅ヶ崎の中学校出身という噂が・・・。
現在住んでいる人だと、アナウンサー徳光和夫。茅ヶ崎第一中学のすぐ裏に家があります。一度ダウンタウンが牛を届けに来たとき、その近辺の風景が映し出されましたね。キムタクもサーフィンやるために海辺のマンション買っただとか。 住んではいませんが、プロレスラー・小川直也もトレーニングの地として、茅ヶ崎を選んでいます。よく駅前の某居酒屋に出没するとか。私が会いたい。
昨年あたり取り上げられた、 宇宙飛行士・野口聡一さん(注3)は、実は茅ヶ崎出身です。しかも私と同じ高校出身、個人的に面識あったりして・・・って、完全にミーハー入っているな・・・
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なんだか
観光協会の回し者のような感じがしてきましたが(笑)。
これからのシーズン、海が恋しくなる人も多いかと思います。
でも8月の茅ヶ崎海岸は、行くところじゃない(きっぱり)!逆に茅ヶ崎に来るなら、1、2日という短期間ではなく、海沿いにある民宿なんかに1週間ぐらい泊まって、あちこち気の向くままにぶらぶらすることをお勧めします。その方が断然楽しいし、私が熱く語った茅ヶ崎の魅力が、わかっていただけると思いますよ。
詳しいお問い合わせは、種藤観光まで。
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