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・弱点を隠すと言っても・・・
(2003.2.27)

-- 弱点を隠すと言っても・・・ --

※掲載一日遅れ・・・申し訳ありません。それだけ現在の私がテンパっていると解釈されても一向に差し支えはありません。
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 何事に置いても、弱点は存在します
 そして世間一般では、そうした弱点を、別の長所を強化したり、強調することで補足します

 規模が小さい会社は、人数が少ない分機動力を発揮したりします。
 立地が悪い物件は、その分値段が安くしたり、設備が充実させたりします。
 人でもそう。
 ファッションやメイクの基本は、その人のウイークポイントにどれだけ目を向けさせないかがポイントであると、お昼のファッションチェックで言っていた記憶があります。
 それには、その人の持つ別の長所を強調することが一番だといいます。

 弱点はあるのは当然。
 それをどの長所を持ってきて、どう強調させることで弱点をカモフラージュさせるかが、最も重要であると言えます。

 しかし。
 失敗も当然あるもの
 電車広告ウオッチャー(自称)である私は、そんな失敗例をある中吊り広告で発見してしまったのです。



 変。

 禿(はげ)というウイークポイントを補う商品を提供するという広告ではありますが、その商品をさらにイメージアップさせるためか、モデルに外国人の方を起用。外国人のカッコ良い顔=長所を強調させ、よりかつらという商品のイメージアップを図ったのでしょうが・・・

 失敗でしょう。これは。

 天ぷらと梅干しの食い合わせが悪いように、『外国人と禿』というかみ合わせはタブーであることが、改めてこの広告を見ることでわかりました。

 将来私もお世話になるかも知れない(父=ちょっとやばい・祖父=一点の曇りもない状態)私にとって、こうした広告は決して他人事ではないのですが、少なくともこの広告に掲載されたサービスは利用しないことにします。それだけはここで断言します。

 まあ、こうしてエッセイにアップしちゃう時点で、既に私の脳味噌にインプットされてしまっているわけで、広告戦略としては成功なのかも知れませんが・・・その辺が広告というものの奥深さ。
 まあどうでもいいのですが。

 ・・・とこのエッセイを書いている横で、嫁が一言。

「今回のエッセイ、"逃げ"だね」

 今俺はテンパっているっておまえが一番わかっているだろうが〜〜〜!!

>詳しい社名等知りたい方は、個人的にメール下さいませ。

■J

2003.2.27.
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