---
何事に置いても、
弱点は存在します。
そして世間一般では、そうした弱点を、
別の長所を強化したり、強調することで補足します。
規模が小さい会社は、人数が少ない分機動力を発揮したりします。
立地が悪い物件は、その分値段が安くしたり、設備が充実させたりします。
人でもそう。
ファッションやメイクの基本は、その人のウイークポイントにどれだけ目を向けさせないかがポイントであると、お昼のファッションチェックで言っていた記憶があります。
それには、その人の持つ別の長所を強調することが一番だといいます。
弱点はあるのは当然。
それをどの長所を持ってきて、どう強調させることで弱点をカモフラージュさせるかが、最も重要であると言えます。
しかし。
失敗も当然あるもの。
電車広告ウオッチャー(自称)である私は、そんな失敗例をある中吊り広告で発見してしまったのです。
変。
禿(はげ)というウイークポイントを補う商品を提供するという広告ではありますが、その商品をさらにイメージアップさせるためか、モデルに外国人の方を起用。
外国人のカッコ良い顔=長所を強調させ、よりかつらという商品のイメージアップを図ったのでしょうが・・・
失敗でしょう。これは。
天ぷらと梅干しの食い合わせが悪いように、『外国人と禿』というかみ合わせはタブーであることが、改めてこの広告を見ることでわかりました。
将来私もお世話になるかも知れない(父=ちょっとやばい・祖父=一点の曇りもない状態)私にとって、
こうした広告は決して他人事ではないのですが、少なくともこの広告に掲載されたサービスは利用しないことにします。それだけはここで断言します。
まあ、こうしてエッセイにアップしちゃう時点で、既に私の脳味噌にインプットされてしまっているわけで、広告戦略としては成功なのかも知れませんが・・・その辺が広告というものの奥深さ。
まあどうでもいいのですが。
・・・とこのエッセイを書いている横で、嫁が一言。
今俺はテンパっているっておまえが一番わかっているだろうが〜〜〜!!
>詳しい社名等知りたい方は、個人的にメール下さいませ。
■J