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■過去のESSAY■
・ミーハー男
(2002.10.2)

-- ミーハー男 --

 昨日の台風は大変でしたね。皆さん無事にお家に帰れましたか?フリーの特権をフルに活用し、直撃する前に仕事を持ち帰ってはやばや帰宅しました私です。

 そんな台風の前日9月30日、私はプロレスファンなら一度は参加してみたいであろうイベント、プロレス団体創設記念パーティーに参加して参りました。

全日本プロレス30周年記念パーティー(注1)

 私の唯一かつ強力なプロレスコネクション・全日本プロレス営業T氏からのご招待にて、私ごときが参加することが出来ました。Tさん、ありがとうございます。並びに取締役就任おめでとうございます(これでTさんが誰だかわかった人はすごい)。

 さてさて、パーティーは徳光和夫氏の司会の元、全日本プロレス所属選手を始め、他団体レスラー及び三遊亭楽太郎、ダチョウ倶楽部肥後氏など超一流芸能人(考えてみれば、この言い回しはすごく変だ)の参加する中、滞りなく進められたわけですが、基本的に立食スタイルであるため、我々は特に制約を受けず、壇上で行われる企画を、お酒を片手に傍観していれば良かったのです。で、当然ながら私の周りに知り合いはほとんどいず(だって所詮関係者のはじっこのはじっこですから)、やるべきこともなく限られた知人とたわいもない話に盛り上がっていたのですが、その知人の中の一人、N氏の一言で私のその日何に対して心血を注ぐべきかが決定づけられました

N氏「あれ?種藤さん、選手と写真撮りに行かないんですか?」

 もともとミーハーながら、実際その場に遭遇すると行動することがほとんどない私であり(『みんなはこういう場合、どうするんだ?』の回参照)、こういうお祝いの場ではそうしたミーハー根性丸出しな行動は慎むべきだと会場に入る際堅く心に誓っていたのですが、N氏の熱烈な想いもあり、とりあえず手が空いていそうな大物を探すことにしました。
そこにいました。生え抜き全日本エースレスラー・現在休養中の川田利明

 N氏がアクション起こしてくれるんだろうなあ、それに便乗して写真を一枚撮らせてもらえればいいなあぐらいに考えていたのですが、N氏なかなかタイミングをつかみきれないのか、行動に移さない。「いまだ!いまだよ!!」と心の中で叫んでいたのですが、N氏には届かない。緊張しちゃっているのか?えええええい!まだるっこしい!!

私「あのー、川田選手、写真撮らせてもらっていいですか?」
川田『あ、いま見ての通り他の人が撮影しているから』
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N氏「種藤さん、だから僕躊躇していたんですよ」

あ、他の人いたんですか・・・一番緊張していたのは自分だと言うことがいやというほどわかり、一発目でいきなり思い切った行動が裏目に出てしまった訳ですが、とにもかくにも川田選手との撮影成功。



そこから私の中の何かが堰を切りました。

太陽ケア。


小島聡。


そしてケンドー・カシン(いいだろリョータ)。


 怒濤の勢いで写真撮りまくりました。ミーハースピリッツ爆発。我ながらすごい行動力だなあ、そしてこういうのって、すげー楽しいなあ!今後は多少迷っても、率先して行動に移そう!ミーハー根性丸出しにしていこう!と思っていた時・・・

 パーティーに招待してくださったT氏がこちらを見て、苦笑していました・・・
 私やはり元の行動躊躇男に戻ります・・・

おまけフォト:
馬場元子元社長が武藤敬司新社長に委任の挨拶をしている際、「撮影は後でね」とファンに語っているのを見て、挨拶が終わった際すぐにカシンと写真を撮ろうとすぐそばに待機していた某有名人




■J

2002.10.2.
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注1:レスラー情報等説明しているのがまだるっこしいので、こちらのサイトで勉強しましょう。