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 月刊誌の仕事がようやく要領を得てきた今日、新しいお仕事がわんさか転がり込んできております。嬉しい悲鳴です。

 フリーランスたるもの、いつ仕事にあぶれるかわからないので、引き受けられる限りはばっちこい状態で来たタマは何でも打つ姿勢をとり続けている私で有りますが、いよいよ一人でこなし限界量を超えてきているようです。嫁様というグッド・パートナー(現在上海にのめりこみすぎ)がいるので、なんとかまわすことはできると思うのですけれど、プライベートな時間は必然的にどんどん減っていくわけであります。

 そんな中、私の中で大きな欲望がうごめいてくるわけです。

 好きな時に、好きなお店の好きなメニューが食べられないということ。

 嫁様の愛情たっぷりのご飯が食べることができるときは良いのですが(←関係者、良くこの表現を覚えておいて)、わが嫁もなかなかのグルメっ子。好きな時に、好きなお店で好きなメニューを食べるのは、夫婦揃っての趣味の一つでもあるわけです。

 なので、その辺の自由が利かなくなるのが、一番のストレス。
 でも貧乏フリーランスは来た玉を打ち続けなければならないので、そうしたストレスをこのエッセイに託します。

 種藤夫妻オススメのグルメスポット東京編。
 私たちの変わりに味わってきてください。

○かおたんラーメン(西麻布)
 知る人ぞ知るあっさりしょうゆ味ラーメンが自慢のお店。私も噂はかねがね聞いていて、早く行きたい行きたいと思っていたところ、昨年ようやく実現。飲んだ後には最高。ちなみにつまみのゆでたもやしにピリカラのたれがかかっているのも絶対食べましょう。缶ビールと共に。

○あいざわ(西麻布)
 これまた知る人ぞ知る定食屋。
 西麻布交差点から歩いてすぐのところにある地下のこのお店、かなり有名人もご用達のよう。ここで私は今や時の人、魔○斗にとんかつ定食食べながらずっとガンつけられてぜんぜん食べた気になりませんでした。
 ここでのオススメはなんといっても豚しょうが焼き定食。1000円というとちょっと高いイメージですが、大盛ご飯、味噌汁、サラダ、小鉢がついてボリューム満点。地味に塩さばもうまいっすよ

○ぼちぼち(桜新町)
 ここは最近一番のアタリ店。入店まで並ぶけれど、並ぶ価値大あり。お好み焼きは全て美味しいと思うけれど、豚モダン(焼きそばがはいったやつね)は絶品。あと呑み助は塩すじ、豚ぽんを頼むべし。生ビール3杯はいける。

○みなとや(用賀)
 長年地元民に愛され続けているお店。一応洋食屋ということになっているけれど、まんじゅうや団子が売っていて、なんとも昭和な感じ。
 私が一番好きなのは焼肉ライス。ご飯の盛が半端ではない。しかも味付けはなつかしいしょっぱさぎりぎりのスタンダードな焼肉のたれ味。麻薬なんだよねえ。これ。
 オムライス、ハヤシライスも派手さはないけれど、しっとりとした気分になれます。

○弥生亭(鶯谷)
 一時期毎週嫁と通っていたこの中華屋。嫁は味噌ラーメン、私がレバニラ定食がいつものメニュー。いかにも韓国系の腕が丸太のようなマスターの織り成す中華なべさばきは一見の価値あり。もう一人の店員との阿吽の呼吸も見ていて気持ちいいっす。あ、しょうゆ付け麺大盛もこれからの季節いいかも。

○東亭(東池袋)
 登山本の仕事をしている時、通っていた編プロの近くにあった餃子専門店。
 池袋はちょっと前まで餃子博物館やら何やらで餃子フィーバーだったらしいけれど、私に言わせればその前からこのお店のおかげで私は餃子フィーバーしておりました
 餃子6個とご飯、スープだけのシンプルな定食なんだが、餃子の具がジューシー。皮も美味。かりっとした焼き具合が絶妙。しかも付け合せのおしんこがまたなかせるうまさなのですよ。薄味で。
 個人的には餃子4個とシュウマイ2個のミックス定食がおすすめかしら。

○オオハシ(五反田)
 嫁の前務めていた会社のすぐそばにある中華屋。嫁と現在近所に住んでいるH氏と共に、一時期週2回以上その店でレバニラ定食を食べていた。名物はもやしそば。シンプルなしょうゆラーメンにもやしいためのあんかけがかかっているだけなのだが、なんとも懐かしい味付けで多くのファンを持つらしい。私は個人的に、絶対無くならない限定塩ラーメン&ご飯がいいかも。

○広州ラーメン(五反田)
 全国売上ナンバーワンのセブンイレブンを経営していた会社が開店させたというへんてこなお店。でもアホ社長の道楽による新規事業と思うなかれ。うますぎるメニューの数々。ビンビールとエビ蒸し餃子をつまみつつ、ワンタンメンと高菜飯を頼めば至福のひと時を味わえます。

 …ちきしょーやっぱり自分で行きたくなってきた。
 つーか夜中12時だっつーのに腹へってきた…こんな内容書かなきゃよかった。何くおっかな♪
 デブ道まっしぐらな僕でした。

■J

2003.7.10.
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