しまたかのライカで行こう!

「第33回 写GIRL展」 のお知らせ
2011年11月24日(木)〜29日(火), 午前10時〜午後6時
会場 横浜馬車道アートギャラリー (JR関内北口から徒歩5分,市営地下鉄関内/馬車道方面9番出口より徒歩1分, みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩5分)

しまたか は25日(金)終日,26日(土)午前 会場に居ります。

ライカで行こう!

Mマウント 標準レンズ

エルマー 5cm / F3.5

M_Elmar3.5.jpgLマウントのエルマーと言えばF3.5が一般的ですが,MマウントのF3.5エルマーも1954年〜1961年の間,約13,000本ほどつくられました。

それほど珍しいものとは言えないがご愛嬌で一本。 写りもコーティングしてあるLマウントのエルマーと同じように思います。


No:1186124 1954年 ドイツ製

沈胴 ズミクロン 50mm / F2

製造番号:1303337 1955年 ドイツ製

ズマリット 50mm / F1.5

smrt50.JPGどこまで絞ってもかりっとし過ぎないレンズです。F1.5と当時としては明るいレンズだけあり,筐体は大きく重いです。また開放付近では,フレアーに加え焦点移動が起こることが認められており,作画上の意図がある場合を除きF2.8くらいから使う方が無難のようです。



No:1515850 1957年 ドイツ製

デュアル・レンジ ズミクロン 50mm / F2

sumi50by2_3.jpgDRはデュアル・レンジ(Dual Range)の略で、ヌーキーと呼ばれるメガネのようなものをレンズに装着することで最短撮影可能距離が約7050cmになり,ヌーキーが装着されていない場合のそれに比べ30約50cm短縮されます。

ちょっとしたマクロ撮影の気分を味わいたい方には重宝がられるレンズです。ただしM型ライカのようなレンジファインダー式カメラで,ピント調整とボケなどのバックの処理をシビアに行うのは正直言って難しいです。

近接用に設計されているこのレンズは,人物撮影で言うとバスト〜ウェスト・アップの距離での撮影にパワーを発揮します。そのせいか,「無限遠でのピントは今一つ来ない」というジンクスがあるようですが,あまり無限遠を撮らない私は真偽のほどは分かりません(ごめんなさい)。

フィルター:E39mm

[1]No:1885252/1961年, [2]No:1961865/1962年 いずれもドイツ製

ズミクロン C-40mm

C-Summicron40.jpgこれは本来ライツ(・ミノルタ)CLの標準レンズとして開発されたものです。「フィルムの対角線の長さと同じ焦点距離を持つレンズが標準レンズ」とするならば,まさに40mm前後のレンズが標準ということになります。

ライツ社終盤の頃のズミクロンは,Rマウントも含め優秀なレンズが揃っていると思います。このC-40mmの設計・製作にはかのミノルタ社がからんでいるという話ですが,コントラストの高さ,精緻な描写,発色の良さなどどこをとっても大変良いレンズだと思います。ただ、最初期のズミクロン独特の線の細さと柔らかさと比べると,少しばかり硬さが目立つように思えるかも知れません。

No:2639677 1973年 ドイツ製

ミノルタ M−ロッコール 40mm / F2

M-Rokkor40.jpgこちらはミノルタCLE用に開発された標準レンズで,外観もズミクロン C-40mmに共通するところが多いように見えます。

緑の発色はM-ロッコールの方が深く,また適度な柔らかさが残された描写をするように見えますので,個人的にはC-ズミクロン40mmよりもM-ロッコール40mmの方が気にいっています。

No:2113658 日本製

ズミルックス 50mm / F1.4 ASPH

ズミルックス50mmF1.4チタンインナー・フロート採用で,撮影距離に応じて後群が移動するしくみになっているそうです。

フロント・キャップは,チタンの削りだしで,ずっしりとした手応えを感じます。

フィルターは,E46を使います。

製造番号:3982363 ドイツ製

ライカトップライカアクセサリーアメブロ 最終更新日: 2011年11月12日

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