元の発言 [ Re: 神社形式 ] お名前 [ ちょっと一服 ] 日付 [ 5月31日(金)22時55分25秒 ]
>> この辺りは鳥越憲三郎著『古代朝鮮と倭族』(中公新書)
>> に現地での調査報告があります。
>> その第3章「邪霊の侵入を防ぐ神々」に,
>> 「馬韓伝の蘇塗」(第114頁)の段あり。
>> 結論としては,その痕跡を済州島に認め,
>> 雲南省アカ族の習俗に起源を求める結構です。
なるほど既に神社形式が類似している事で注目して調査した人がいるわけですね。
これが邪馬台国論争ではあまり論議されないのは何故でしょう。
>> 神社以外に,古墳との関連も深そうです。
>> 韓国の学者の中には,
>> 「倭人の習俗を誤って韓伝に記したのではないか」
>> という人もいたほどだと思いますが,
>> 大雑把に言うと,
>> 半島にも列島にも南方起源の,この種の習俗があり,
>> 主として列島に残ったものか,という推理も可能です。
>> また,
>> 馬韓と倭(日本)両方への対応としては,
>> 稲作伝来第2波(江南ルート)があります。
>> でも,神社にしろ古墳にしろ,十把一からげはダメでしょうね。
>>
>> 列島を基点に考えるのも魅力的です。
列島から半島への移動は難しいと思います。もっと後の時代なら別ですが。
>> ま,研究中です。
『又出細尾鷄、其尾皆長五尺餘。』など日本の尾長鶏のルーツではないかと思われるものも書いてありますね。
神社にしろ、尾長鳥にしろ日本的なものの象徴が韓国をルーツにしているかもしれないというのは実に面白い。
神社は南方起源の可能性の方が強いかもしれませんが。
インドタミール地方には似たようなものはないのでしょうか。
世界不思議発見かなんかでやっていたような気がするんですが。
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