元の発言 [ Re: 神社形式 ] お名前 [ 牛頭天王 ] 日付 [ 6月5日(水)19時42分33秒 ]
>> ですから「神として祭る亡霊」というのが正しいような気がします。
倭人伝には「鬼道」とはあるが,「鬼神」とはないみたいです。
ですから,深く追求しなければ,倭人伝の「鬼道」とは,
当時の中国で流行っていた道教そのものではないか,
という見方が妥当か,ということになるでしょう。
深く追求する場合には,アジア一帯の民俗とともに,
記紀・風土記・民間信仰なども参考にしなければなりません。
東夷伝の中で,明確に「鬼神」信仰の見られるのは,
烏丸,高句麗,韓伝みたいですね。
この「鬼神」とは何か,という視点も重要になってきます。
かなり興味深いことが,いろいろと書いてあります。
そして,倭の「鬼道」と半島の「鬼神」について,
この辺りの差は何を意味するのか,という視点も重要になってきます。
辞書的な意味とは,また別の探求も必要になるかもしれませんので。
>> これは座敷わらしのように家の中にいいるもので、外の結界を作る為の道祖神とは意味が違いますね。
ですから,男女一対の御神体の件とか,イタコの件です。
中央から派遣されて地域振興に功績のあった役人夫婦を,
神サマに祭り上げることがあったのではないか,
神社の御神体にすることまであったのではないか,とかの,
そういう視点を示唆してみたわけです。
ただし,様式としては,中世以降との説があります。
神サマに食べ物を捧げる営みの原点についての考察を含みます。
>> これもこの世とあの世の結界を表していたのではないでしょうか。
石積を「タプ(塔)」と呼ぶそうですが,
これは村に悪霊などが入らないようにするためのものだそうです。
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