横浜
銀座
3/BBC
97.7.30
銀座は東京ラーメンの老舗、直久の真向かいという挑戦的な立地。店はもともと長崎ちゃんぽんや皿うどんが専門の長崎系の様だ。それで「とんこつ」などとかいてあるものだから、てっきり九州系かと思いきや、トンコツベース、トリガラブレンド、醤油味のばりばりの横浜ラーメン(^^;。スープはまぁ、東京にある横浜ラーメンとしては不もなく可もなく、といった感じだが、決してまずくはない。麺は横浜系としてはやや細い部類だがちゃんとコシがあって、そこそこ。チャーシューは異常にまずいのでチャーシューメンはお金の無駄
。トッピングがないし、ショウガもおいてないので誉めるほどの店ではないが、横浜ラーメンの雰囲気は味わうことが出来る。
東京(?)
九段下
6/ABB
2001.11.28
スープは鶏ガラベース、トンコツブレンドの醤油味で、かなり和風ダシが強め。ちょっと食べた感じでは一本気@朝霞台を彷佛させる。しかし、スープを煮だしている温度はこちらの方が高い感じで、味もこちらのほうがはっきりしている。トンコツあたりから出ているのか、スープ表面 の脂がやや邪魔な感じだが、それを差し引いたとしても無化調うんちく系としてはかなりハイレベルのスープ。これでもうちょっと温度が高ければより理想に近付くのだが、やや温めのスープは減点要素。ここら辺は人気店の宿命か。麺はやや細めの縮れ麺。量 自体が若干少なめな感じだが、 品質は十分に満足できるもの。チャーシューも不満がでない程度に美味しい。
東京
千代田区神田神保町1-4
03-3294-0279
神保町 日祝
1/CBC
92.7.21
いわゆる東京ラーメン。トリガラ、トンコツなどでダシをとった、透き通ったスープである。値段は非常に安い。まあ、学生街の定食屋と行った感じ(実際そうなんだと思う)。金のない時にはいいと思うが・・・
横浜
戸田
6/ABB
2000.9.8
吉村家直系とのことだが、おろしショウガがテーブルの上になかったり、お決まりの「麺の硬さ、脂の量 、味の濃さ」の調節についての解説がなかったりと、ちょっと変わってる。麺は酒井の太麺ストレート。スープの絡みも良く、コシもある。スープは最近の家系の平均に比べると豚骨寄り。そしてデフォルトでも味がかなり濃いめ。鶏のダシが弱いのと相まって、ちょっと塩分に頼りすぎの印象が強い。美味しいには美味しいのだが、絶品という感じでもない。チャーシューは家系としては超絶的に美味しいのだが、これもちょっと味が濃すぎ。まぁ、スープとのバランスという点では良いのだが、スープ、チャーシューともにもう少し塩気を抑えた方が良いだろうなぁ。万人受けという感じではないのだが、こってり好き、味濃い目好きであればかなりの高評価が期待できるだろう。横浜以外にある家系としてはトップレベルだと思う。
横浜
平沼橋 日祝
7/ABA
96.7.29
麺は中くらいのやや固めの麺。コシがある、という感じではなく、おそらく水分が少なめなのだろう。スープは豚骨だし醤油味で、横浜ラーメン系。こってり具合は家系だが化学調味料がやや多めに加えてあるようで、少し舌がしびれる。チャーシューはこの手のラーメンにしてはめずらしく美味しい。若干味付けがこいが、スープの味も濃いめのためバランスは悪くない。トッピングの内容、味などからおそらくは家系の流れをくんでいるようだが、麺は通常のそれに比べるとやや細め。家系の弱点であるチャーシューが強化されているところは非常に評価されるので、あとはスープが麺によくからむように工夫されることが期待される。
種類:東京西部
場所:志木
評価:6/ABB
2004.11.9
コメント:よくもまぁ、こんなわかりにくいところに店を出したね、というような場所にある。太い道からも遠いし、さらに奥まった路地の中にある。場所としては最悪中の最悪(^^;
で、ラーメンだけど、まず、麺。麺は二種類用意されているみたいだけど、今日は普通の縮れ麺。加水率は標準よりやや高いかな、って感じのものだけど、品質は非常に良い。コシも十分だし、スープも良く絡むし、かん水臭さもない。
スープはトンコツベースの醤油味で、カツオのダシが強めに効いている。このスープがまたハイクオリティ。やや酸味が強めなのは気になるが、これは好みの問題か。非常に高いレベルでよくまとまっていると思う。
チャーシューは味付けは非常に良いのだが、肉の質がイマイチなのが残念。次に行ったときはあっさり&太平麺を試してみるつもり。こちらも期待大。
東京
秋葉原
0/CCC
97.8.22
秋葉原駅にある行列店。行列の秘密は450円(サービスデーは350円)という安さ。スープはトリガラベース、ショウガ、タマネギなどの野菜を加えたダシに醤油味の返し。方向性は個人的に好みだが別にうまくない。麺はやや細めの微妙に撚りが入ったタイプ。コシがなくてイマイチ。チャーシューは非常に薄っぺらいのがわずかに入っているがまずいので、これなら入れないほうが良いかも。伊峡@神保町や直久@有楽町などと同じで、この値段でまともなラーメンを期待する方が間違ってると思う。したがって、「たいしたことない」などと評価すること自体野暮かもしれない。財布を忘れたとき、めんめん、がんこ、山形家まで歩くのが面倒なとき等には良いかも。オープンエアタイプなので夏は暑い。
東京
船橋
1/CBC
96.7.19
ザウスの中にあるレストラン。いわゆる東京ラーメン。どこをとっても取り柄がない。まずいゲレ食までリアルに再現しなくてもいいと思うのだが、ま、いっか。スープの評価はかなり甘め。
本郷三丁目
東京
5/BAC
99.1.13
麺はやや細目、加水率高め。きちんとコシがあるが、化学調味料を入れないスープを十分に引き立てるほどの品質ではない。スープは豚骨をベースにトリガラ、野菜、煮干しあたりでダシを取ったもの。無添加を標榜しているが、それなりにきちんとダシがとれていて、「スープ単品なら」旨い。でも、ここはラーメン屋。例によって「化学調味料、入れた方が美味しいんぢゃなの?」系。チャーシューはほとんど味のしない煮豚で、化学調味料なしのスープではそこそこ生きているが、別に取り立てて誉めるほどのものでもない。
北海道
渋谷区道玄坂2-6-10
03-3477-7867
渋谷 無休
10/AAA
96.2.16
麺は手稲の小林製麺製でコシがあり、一級品である。スープはノーマルではトンコツ中心のようだが、麺のバランスが悪い。これをベースにタンタンメン風に仕上げたコタンは今一。一方、味噌味だとにんにくの無粋な風味が消えて、非常に味がよい。この店では絶対味噌ベースにすべきである。チャーシューは味噌系とその他で違うものを出しているようだが、味噌系は旨く、その他はまずい。メニューで一押しはカムイ(辛味噌)でこれなら10点。その他だと2点。なお、テーブルにおいてあるにんにくを使うとすべてが台無しになるので絶対に入れてはならない。
北海道
原宿
2/ACC
95.7.10
麺はコシがあり、味も良い。はっきり言って一級品である。しかし、スープが今一つである。トンコツをメインにダシをとっている、横浜ラーメン的な味わいであるが、どうやら市販のすりおろしニンニクをいれているようである。これが合成調味料的な味わいを出してしまっている。また、スープと麺のバランスが悪く、アンバランスなものになっている。これは全く個人的な好みなのかも知れないが、北海道の麺に横浜、ホープ軒系のようなトンコツスープは合わないような気がする。チャーシューも今一つの領域をでず、せっかくの麺の高い評価が台無しである。店の姿勢自体は悪くないので今後の頑張りに期待したい。
東京
二の橋近辺
三田
6/ABB
97.12.30
おそらくトンコツベーストリガラブレンドで、他に野菜などからダシを取った醤油味で和風だしの返しの東京ラーメン。やや油が強めで麺への絡みが甘いのが残念。多加水系で中位の太さの縮れ麺はコシもなかなかで上質の部類。チャーシューはやや固めのものだが味はそこそこ。パートによって味が変わってしまうのが惜しいところだが、まぁ、許せる範囲。もともと勝丸にいた人が独立してはじめたらしいが、勝丸と比較しても見劣りはしない。
東京
東京
6/ABB
95.6.22
東京駅の八重洲地下街の八重洲ブックセンターよりにある。古き良き東京ラーメンといった感じで、とても好感が持てる。この手の「定食屋」風の店でもこういったラーメンが食べれることは嬉しいことである。トリガラスープはあっさりしていて、濁りがない。麺は中ぼそで、一見頼りないが、コシがあり、かなりしっかりしている。チャーシューはやや硬めで、評価の別れるところであるが、私の好みではない。全体的にレベルの高いところでまとまっていて、八重洲ブックセンターの帰りにちょっとよってみたくなる店である。醤油ラーメンしか食べたことがないが、塩、味噌もある。近いうちに挑戦してみようと思う。
横浜
小樽市稲穂3-8-11
0134-25-7030
小樽 水曜
5/BAC
95.4.22
小樽の駅から5分程度のところにある。スープはトンコツベースで札幌ラーメンと言うよりは横浜ラーメンに近い。創業はかなり前のようなのでもしかしたら横浜ラーメンのルーツなのかも知れない。麺は中細でコシがしっかりしている。しかしながら、かんすいが強いのか、麺からアンモニア臭のようなものが感じられ、トンコツの臭いの中でもそれが気になる。チャーシューはかなり薄く切られていて、その味わいを楽しむことが出来ない。また、ミソ味にするとかなりミソの味が前面に出てしまい、好みが別れてしまうだろう。「スープはなるべく飲んで下さい」とかいてあるが、あれだけこってりしていると、飲み干すにはかなりの度胸と体力が必要だろう。
東京
鶴見
2/BCB
2000.10.18
麺は細くて縮れたもの。見た目はかなり心許ないし、作っているのを見てもかなり雑に見えて、「こりゃぁ期待薄」って感じだったけど、いざ食べてみるとスープの絡みが滅茶苦茶良い。この麺はなかなかの良品。しかし、やはり調理の方に難があって、コシとかは今一。きちんと作ればきっと美味しい麺なのに、残念。スープはやや豚骨よりの東京ラーメン。ダシの出具合とかが甘くて、まずいとは言わないけど、美味しいってものではない。ただ、麺の良さに助けられて、その長所がきちんとアピールされているのが救い。チャーシューはなかなか美味しいのだが、いかんせん、スープとのバランスが悪い。味が濃すぎて、全体の中で浮いてしまっている印象。
京都
京都市左京区岡崎北御所町28-4
3/BCA
2003.11.16
麺は細めのストレート。スープの絡みはまぁまぁだけど、コシが弱い。スープはトンコツベースのこってり塩味だが、例によって味が薄め。脂はそれほど濃くないのだが、味付けが薄いのはちょっと残念。チャーシューはなかなか美味しい。
種類:東京
場所:池袋(豊島区東池袋1-14-13)】
評価:6/ABB
2004.8.14
コメント:麺は細めでよりの入ったタイプ。標準に比べるとちょっと加水率が低めに設定されているのかなぁ、ぐらいの印象だが、食感も悪くない。スープは良く絡むしコシも十分の良品。
スープはややとんこつ寄りと思われるトンコツトリガラブレンドのしょうゆ味。トンコツ系の脂のせいでやや味がボケ気味であることは否めないが、色々なトッピングが決して喧嘩せず(揚げレンコンは不要だと思うけど)、いい感じでまとまっている。醤油の味はなかなかなので、もうちょっとトリガラ寄りにしたらもっと味が出る気がするのだけれど、ま、いっか。
チャーシューは肉の質はそれほど良いとは言えないが、味付けは悪くない。ひかり町の中では今のところかなり上位にランクされると思う。
北海道
札幌
4/BB-
97.1.21
札幌東急の地下にある店だが、地元のタウン誌などで紹介されておりかなりの有名店であろう。札幌ラーメンとしてはかなりさっぱり目のものとなっている。麺はコシ、スープの絡みとも不もなく可もなく、といったところ。スープはかなり薄めの味付けで麺とスープの絡み具合を考えると今ひとつ。また、胡麻油(?)がかなり大目に入っており、ここも好みの別れるところ。チャーシューははいっていなかったので評価せず。デパートの地下、ということで大晦日もやっているところは評価できる。
種類:北海道
場所:池袋【GPS情報】
評価:2/BCB
2004.9.20
コメント:函館ラーメンの店ということで、ベースは塩ラーメン。
スープは鳥ベースで野菜や海産物を加えてダシを取ったもの。かなりあっさりしたものだが、脂分は多い。スープは2タイプあるようで、今回食べた全部入りっぽい「いっぱいラーメン」は通常の塩よりもかなりエビや貝の味が強め。まぁ、こういうのもありだとは思うのだが、やはり塩ラーメンにありがちな「薄味」のスープである。ちょっとこれで麺を食べさせるのは厳しい。ちなみにデフォルトの塩のスープだと、さらに厳しい感じがする。
麺は細めのストレート。ややコシの点で難はあるが、悪くはない。
チャーシューもそこそこのクオリティで、特にマイナス要素はない。
ま、お酒飲んだ後の仕上げとかなら良いかもしれないが、僕なら飲んだ後でも他の店に行っちゃう。ちなみに、半熟の煮卵とか、メンマとか、えびワンタンとかのトッピングはどれもなかなかの質。でも、ラーメン屋に具を食べに行くわけじゃないからね。
福岡
六本木
6/ABB
2001.10.23
麺は細めのストレート。やや潰れるような食感だが、スープの絡みも良いし、コシもある。九州系としては標準のレベルだが、十分に満足のいく品質。スープはトンコツベースの醤油味。味濃いめで注文したせいもあるのかもしれないが、どうもグルタミン酸っぽい甘味、酸味があるのが気になる。もうちょっとマイルドでも良いのにな、と感じたので、次からは味濃いめ指定はやめようと思う。ダシ自体はきちんととれていて、質は高いと思う。チャーシューは九州系としてはハイレベルだと思うが、普通 に評価すればBがいいところ。
福岡
福岡市中央区渡辺通り4-6-20
092-724-6766
天神
無休
7/特ABB
98.1.29
まず、席に着くと麺の硬さ、チャーシューの有無、味の濃さ、秘伝のタレの量、ニンニクの量、ネギの有無などを書かされる。出てくるどんぶりは正統派の福岡系。スープはトンコツベースの醤油味で、秘伝のタレによってデフォルトでピリ辛程度(抜くことも可能)。かなりあっさりした感じだが悪くはない。麺は98.1.7から大改革したそうだが、確かに良質でうまい。九州系でもここまでしっかりしたモノはあまりお目にかかったことがない。チャーシューもそこそこ。食券を買ったり、店から出る際にはテープに録音された挨拶が流れるし、紙に好みを書かされたり、店のあちこちにうんちくが書かれたりと、無機質なサービスが苦笑を誘うが、店員の教育などはきちんとしている。うまみ汁がテーブルには置いてないが、替え玉をすると上から出てくる。
北海道
町田
9/A特AC
91.8.25
西山麺を出す店。正統派の札幌ラーメンで関東地方では随一ではないか。シナチク、ネギ等も一級品を出すが、これらは午前中で品切れになってしまうことが多い。注文は塩味がお薦めであるが味噌味でも可。
98.11.5
10/AAA
スープは恐らく豚骨が中心、各種野菜を加えてニンニクやショウガなどの薬味を強めに効かせた薄口あっさりスープ。このスープにたっぷりのモヤシを加えて中華鍋で煮たものがベース。味噌、醤油などだと調味料が強すぎてバランスが今ひとつだが、塩だと非常にデリケートで美味しいスープになる。麺は西山で、デフォルトでも十分美味しいが、固めが好きなら「麺固め」も可能。チャーシューは薄口スープに合った、最小限の味付け。これがまたなかなかに美味。こってり、濃い口のスープが全盛の今のラーメン界にあって、北海道系あっさりスープが楽しめる貴重な店である。なお、メンマはかなり味付けが濃く、塩ラーメンの場合はバランスを崩す要因となる。食べ始める前にレンゲの上に乗せて隔離してしまうのが良いかも。なお、チャーシューはすぐに売り切れてしまう幻のメニューなので、これを確実に食べたいなら12:00前には行っておきたいところ。
横浜
たまプラーザ
1/CBC
99.2.27
麺はやや太めの縮れ麺。コシはいまいち。スープの絡みはまぁまぁ。スープは北海道系を標榜しているため、味噌(札幌)、醤油(旭川)、塩(函館)と3種類用意されているが、一番当たり障りのない醤油を食べてみたところ、何故か豚骨ベース、トリガラブレンドのばりばりの横浜系。これをもって「旭川系」と名乗る神経を疑うが、それはともかく、味の方はそこそこ。チャーシューはまずい。店構えからは「壱源」「味源」などの小林製麺系を連想するのだが、何故か店の中にある麺箱には「無邪気」の文字が。そういえば、麺もスープもチャーシューも無邪気に似てる。店の登録をみると「ムジャキフーズ」の文字も(^^;。無邪気チェーンとしては質が悪い部類。
東京とんこつ
神保町
1/BCC
2003.1.10
麺はやや太めでちょっと加水率がたかいのかな、といったもの。スープの絡みは普通 。コシはそこそこ。スープは豚骨ベースの醤油味で和風だしが強めに効いたもの。背脂が浮いている東京豚骨タイプ。というか、最近のはやりを全て押し込んだという感じ。まとまりが悪く、「評判のいいところを全部導入すれば良いというものじゃないでしょ」と言いたくなる。チャーシューは別 にまずくはないが、美味しくもない。
福岡
荒川沖
つくば市桜2-1-7(場所はここ)
1/BCC
2004.3.30
つくばでは珍しい九州系のお店。麺は細めのストレート。替え玉可能で、もちろん麺の固さも指定できる。麺固めで頼めばコシはそこそこ。スープはトンコツベースの白湯スープ。こってり感はなく、いわゆるトンコツライト。コクも今いっちょで、味付けも今いっちょ。テーブルには高菜があるので、それをばかばか入れたくなる(というか、実際おいてあった容器の半分ぐらいを入れてしまった)。チャーシューはまずいが、九州系なら仕方のないところか。まぁ、つくばにいて、「今すぐ九州系のラーメンが食べたい、いてもたってもいられない、あーーー、我慢できない」っていう状態の時には良いかも。
福岡
福岡市中央区舞鶴2-1-8
3/BBC
2002.10.26
麺は細めのストレート。他の博多のお店に比較するとやや加水率が低い印象。 スープの絡みが今一つだが、悪くはない。スープはトンコツベース鶏ガラブレンドの白湯醤油味。醤油が前面 にでたやや甘みがあるスープで好みが別れるところ。 チャーシューは普通のレベル。
独自
成増
10/AAA
2001.5.6
麺はやや細めの撚りが入ったタイプ。コシもあるし、スープの絡みも良い。スープはトンコツベースの塩味で、無理に分類すれば九州系かもしれない。それなりに濃厚なスープだが、嫌みもなく、適度なこってり感が良い。替玉 をしてもそれほど風味が損なわれないのも好印象。トッピングの高菜を入れると辛味スープとしても楽しめる。チャーシューも出来が良く、ラーメンとのバランスも良好。「これはっ!」と驚嘆するようなラーメンでもないのだが、すべての要素にわたってほとんど減点される要素がない。ふと気づくと満点だった、という印象。
3/CBA
2001.7.8
スープのコクが前回と比べて随分と失われていた。夏になって、ブタが痩せてしまったということもあるだろう。脂分が空回りしてしまっていて、良くある、濃厚なだけの九州系になってしまっている。ただ、これはスープの性質上、仕方がないところもある。もっと残念なのは、麺である。麺固めで注文したにもかかわらず、麺は茹で過ぎでコシがない。これは明らかに技術的な問題である。チャーシューだけは相変わらずレベルが高かったが、これでは3/CBAがやっとである。
東京
新宿区荒木町22
03-3353-8752
四谷三丁目 日祝
3/BBC
90.1.29
スープはトリガラ中心の東京風醤油味。スープ表面にはかなり油が多く、塩気は薄目。麺が日本一細いのが売りだが、九州系であればそれほど珍しくない程度。ただし、縮れ麺で、滅多にお目にかかれない代物であることは確か。チャーシューはかなり堅めで味があまりなく、全然うまくない。海苔を大量 に使ったエリマキラーメンはこの店の売りで、確かに楽しめるが、個人的には生にんにくを加えたにんにくラーメンが好き(たぶんにんにくエリマキとかも注文できるはず)。近所のコンビニで生麺を売っているので、おみやげにして家で食べることもできる。最近場所が道路の反対側に変わったらしい。
東京西部
富山県富山市千歳町1丁目 場所はこちら
6/BAB
2002.8.9
自称無化調のお店だけど、良くあるうま味のないのとは違う。しっかりと味があって、なかなか食べさせる。豚骨ベースのしょうゆ味で、和風ダシが効いていて、さらに背脂が浮いているという分類屋泣かせのラーメン。麺はやや柔らかめだがその分スープは絡む。この柔らかいのは地域性なのか、この店の特徴なのかはわからないけど、個人的にはもうちょっと固いのが好み。チャーシューもなかなか美味しいと思う。東京からわざわざ食べに行くのは論外としても、ちょっと用事があって出かけたら、吉野家で食べるよりもこっちの方が幸福な気分になれると思う。
東京トンコツ
九段下
4/BBB
2002.3.4
麺は細めと太めが選べるが、今回は太麺。切り口が四角くて、かなりぷりぷりした感じの麺は東京トンコツでは珍しいタイプ。スープは今一つ絡まないが、この歯ごたえは好きな人は好きだと思う。スープはトンコツベース、醤油味、背脂入りの正当派東京トンコツ。モヤシがちょっと邪魔だが、スープ自体はそれなりに味が出ていて、この手のジャンルではかなり上質の部類。チャーシューもそれなりに食べさせる。東京トンコツでこの手の主張をするのは如何なものか、と思わないでもないが、なぜか蘊蓄系。すぐそばに斑鳩があるので、色々と工夫しているのかも知れない。「九段店」と書いてあったからチェーン展開をしているんだろうけど、その割には意外とマトモだった。
北海道
港区赤坂3-7-9
03-3583-6051
赤坂
7/ABA
94.10.11
麺にはコシもあり、歯切れも良く、神田の中華料理屋「胡桃」とよく似たタイプである。スープは見た目こってりしてそうだが、実際はそうでもない。スープはあまり評価が高くなく、BとCで迷うところだが一応Bとしておいた。たまプラーザにも「赤坂一点張」という名で支店を出している。
横浜
八王子市台町1-17-8
0426-26-9948
八王子 無休
3/CBA
97.10.30
トリガラベーストンコツブレンドの醤油味、若干背脂が浮いているが、まぁ、横浜系と言って差し支えないだろう。スープはややこってり目だがダシが弱めで旨味が少ないのが残念。麺は中位の太さの縮れ麺だが、食べ始めた直後でもかなり柔らかめ。熱めのスープのせいもあって、ほどなく麺は超柔麺状態に。もうこうなると評価以前の質で、がっかり。チャーシューだけはうまい。かなりの有名店で、平日の午後でも行列したりするが、勿論行列する価値はない。確認していないが、頻繁に行列しているのならなんじゃん桂認定。アレ系指数1。
中華
横浜市西区南幸町1-5
045-311-0608
横浜
0/CCC
97.9.20
麺は細めのストレート。やや固めだが、スープの絡みは非常に悪くて全然だめ。スープは鳥ガラベースの醤油味。これもだめ。チャーシューは八角が効いた中華風。これもまずい。店はいかにもまずそうな外見でいわゆる「アレ系」。と、ここまではチャーシューメンの評価。ここの売りのタンメンだと、麺はやや太目の太平タイプで、まぁまぁ(B評価)。スープも魚介系のだしをとったスープで野菜を炒めたもので、コショウがいい感じで効いていてポイントが高い(B評価)。まぁ、ラーメン不毛の横浜駅西口の中ではややまともな部類?タンメンだと総合評価は2点。
福岡
渋谷区広尾1-3-13
03-5420-2225
恵比寿 無休
6/ABB
97.10.12
一風堂首都圏参入第2弾の店。開店当初は酷い店だったが、今は多少改善されている。スープがラ博店に比べてかなりあっさりしていて、お湯の味がする。ラ博同様赤丸、白丸とあるが、白丸だとあらが目立つ。また、高菜が有料のため味のコントロールにやや制限があり、マイナスポイント。B評価はやや甘め。麺はなかなかのものだが、スープの絡みは今ひとつ。これもぎりぎりでA。チャーシューはラ博店よりはまし。どの部分もぎりぎりで上のランクになったが、一つ間違えると1/BCCとなっても不思議がない。首都圏で一風堂に行くのならこちらではなく、ラ博店に行くことを薦める。
九州
横浜市西区みなとみらい2-3-2 クイーンズイーストB1
045-227-6305
3/ACB
2002.6.27
店ごとに波が大きいのが特徴の一風堂。ここはできて間もないせいか、一風堂の標準的なレベルには到達していない印象。麺はさすがにクオリティコントロールができているのか、それなりに満足できるレベル。スープは豚骨ベースの塩味だが、ニンニク系の調味料に頼りっきりの印象。しかも、スープの味を変えちゃおうと思っても辛子高菜が有料。チャーシューは九州系としてはかなりハイレベル。十分に楽しめる。ちなみに食べたのは赤丸新味。
福岡
早稲田
5/ABC
98.12.8
スープは豚骨ベースの白湯。一風堂@恵比寿のような「がっかり」レベルではない。ただ、手放しで誉めるほどのレベルでないことも確か。B評価は甘いような気もするのだが、Cをつけるとしたら一風堂の本当の実力を知っているが故の厳しい評価である気もする。麺はコシ、スープの絡み、後味、どれをとっても欠点は見あたらない。チャーシューは八角がきつすぎて、標準レベルか、それ以下。まぁ、ラーメン激戦区といってもただ数が多いだけという見方もある早稲田周辺としては、ややましなレベルだろう。
福岡
横浜市港北区新横浜2-14-21
045-471-0943
新横浜 火曜
8/AAC
94.8.10
近年は東京でもおいしい博多ラーメンを出す店が多くなったので、それほど目新しくない。麺は細くてコシがあり、かなりおいしい部類にはいる。スープもトンコツ、昆布、にんにく、ショウガ等のダシがよくでていて味に深みがある。このスープはどちらかというとさっぱりしていて、替え玉の時にはやや物足りなく感じる。また、若干味の濃さにムラがあり、塩っ辛く感じるときもある。しかし、うまみ汁もあり、にんにくも自分で破砕して入れるタイプなので、博多ラーメンを食べ慣れていればおいしく食べられる。本店は福岡の今泉1丁目にある。また、恵比寿の明治通り沿いにも支店を出した。
東京トンコツ
秋葉原
2/BCB
2002.11.23
麺は細目でごく弱くよりが入ったもの。ややぼそぼそした感じだが、絡み、腰ともまぁまぁ。スープはトンコツより鶏ガラブレンドで背脂の浮いた東京トンコツ。しかし、ばりばりの東京トンコツかといえばそうでもない。東京西部と東京トンコツのキメラといった趣き。別 にまずくないけど、何か特徴がなく、良いところ取りで結局何も主張がない、って印象。チャーシューは焼き味のついたタイプで、焦げ目からは苦みがスープに溶け出す。チャーシュー単品としては美味しい部類だが、ラーメンの具としてはややバランスを崩す原因。
東京西部
朝霞台
月曜
朝霞市三原1-19-5
048-467-5171
2000.3.1
7/ABA
スープは鶏ガラベースの醤油味。魚系のダシを適度に効かせた東京西部系。で、素材こだわり主張系、かつ脱化学調味料ということで、最近のはやりのタイプ。味自体は悪くないが、化学調味料を使わないせいで味がぼけているのを塩分で補っている印象。スープだけ飲むといささかしょっぱい。麺はやや細めで、弱く縮れたもの。スープの絡みが今一つだが、スープ自体がかなり濃い味付けなので、それほど気にはならない。コシは徐々に失われていくが、食べ初めの頃がやや固めなので、十分合格点。A評価はやや甘め。チャーシューも味付けがやや濃い目だが、スープとのバランスが取れているし、かなり高品質。ちなみに塩味スープも出しているが、こちらだと薄味で、油が多いため、味が一層ぼけてしまっている。麺へのスープの絡みの悪さも顕在化してしまい、やや甘めで評価しても5/BBA。
味噌ラーメン評価
2002.1.6
4/ACA
味噌をかなりおさえめにして「味噌味」というよりは「味噌風味」という感じに仕上げているところが工夫の見られるところ。確かにこれならダシも死なないし、味噌の雰囲気も味わうことができる。しかし、ここまで繊細に仕上げてしまうと、もはやラーメンという感じがしない。
再評価
2005.2.27
10/AAA
長い間満点をつけるのに慎重になっていたわけだが、クオリティコントロールもしっかりしてきているし、旧タイプの麺を選択できるようになるなど(開店直後はストレート、今はデフォルトで縮れ麺)、選択の幅が広がった。また味噌野菜のっけそばも味噌好きには是非お勧めしたい一品。ということで、めでたく10点満点の名店の仲間入り。
和歌山
新横浜ラーメン博物館内
新横浜
3/BBC
98.10.3
ラ博に期間限定で開店した和歌山ラーメンの店。麺はやや細めで、柔らかめ。表面にとろみがあり、「茹ですぎ」の印象を受ける。そのくせスープの絡みが今ひとつというのも不満。B評価でも若干甘め。スープは豚骨ベースに和風だしの返しが強めにきいたもの。まっち棒@池尻大橋のスープに比べるとかなり薄く、和風だしだけが宙に浮いてしまっている。その結果、魚系の酸味が全面に出てしまい、減点対象。チャーシューはまずいので、「特製」を注文するのはすすめられない。歴代のラ博期間限定店の中では劣等生の部類だと思う。この店に並ぶくらいなら、僕なら絶対にまっち棒に行く。
種類:京都
場所:北長野(長野市北尾張部758)【GPS情報】
評価:6/BAB
2005.1.30
コメント:スープは鶏&野菜ベースのあっさりと豚骨ベースのこってりタイプの2種類。あっさり味は野菜の甘味がかなり前面に出ている東京ラーメンタイプ。一方でこってりは京都、あるいは九州系のスープで、あっさりとはまったく趣が異なる。どちらもなかなか美味しいが、個人的にはこってりをお勧めしたい。なお、14時以降は生ニンニクをプラスできるが、これもお勧め。そのほかにちょっと変わった豆板醤様のものなどもあり、味は自分で調整できる。もちろん、どれもあっさりのスープに投入することは勧められない。
麺はあっさりはやや細めの縮れ麺、こってりは細めのストレートだが、どちらもやや茹ですぎ。可能であれば麺固めでの注文が必須だろう。
チャーシューは脂が多く、スープの味がボケてしまうのが残念だが、単体で見ればそこそこに美味しい。これで肉そのものの質がもうちょっと高ければ言うことないのだが。
6/BA-
徳島
新横浜ラーメン博物館
1999.9.8
麺はやや細めのほぼストレート。食べはじめのうちは適度のコシでスープの絡みも良いのだが、食べ初めて20秒ぐらいであっという間に柔らかくなってしまう。それでも「物足りない」という状態になってしまうわけではないのだが、やはり改善の余地はある。スープはとんこつをベースにし、恐らくトリガラを加えた醤油味。かなり味が濃く、「しょっぱい」と感じる部類。薄味が好きな人にはちょっとハードルが高いかも知れないが、和歌山などと比べてとんこつの脂が軽いので、胃にはもたれない。チャーシューは入っていないので評価なし。ちなみにチャーシューの代わりに豚バラの煮たものが入ってくる。これはこれで味は良いのだが、スープにも増して味が濃い。味の濃いスープを考慮に入れてもバランスは今ひとつ。仮にこれをチャーシューと同等に評価すると6/BAA。
東京
東京都千代田区内神田2-15-12
神田
0/CCC
97.6.24
麺は太平縮れ麺で多加水系の喜多方風。コシが弱く、スープの絡みもイマイチ。スープはトンコツ、トリガラハーフに醤油系の返し、これも喜多方風だが、若干背油が浮いているところが特徴。化学調味料の味が強く、嫌いな人は嫌いだろう。チャーシューはまずい。ともかく、麺を茹でながら長電話なんかしてるんだから美味いわけがない。
北海道
新横浜 火曜
8/AAC 閉店
96.3.25
本店は札幌センタービルにある。6カ月間限定のラー博出店。麺は西山のもので、まずいはずはない。スープは豚骨ダシが中心のだし汁で、スペシャルラーメンはこれに魚介類を炒めた汁を混ぜたもののようだが、イカの姿焼きのような風味がある。ふつうのラーメンはダシの取り方が悪いのか全くの薄味で評価としてはCだが、スペシャルについてはやはりそれなりの味である。ただし、かなり食べ手を選ぶだろう。チャーシューはゴムのような歯ごたえでまずい。スペシャルラーメンとその他のラーメンとの落差が激しいので、8点を付けるのは抵抗があるのだが・・・。