東京
都立大学
2/BB-
96.11.18
柿木坂交差点近くの店。「福屋」というとあちらこちらにありそうだけど、この店はここにあるだけらしい。スープは「とんこつだけからだしを取っている」と書いているけど、鰹やショウガの味がするので100%トンコツ、というわけではなさそう。店構えは九州系の感じがするがどちらかというと東京系に近い。味のほうはまぁまぁ。それほど「とんこつ」が全面に出てこないところが面白い。麺はやや細めのやや縮れ麺。ややコシが弱く、スープの絡みも特筆すべき点はない。チャーシューは未食のため無評価。角煮が売り物の店だが、角煮もまぁまぁといったところ。「普通のラーメンも作れます」と書いてあるので今度は「なまニンニクラーメン」でも食べてみようかと思う。
横浜
沖ノ鳥島
13/特A特A特A
96.4.1
麺は中細のストレート麺。こむらさきの麺を少し太くしてコシを強くしたような感じ。見た目はげんこつやの多加水麺ににているが表面があんなにぬるぬるしてないし、もっとコシがある。スープはげんこつやと同じシステムで2種類のスープを混合するもの。1つめは牛骨と豚の頭骨からダシをとっているそうで、かなり濃厚なもの。もう一つは地元でとれるアジ、平目、アンコウ、昆布からダシをとった塩味魚系タイプ。これをブレンドするのだが、客の好みでその比率を変えてもらえる。「こってり」といえば7:3、「さっぱり」といえば2:8にするそうだ。ノーマルタイプ(4:6)と3種類とも食べたが、一番のおすすめは「さっぱり」。チャーシューは和歌山から直送の黒豚肉を使っているそうで、素材の味を生かした肉厚タイプ。単品では特Aまではいかないが、スープがその味を引き上げている。スープの表面は特製のゴマ油でおおわれ、中のスープを熱いままにしているので、この下にチャーシューを沈めておき、とろとろになったところを見計らって食べるのがグッド。ただし、豚肉は2週間に1度しか送られてこないそうで、その3日後からの2日間しか食べれないそうだ。
東京
新宿区大久保2-29-8
03-3200-8836
日曜祝日
新大久保
2/CBB
98.2.3
煮干しの香りが外まで匂ってくる店。営業時間が11時から14時半までと短いのも通好み。逆にいえばかなりサラリーマン泣かせの店。麺は中くらいの太さのほぼストレート。そこそこコシはあるのだが、表面にかなりとろみが出てしまい、舌触りが悪い。また、麺がそういう状態であればスープの絡みが良さそうなものだがそうでもないのも残念。ちなみに麺の箱には大勝軒の文字。スープはトンコツベースで和風ダシの返し。匂いはなかなか強烈で期待させるものがあるのだがどうも味が出ていない。もちろんまずくはないのだが、一二三だとか、おだとかのスープには比べるべくもない。チャーシューはデフォルトで1枚入ってきて、さらに1枚100円で追加できるという親切なシステム。味も美味しいけど、Aまではいかない。余談だが、自信満々でのせてくるメンマ、これもイマイチ。ちなみに苦しくなるほど麺の量が多いので、女性だったら小盛りでもいいかも(50円引き)。見た目指数3、アレ系指数1、ホイホイ指数4でホイホイラーメン認定。
東京とんこつ
練馬区高松5-
成増
7/BAA
97.5.12
スープはトンコツベース背脂入りの東京トンコツタイプ。こくがあってこの手のラーメンの中ではかなり良い部類。ホープ軒系よりは大分上。麺は中位のやや撚りがあるタイプ。コシもあってスープの絡みも悪くないが湯切りが悪く、スープにまで灌水臭さが混じってしまっているのが減点対象。チャーシューはとろけるタイプのバラ肉だが、この手のラーメンとしてはハイエンドの一つ。全体のバランスも良く、東京トンコツの代表店の一つとしてあげることができる。まだ若い店主のようなので、今後、麺の茹で方などが慣れてくれば恵比寿の丸富を越えるかもしれない。今は粗削りだがポテンシャルは高い。
(再食)
10/AAA
1999.8.15
裏メニューの「生ニンニク下さい」にチャレンジ。うーーーん、確かに業務用のおろしニンニクを入れるよりは数段良いんだけど、ちょっとめんくいのスープには強すぎると思う。折角の良いバランスがニンニクで崩れてしまう。これは勿体ない。東京とんこつというと、あまりデリケートな印象がないのだが、ここのラーメンはさにあらず。生ニンニクを入れたのが今ひとつピンとこなかったことが、逆にデフォルトのバランスの良さ、完成度の高さを浮き彫りにした形。やはり、「とんこつ、煮バラ」あたりで楽しむのが得策という印象。ちなみに以前はちょっと減点対象だった麺が改善されていて、死角はなくなった。
(再評価)
評価:4/BBB
2005.3.13
コメント:東京トンコツの名店と言われ続けていた光が丘のめんくい。食べに行ったのは2年ぶりぐらいかなぁ?どうしちゃったんだろう。
麺は太目のよりが入ったもの。スープの絡みは良いのだが、明らかに茹ですぎ。麺固めで注文すれば大丈夫だろうが、デフォルトで出すにはちょっと柔らかすぎると思う。
スープは豚骨ベースの醤油味で東京トンコツタイプ。スープ表面には昔は存在しなかった脂の膜が5ミリぐらいある。スープの温度を高いままにキープするには良い手段だが、残念ながらこの油膜のおかげで味が完全にボケてしまっている。確かこの店は裏オーダーで生ニンニクを入れてもらえるはずだったが、思わずニンニクを入れたくなってしまう。
チャーシューはなかなか美味しい部分もあるのだが、イマイチの部分もあって、トータルで見るとB評価。
うーーーーん、たった数年でどうしてこういう風になってしまったのか、ちょっと理解不能。修正しようと思えば修正できるはずだが、恐らく何らかの信念を持って今の味にしているはず。余計な口出しをする気はないが、評価は落とさざるをえない。
東京
中野区弥生町2-52-8
03-3382-3132
中野富士見町
3/BBC
99.2.28
麺は醤油味と味噌味で変えているが、醤油だと細めの縮れ麺。味噌だとやや太めの縮れ麺。醤油の方は食べ始めるとすぐにコシが失われてきてしまい、食べ終わる頃にはかなり物足りなく感じる物。スープの絡みは悪くないので惜しい。味噌の方は麺が太いので、途中でだれてくることもなくて好印象。スープは豚骨ベーストリガラブレンドに魚系のダシを効かせたあっさり味。化学調味料無添加の店にありがちなやや旨味に欠けたスープ。ちなみに味噌味の方だとダシが味噌に完全に負けてしまっていてC評価。チャーシューはいまいち。化学調味料が嫌いな人にはお勧め。
横浜(?)
つくば市梅園(場所はここ)
0/CCC
2003.4.24
麺はやや細めの縮れ麺。能書きには「太い麺と細い麺を混ぜてある」みたいなことが書いてあったけど確認できず。ちょっと茹で過ぎな感じがする。スープの絡みは今一つ。スープはトンコツベース、鶏ガラブレンドの醤油味で横浜ラーメンに近い感じ。これも能書きは立派なことが書いてあったけど、なんかインスタントラーメンみたいなスープ。ちなみに背油がコラーゲンで云々と書いてあったけど、背油は視認できず。チャーシューも「今日入荷した肉を8時間以上タレにつけて・・・」みたいに立派なことが書いてあったわりにかなりまずい部類。この店がつくばに数店あるらしいが、客が入るのが不思議。
東京とんこつ
渋谷宮下公園の交差点(明治通り沿い、エンポリオアルマーニがあるところ)の屋台
渋谷 日祝
6/ABB
97.9.27
スープは恐らくはトリガラベース、トンコツブレンドの醤油味で香月系に近い感じ。ややダシが弱く、味に深みがないのが難点だが、まぁ食べられる。麺はやや細めの縮れ麺。屋台なのにコシがあって、なかなか好感。麺の色などからみると、これも香月関連の可能性もある。チャーシューはなかなか丁寧につくられており、味のほうもまぁまぁ。僕は大抵の屋台は馬鹿にしてかかっているのだが、ここの店主は湯きり一つとっても丁寧だし、ラーメンの「つぼ」を的確に押さえている。店主はまだそれほど年ではなさそうだし、今後が楽しみな店の一つである。屋台だとなにかと制約も多いので、早く店を構えて欲しい。
東京(?)
市役所前
3/BBC
2001.11.26
スープは鶏ガラベース、和風だしの強いて言えば東京西部系かな、というもの。そこそこに美味しいが、では、特色は?と言われると返事に困る感じ。かなりあっさりしていて酒を飲んだ後には良さそうだが、普通 に食べに行ったらちょっと物足りなさを感じそう。麺は中位の太さの手打ち風。コシはまぁまぁだがあっさり目のスープが乗ってこないのが残念。チャーシューは全く存在感のないもので、これならわざわざトッピングする程のものでもない。
喜多方
新橋
2/BCB
2001.9.2
麺は喜多方風のやや太め平打ちの多加水タイプ。コシもまぁまぁだし、スープの絡みも標準以上。チェーン店でここまでやれれば十分合格点だろう。スープはトンコツベースの醤油味で、これもいわゆる喜多方風。喜多方系としてはやや高温でダシをとっているようだが、ま、味自体は特筆すべきものもない。別 にまずいわけではなくて、安心して食べられるレベル。チャーシューは喜多方系にしてはレベルは高い。絶品と持ち上げる程でもないけど。
九州
神泉
渋谷区神泉町20-23
03-3780-4450
8/AB特A
2002.5.9
麺は細麺。九州系。スープの絡み、熟成の度合い、コシ、全てにわたって言うことなし。麺堅めでの注文を推奨。スープは豚骨ベースの白湯タイプ。九州系としてはややあっさりしている部類。どんぶりの形が変わっていて、九州系としてはスープがかなり多い。冷めにくいが、細麺がだれる原因にもなるので諸刃の剣。さっさと食べれば問題なし。かなり上品なスープで、ニンニク(クラッシャー利用)や辛子高菜(味はマイルド)を入れると一発でバランスが崩れる。あっさりしているので水の味がするが、水にもこだわっているようで特に問題はない。チャーシューは九州系としてはハイエンドといっても良い出来。
全てにわたってこだわりの感じられる一品。しかし、残念なのは上品すぎること。お好み焼きを食べにフレンチレストランに行くような感じ。もちろん好みの問題だし、上品な九州ラーメンの店があったとしても全く問題ないのだが、独特の豚骨臭がないのはもちろんのこと、豚骨ラーメンの力強さ、無骨さが全く感じられないのは残念な限り。様々なトッピングが机の上にあるのだが、これらはどれを入れてもラーメンの質が下がる。もちろん替玉 をしても悪影響大。料理としての九州ラーメンという意味では十分にアピールするが、九州ラーメンとしてはいかがなものか。庶民が九州ラーメンに何を求めているのか、そのニーズをはずしてしまっている気がする。
東京
神田
0/CCC
95.6.19
別に載せる必要もないんだけど、最近「あそこはどうなの」という問い合わせが何件かあり、いちいち対応するのも面倒なので載せた。一言でいえば「まずい」。
東京
千代田区外神田4-7-3
03-3253-9305
末広町 月曜
5/BBA
95.8.8
スープはトリガラ系。他にコンブ、カツオブシ、トンコツなどからダシをとっている。やや薄味だが、味自体はよい。ただし、味噌にするとダシは死んでしまう。麺は中細で、表面がややとろみがかっているが、コシもあり十分においしい。チャーシューは薄味だが素材の味が十分に生かされており、硬いチャーシューが好みでない私でも高く評価する。個別にはどの部分をとっても弱点がないのだが、ラーメンとして考えるとスープの味が薄く、チャーシューのしょっぱさがわずかに全体から浮いてしまっている。ここまで要求するのは酷であろうが、チャーシューを入れるのならもう少し濃い味付けにすべきではないか。
東京
さいたま新都心
0/CCC
2003.4.29
麺はやや細め。あまり質が高いとは言えない。スープは鶏ガラベースの醤油味。インスタントの鶏ガラスープみたいな味で見るべきものは特にない。チャーシューもまずい。
東京西部
表参道
1/CCB
2001.7.29
麺は中くらいの太さの縮れ麺。やや茹で過ぎ感のある柔らかい麺で、スープの絡みはまぁまぁだけど、それ以前の問題として麺が絡まっていてなかなかほぐれない。食べにくいことおびただしい。もうちょっとちゃんと調理してくれー。スープは店の前まで強烈ににおってくる和風ダシが中心。ベースはトンコツ。この手のスープを絶賛する一部のマニアがいるのも事実だとは思うが、なんかバランスが悪くて、「魚のダシを強くすりゃぁ良いってもんじゃないよ」と言いたくなる。チャーシューは味自体はなかなかだが、九州系の白湯スープにはマッチしても、この手の和風だし系トンコツベースのスープにはいかがなものか。
東京
045-453-5333
横浜
0/CCC
96.10.28
麺はそこそこのコシがあるがスープの絡みも悪くあまり誉められたものではない。スープはとりがらベースの中華タイプだが、これも相当に薄味でレベルが低い。チャーシューもまずい。どこをとってもいいところがないので、この点数でも仕方のないところ。
喜多方
渋谷
5/ABC
97.1.28
スープはトンコツベースの醤油味で若干の背油が浮いている。化学調味料の風味があり、喜多方としてはかなり下品な感じがするがこれが結構良い味を出している。チェーン店としては良質の部類。麺は太平縮れ多加水麺と、喜多方の押さえるべきところを押さえている。スープの絡みも悪くないし、コシもある。チャーシューは喜多方にしては珍しいスパイスのあまり効いていないタイプ。別にまずいわけではないがほとんど素材の味しかせず、その素材も特に素晴らしいものを使っているわけではない。肉さえ良いものを使えば評価はあがるだろうが、あのままではCの評価も仕方のないところ。喜多方ラーメンのチェーンとしては坂内チェーンとほぼ同クラスの良店といえる。
横浜
横浜市神奈川区反町1-3-3
045-320-6166
反町 無休
5/BAC
97.11.30
トンコツベース、トリガラブレンドの醤油味で横浜ラーメン。ただ、スープのトリガラの割合が低いし、トッピングもショウガ、トウバンジャンがないなど、「家系」の構成要素を欠いていることから純粋な直系ではなさそう。麺はやや偏平の加水率高めのもの。そこそこスープが絡むのは好印象だがもう一つコシに欠ける気もする。スープはトリガラの比率を抑えたぶん、トンコツが強めで、やや中島家系の雰囲気がある。ただ、ショウガがテーブル上にないために、味、臭みを調整できないのが残念。チャーシューは家系の中でもまずい部類なので、チャーシュー麺はお金の無駄。いついっても大抵がらがらで、すぐ近所の八龍が大行列なのを見ると、「味は全然違うけど、ラーメンのレベルにそんなに差があるかなぁ」と思ってしまう。まぁ、開店間もないから仕方がないか。
熊本
栄
6/BAB
2001.11.26
麺は熊本系としては加水率が高い印象の中くらいの太さ。スープの絡みは良好だがややコシの点で不安。スープはほとんど欠点の見当たらない白湯スープ。きちんと味がでていてネギなどの押しの強いトッピングをきちんと受け止める余裕がある。チャーシューも九州系とは思えない出来で、満足度が高い。この位 のレベルのラーメンが食べられるなら名古屋に来て熊本ラーメンでも仕方ないか、と納得の逸品。
東京西部
赤坂
6/ABB
2002.9.9
麺はやや太目の縮れ麺。色こそ白いけど、食感は北海道系の麺に良く似ている。ちゃんとスープも絡むし、腰もある。スープは豚骨ベースの醤油味で、和風ダシの効いた 東京西部系。和風だし強めの店には良くある、やや苦味の残るスープだが、良くまと まっている。チャーシューはあまり味付けのない、素材を活かしたタイプだが、肉質 がそこそこ良いので美味しく食べられる。