あ・うん

九州

池袋

3/BBC

2001.8.27

麺は東京風、あるいは北海道風の縮れ麺。コシはそこそこだがスープの絡みはイマイチ。スープはとんこつベースの塩味(他に味噌、醤油があったかな?)。スープだけ取れば熊本系。まぁ、この位 味が出ていれば合格かなぁ。難しいなぁ(^^; 評価Bはちょっと甘いかも。もし次に行くことがあれば(ないと思うけど)再評価しようと思う。チャーシューはまぁ、まずくはない程度。決して美味しいわけではない。有名店ごとうの上にこの店を出す意義って良く判らないけど、まぁ良いや。ラーメン激戦地域でも演出したいのかな?


青葉

東京

中野 木曜

7/ABA

97.6.30

スープにかなり凝った店で、食べ口はトンコツベース、野菜中心のブレンドタイプ、魚系のかなり強い返し、といった感じ。タイプとしてはラ博の匠(閉店)に近い。スープ用の鍋には背油が浮いたものと野菜(タマネギ、ネギ、ニンジンなどを確認)が浮いたものと、2種類があり、これらをげんこつ屋方式で混合している様子。麺は中細のややもっちりしたタイプ。細いながらもコシがあり、スープの絡みも悪くない。ぎりぎりでA。チャーシューはスープとの一体感が絶妙でかなりうまい。他に味付けの濃い味卵もなかなか。これらが一揃いする「特製中華そば」がお薦め。全くの余談であるが、夏はかなり暑いので、すぐそばのサンモールにある「梅屋」でかき氷を食べて帰るとすっきりさっぱり。


青葉大宮店

種類:東京西部(?)
場所:大宮
評価:3/CBA
2004.11.3
コメント:麺はやや太めの縮れ麺。とにかく、茹ですぎ。わざとなのか、麺を茹でる技量がないのかわからないが、麺の表面がぬるぬるしている。

スープはトンコツベースの塩味で魚系の返しが強めに効いている感じ。タイプは一応東京西部に分類したが、独自系と言っても良いくらい。なかなか美味しいのだが、迫力のようなものがなく、すーーっと食べられてしまう。

チャーシューはかなり美味しい部類。味玉も美味しかった。


青葉ラーメン博物館店(閉店)

北海道

横浜市港北区新横浜2-14-21

新横浜 火曜

5/ABC

97.10.20

98.1.26(最終更新)

麺は中位の縮れ麺。そこそこコシが強く、スープの絡みも上々で合格点。スープは味噌とそれ以外では別のものを利用しているそうで、ベースはどちらもトリガラらしい。醤油味は豚骨ブレンド、鰹節、昆布、タマネギ、椎茸などからダシを取っている。化学調味料を使っていないため、脂が前面に出ていて味にシャープさがない。いわゆる、「化学調味料使ったほうが美味しいんぢゃないの?」系。味噌はデフォルトで一味とうがらしが入っていて、さらに魚介系の酸味があり、味噌がやや抑え目にもかかわらず味が濃い目。ダシが味噌に完全に負けていないのは好感をうけるが、ちょっとしょっぱすぎるかも。塩だと味は悪くないが油がしつこすぎる。醤油、味噌、塩、どれでも評価はB。バラ肉のチャーシューは噛み切れないような質の悪いもので、味も悪い。おそらく歴代のラー博の店の中でも最悪。お金の無駄なのでチャーシューメンは頼まないほうが賢明。モノとしてはそこそこのレベルだがすみれに対抗出来るほどのパンチはなく、1年間の営業期間では苦戦が予想される。

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赤い蔵(閉店)

喜多方

神田

0/CCC 閉店

93.3.1

一回しか行ってないが、料理人がなんと麺をゆでるのにタイマーを使っていた。きっと脱サラで出店したのだろうが、こういうプロ意識の低い店はどんなにうまくても二度と行く気がしない。それでいて味も大したことがないのだからもうお手上げである。本来ならマイナス点である。


あかさか家

豚骨醤油

石打

2000.1.16

1/BCC

麺はやや細めの縮れ麺。コシはそこそこだが、スープの絡みは今ひとつ。スープは家系っぽい名前に反して普通の豚骨醤油。ダシも味も薄い。チャーシューはまずい。


赤坂ラーメン

横浜

港区赤坂2-5-9

03-3586-7831

赤坂見附 無休

8/AAC

93.8.24

昔は屋台だったが今はきちんと店を構えている。トンコツだしの塩味スープ。麺はやや太め。横浜ラーメンと、ホープ軒系のラーメンを足して2で割り、塩味にしたものといえばいいかも知れない。揚げにんにくラーメンがお薦め。


あかさたな

京風

045-312-5993

横浜

0/CCC

96.10.25

麺だめ、スープだめ、チャーシューだめ、の3拍子揃った店。「恐怖ラーメン」かと思った。データベースにいれるべきではない店だが、以前、「載ってない店を見つけて嬉しくなって食べてみたらまずかった」という人がいたので、だめな店はだめな店でちゃんと登録しておこうと思う。京都の人が「京風ラーメン」という名前でこんなものを出しているのを見たら、さぞやご立腹だろう。


紅醍醐

独自系(九州風)

志木

3/ACB

2001.7.12

恐らく青山などに展開している醍醐の支店。スープは牛骨スープとのことだが、クリーミーなだけで、ほとんど旨味のないもの。とんこつだったら「とんこつライト」に分類されるんだろうけど、これは牛骨だから牛骨ライトかな?「間違って、水で薄めちゃったんじゃないの?」と思ってしまうスープは当然いただけない。麺は中位 の太さの太平タイプ。やや加水率が高いのかな?味のないスープは全然絡んでこないけど、これは麺のせいというより、スープのせいだろう。一応豆板醤をたっぷり入れて食べてみたら、ちゃんと麺に絡んできていた。このスープには勿体無い。チャーシューは薄切りの煮ブタで、九州風としてはまともな部類。


赤のれん

福岡

港区西麻布3-21-24

03-3408-4775

六本木 日祝

6/BAB

92.5.13

東京にある博多ラーメンの店としては屈指である。ただし、替え玉したあとに味が薄くなってしまう。また、最近は麺のコシが弱くなっているので、早く昔のようなコシのある細麺を出して欲しい。


9/AAB

99.6.19

7年ぶりに再食。麺は博多ラーメンらしい細麺。以前はコシについて疑問を呈したが、今回はデフォルトでも合格。個人的には必要ないと思うが、「やはりなんと言っても麺は硬くないと」という人は麺硬めのオーダーも可能。スープの絡みももちろん何の問題もない。スープは豚骨ベースの白湯醤油味。若干味が濃いが、きちんとダシが出ているし、適度に下品で好感。チャーシューは味が濃すぎてラーメンの中ではバランスが悪いが、味自体は悪くない。正直、「今更この店を紹介しなくても」というくらいに古くて有名な店だが、旨いんだから仕方がない。


赤のれん丸の内店

種類:九州
場所:東京(新丸の内ビル6階)
評価:4/BBB
2004.9.15
コメント:西麻布の赤のれんの支店。場所柄を考えてスープを変えているのか、かなり上品なイメージ。

スープはとんこつベースの白湯タイプで醤油味。スープ単体で飲むとかなりハイレベルに美味しいのだが、麺を食べさせるものとしては若干味が薄い。

麺は細めのストレートで、ややコシが弱い。恐らくは「麺かため」で注文すればそれなりの固さで出てくるとは思うのだが、デフォルトでこのくらいだとちょっと減点したくなる。

チャーシューは九州系のラーメンとしてはかなり上出来の部類だと思うのだが、スープとは逆に味が濃すぎる。

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赤のれん節ちゃんラーメン

福岡

天神

7/B特AB

2001.12.4

六本木にある赤のれんの暖簾元。スープはとんこつベースのしょうゆ味でかなりこってりしている。強い脂分に負けないしっかりした味が非常に好印象。こってりしていて、それだけのラーメンが非常に多い中で、良い意味で下品で強烈。これぞとんこつラーメンという感じ。替玉 をしてもあまり劣化が気にならないのも○。麺は細麺。やや柔らかめなので麺固め指定する方がいいかもしれないが、ゆでが甘くなると今度は麺の臭みが抜けない。あちらを立てればこちらがたたないので、ここは好みでどちらかを選ばざるを得ない。チャーシューもそれなりに美味しい。六本木の赤のれんのスープも美味しいけど、こちらを食べたら「出藍の誉れ」とはいえないなー、正直なところ。


秋津屋

種類:中華
場所:新秋津
評価:5/BBA
2004.10.23
コメント:麺は中位の太さの縮れ麺。ややコシに欠ける部分があるのだが、気になるほどではない。スープの絡みは良好だが、スープ自体が味が薄いので、微妙に物足りなさを感じる。

スープはトンコツベースで煮干などの魚系のダシが強めに効いたもの。エビの香りがアクセントになっている。もうちょっと鳥系の旨みがあると良いのになぁ、と思うのだが。

チャーシューはスープに対してやや味が濃いのだが、それ自体は非常に高品質。ただ、チャーシューはあくまでもトッピングだからねぇ。しかも、チャーシューメンにすると値段が400円ぐらい高くなる。400円払うのはちょっと躊躇しないでもない・・・。

ややキビシメの評価だが、中華系としてはかなり良い線いってると思う。


商人衆(あきんど)

東京トンコツ

板橋区大山西町54-15

03-3974-8141

大山

5/ABC

98.9.18

麺はやや細めの微妙によりの入ったタイプ。デフォルトでもコシが十分、スープの絡みも良くてなかなかのもの。スープはトンコツベースの醤油味で背脂たっぷりの東京トンコツ。塩気が抑え気味で、刻みネギやニンニクの風味が全面に出ている。可能であれば「味濃いめ」のオーダーをしたいところ。デフォルトではこってり感が過剰に演出されていて「絶品」には程遠い。チャーシューはほとんど味のついていない煮豚で脂たっぷり。こういうのが好きな人もいるだろうけど、まぁ、誉める程のものでもない。全体として、東京トンコツとしては良くできていることは否定しないが「1ヶ月に1回は取材がくる」と豪語する程のことでもないと思う。


朝霞大勝軒

種類:大勝軒系
場所:朝霞台
評価:1/CCB
2004.11.9
コメント:麺は中位の太さで微妙によりが入っているもの。茹ですぎなのか、もともとこんなものなのかはわからないが、とにかく柔らかい。食感はイマイチで、スープの絡みもあまり良くない。

スープはトンコツベースの醤油味。大勝軒系だが、家系に近いルックス。こってりしているが味は薄い。

チャーシューは普通に美味しいのだが、チャーシューメンで頼んでも大勝軒系のボリューム感がないのはちょっと残念。

ラーメンの評価とは関係ないが、メンマが死ぬほどまずい。ほとんど食べる気にならない。メンマ抜きでの注文がお勧め。

それにしても、つくば界隈の良質な大勝軒系のラーメンばかり食べていたので、どこに行っても大勝軒系のラーメンはそれなりに美味しいんだと思っていた。今日、これを食べてみて、それが間違いだったことがわかった。正直、食べるのが苦痛だった。麺を残したのは数年ぶり、もしかしたら銀座時計台で食べて以来かもしれない。


麻布ラーメン

横浜

港区南麻布2-5-16

六本木

03-5443-0434

4/BBB

97.12.30

トンコツベーストリガラブレンドの醤油味スープ。魚系の返しで背脂入りと、かなりてんこもりのラーメンだが一応横浜系に分類。もともと屋台だったらしいが、スープはきちんとダシがとれている部類で好印象。これでもっとトリガラの味を前面に出すと旨味が引き立つ気もするが、これは好みの問題か。麺は中位の太さの縮れ麺だが、コシもそこそこ、スープの絡みもそこそこで、これも許せる範囲。ただ、かなり濃厚なスープを受け止めきれていない印象を受ける。チャーシューは家系と思って食べれば美味しい部類だが、別に家系ではないし、ラーメンの具としては普通のレベル。

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味源

北海道

新宿区新宿2-5-12

03-3226-1844

新宿御苑・六本木 無休

6/ABB

94.11.20

麺は札幌ラーメン特有のコシのある縮れ麺。小林製麺所のものであるが、西山、森住に匹敵するすばらしいものである。しかし、スープはやや特徴にかけ、BとCで迷ってしまう。チャーシューはスープの中に沈めて十分に熱を通すと柔らかくなって味わいも深くなる。六本木店は防衛庁の正門の真ん前にあり、すぐそばにある天鳳といいライバル関係にある。それと比較すると、こちらの方がさっぱりしていると言えよう。こちらには塩、醤油もあるが、やっぱり味噌がお薦めか。ただし、やや味が濃いので、辛いのが苦手の人は塩にするのが無難であろう。


味源大久保店

北海道

大久保

5/ABC

1999.11.3

麺は小林のだと思うが安心して食べられる。コシもあるし、スープの絡みも良い。スープは豚骨がベースの北海道系。フランチャイズなのか、チェーンなのか知らないけど、一応安心して食べられるレベル。チャーシューはまずい。ま、会社は色々あるみたいだけど、なんだかんだ言ってもこの系列はそこそこに安心して食べられる店が多い。


味源神田店

北海道

神田

4/BBB

97.3.26

麺は小林製麺のものだが、「慣れない人間だと、こうなっちゃう(やわやわ)のか」という気がする。麺硬で頼んでも標準程度のものが出てくる。スープは他の店に比べると旨味がなく、うすっぺらい気がする(開店直後よりはまともになったけど)。チャーシューに関してはマニュアル通りできているのか、セントラルキッチンなのか、そこそこのもの。


あじさい

北海道(函館)

新千歳空港

4/BBB

2002.12.31

函館ラーメンなのになぜか店のお兄ちゃんは「味噌がお薦め」と言っていたけど、さすがに味噌を食べる気にはならず、塩を注文。麺は細めで固いものだったけど、コシがあるというよりは茹でが足りないって感じ。大量 の客を一気に捌くために茹でる時間を短くしてるんだろうか。今日は客が全然いなかったから、その分早くできちゃったのかな?まぁ、スープの絡みは上々なのでけなすようなものではなかったんだけど。スープは野菜や魚介類などでダシをとったあっさり味。でも、動物脂は表面 にたっぷり乗っている。味はま、塩ならこんなものか。無難なところだと思う。チャーシューもあたりさわりのないもので、決してまずくはない。スープとの相性は良いと思う。


味千ラーメン

熊本

池袋

豊島区西池袋3-33-10

03-3986-8747

5/ABC

麺は中位の太さのストレート。通常か、それよりもやや低め、熊本系としては高めの加水率。スープの絡みは良く、コシもそこそこ。絶賛まではいかないが、ぎりぎりでA評価。スープは豚骨ベースの白湯。ニンニクがかなり強めに効いているが、それ以上に味が濃い。これだけ味が濃いとベースのダシが力不足に感じられてしまう。チャーシューはまずい。


味千ラーメン臼田店

熊本

臼田

1/BCC

2001.3.7

麺は熊本系としてはやや細めだが、一般的には普通の太さ。加水率も一般としては普通 、熊本系としてはやや多め。スープはそこそこに絡むし、腰も割としっかりしてる部類。ここら辺はチェーン店の強みか。スープは色々な種類が用意されているようだが、とりあえずは基本の「味千ラーメン」。豚骨ベースの白湯スープで、かなりあっさりとした味わい。豚骨独特の臭いや、こってり感がほとんど感じられず、この手のスープが苦手という人には良いかも知れないが、九州系の良さはあまり感じられない。調味料で味を程良く調整したような感じで、コンビニで売ってる冷凍タイプのインスタントラーメン(コンロにかけて作る奴)でもこの程度の味は再現できる気がする。チャーシューは九州系にありがちな「まずい」ものではないが、取り立てて誉めるほどのものでもなくて、「まぁ、こんなものかな」って感じ。わざわざチャーシューメンを頼むほどの価値は感じられない。


味太郎

横浜

横浜市緑区市ヶ尾

市ヶ尾

1/CCB

98.1.27

トリガラベースの豚骨ブレンド醤油味。横浜ラーメン。テーブルにはトウバンジャン、ショウガ、ニンニクの3種がきっちり揃っており、直系ではないにしてもかなり本流に近い気がする。ちなみにスープはかなり薄めであまり誉められたものではない。麺もやや柔らかめで、どうもぱっとしない。チャーシューだけはそれほどまずくない。これは合格。いくら駅前でもあれぢゃぁ、はやらないだろうな。見た目指数3、アレ系指数1、ホイホイ指数5でホイホイラーメン認定。


味の三平

北海道

札幌市中央区南1条西3丁目

011-231-0377

札幌 月曜

8/A特A-

95.1.20

ダシはトンコツ、トリガラ、ハクサイ、ネギ、ニンニク等から取っている。また、麺は西山麺の特注品をさらに自家発酵させたものを使っている。これらの取り合わせは絶妙で、札幌ラーメンの代表といえるだろう。ここと、純連はまさに双璧というにふさわしい。まだチャーシュー麺を食べていないため、チャーシューの味が判らず、総合評価は8点となっているがおそらく10点には確実に達するはずである。店主の親父さんは非常に人なつっこく、色々話しかけてくるので、職人との会話も楽しめる。味噌ラーメンを食べるときには胡椒ではなく一味とうがらしを加えるように。ただし、調味料など加えなくても十分に味わい深い。


味の鈴らん

北海道

小伝馬町

0/CCC

97.7.4

スープはトンコツ、野菜などをベースにしただし汁でタマネギ、モヤシなどを炒めたもの。味が薄く、平板。麺は札幌から空輸しているものらしいが、かなり柔らかめでイマイチ。チャーシューはまずい。まぁ、標準的な北海道ラーメンという見方もあるだろうが、薦められるものではない。


味の代紋

東京

成増

1/CCB

99.2.26

麺は中細の縮れ麺。コシがなく、スープの絡みも今ひとつ。スープはトリガラベースで野菜などでダシをとったと思われる醤油味。あまりにダシが薄くてついつい醤油を加えたくなる有様。もうちょっとなんとかならんかね(^^;。チャーシューだけはそこそこ美味しい。看板にでっかく「関東随一」と書いてあるが、何が随一なのか疑問。


味の時計台

北海道

札幌

3/BBC

93.3.12

旭川在住の奴に「札幌でうまい店は?」と聞いたところ、「全部まずい」と言われた。「そんなこと言わずに、強いて挙げれば」と聞き出した店。強いて挙げただけに大したことはなかった。これが札幌の実力とは思えないのだが・・・


味のやまびこ

旭川

旭川

9/AAB

旭川市豊岡12―1

99.1.10

加藤一族直系の旭川ラーメン。とんこつベース鶏がらブレンドのスープに煮干しを利かせた旭川伝統の味。しつこくなく、あっさりしているわけでもないスープに、醤油が強めに主張していて、絶妙な美味しさ。麺はもちろん加藤製麺のやや細め、加水率低め、歯ごたえありの良品。スープの絡みが良く、スープの旨さが引き立つ。チャーシューは絶品というわけではないが、ラーメンの質をおとしめるものではない。「旭川の代表店」に間違いない。


味乃やまびこ荒川沖店

旭川

荒川沖

6/BAB

2001.11.16

麺は中ぐらいの太さのよりが入ったタイプ。旭川系としては加水率が高めの麺で、スープの絡みはまぁまぁ。もうちょっとコシがあると良いかな、という感じもするが、良質の部類。スープはトンコツベースの醤油味。適度なこってり感が楽しめる。余分なトッピングもなく、必要にして十分な出来。チャーシューはもうちょっと良い肉を使えばもっと良くなるのに(って、それは当たり前か(^^;)という感じだが、合格点。


味の来々軒(移転)

北海道

札幌市中央区南5条西6丁目

011-521-0641

薄野 日祝

10/A特AB

96.1.30

カウンターだけの店で、薄野のはずれにある。正統派札幌ラーメンといえるもので、麺はコシのある縮れ麺。スープは味噌、醤油ともダシがしっかりとれた優良なもので、バランスもいい。チャーシューだけは今一だが、細かいところにも気配りがされ、にんにくもどうやら自前できちんときざんでいるようである。味噌ラーメンには胡椒ではなく一味を入れるのは当然として、薬味としてにんにくを加えるのなら量をおさえた方がラーメンの奥深さを味わえる。醤油ラーメンについてはにんにくは入れない方が無難。デフォルトではいっているスパイスが一番バランスがとれていると思われる。


亜寿加

東京

渋谷

7/ABA

94.8.25

渋谷駅西口の246をわたったところにある。スープは鳥がらと魚系のダシがメインのようだが、なぜか表面にはブタからとった脂の膜がある。これが非常に絶妙な味を出すことに成功している。この手のスープは九州系、横浜系にはよく見られ、最近では北海道系でも見られるが、東京系でここまでこってりしているのは初めてである。麺は中細でこれもしっかりしており大変質が高い。さらにチャーシューも完成度が高く、評価は高い。


あすなろ

東京

世田谷区等々力4-13-22

尾山台

4/BBB

98.3.6

がんこの直系。トンコツベースと思われるスープに醤油味の返し。やや味がぼけてしまっており、インパクトにかけるのが惜しい。麺はやや細めの縮れ麺。他のがんこにくらべると明らかに劣る。何と言ってもコシが弱い。チャーシューもがんこ風のとろけるものではなく、東京トンコツ系によくある固いもの。味もがんこの水準から比較してしまうと今ひとつだし、どうもぱっとしない。全体的に見て、まとまりはあるのだがどこも無難な線をついており、がんこらしさが微塵も感じられない。普通のラーメンだと思って食べればそこそこのレベルではある。


あっぱれ

種類:北海道
場所:小樽
評価:3/BBC
2004.12.31
コメント:味噌中心の店で、白味噌、赤味噌、あわせ味噌がある。他にとんこつ醤油もあるが、店のお勧めは白味噌らしい。ということで、白味噌を食べてみた。スープはかなりしっかり豚骨を効かせたもので、確かになかなか美味しい。なかなか美味しいのだが、「素晴らしいっ!!」ってところまではいかない。かなり良い線いってるんだけど。
麺は小林製麺の太めの麺。スープの絡みは良いのだが、明らかにゆですぎ。食べている最中にかなりだれてきてしまう。
チャーシューはまずい。


天晴

横浜

六本木

港区六本木6-1-2フジプラザビル2F(場所はここ)

1/CBC

2004.5.1

麺はやや太めで撚りが入っているもの。多加水麺という感じでもないのだが、かなりもちもちしていて変わっている(決して良い意味ではない)。食感はそれなりに楽しめるのだが、スープの絡みはあまり良くないので、一体感は味わえない。スープはトンコツベース鶏がらブレンドのしょうゆ味で、沸騰させてダシを取っている横浜ラーメン系。店の感じは全然横浜ラーメンっぽくないのでかなり意外な感じがするが、それはさておき、味のほうはまぁまぁ。チャーシューは普通の味で特筆すべきところはない。


あべ食堂

喜多方

喜多方市緑町4506

0241-22-2004

喜多方 水曜

9/特AAC

96.11.5

麺はやや縮れが強くコシのある太平麺。スープの絡みが非常によく、喜多方系としては最高水準。スープはトンコツをベースとし、野菜、魚などを加えたこってりタイプ。チャーシューだけは麺、スープに比較するとかなり見劣りのするまずいもの。


あまからや(閉店)

独自

ラーメン博物館期間限定

3/ACB

1999.7.20

麺はやや太めで加水率がやや高めと思われるもの。コシは全く問題ないのだが、スープを生かし切れているかというとやや疑問。スープの重要な要素であるスパイスは確かに表現できているが、それだけに終わっている。麺にスパイスをまぶしただけのような印象を受けてしまう。まぁ、これは麺の責任ではない可能性が高いので、一応A評価。スープはとんこつトリガラブレンドにスパイスを利かせた醤油系。スープだけで飲めばかなり美味しく感じるが、ラーメンとして考えるとまだまだ。上にも書いたが、スパイスだけが舌の上で遊離してしまい、ラーメンとしての楽しさが半減。どうせならもっとこってりしたスープをベースにした方が美味しくなると思う。チャーシューはまぁ納得の出来るところだが、評価Bは若干甘め。150円アップならこんなものだろうが、どうせ期間限定なんだから多少値段が高くなってももうちょっと良い物を出して欲しいというのが正直なところ。確かにコンテストの時よりはスープが大分こなれてきて、味は良くなっていると思う。しかし、この程度ではただ奇抜なだけで、レベルはまだまだ低い。

続報

6/ABB

1999.8.

スープが大分改善された。今までは辛味に消されていたダシが、ちゃんと主張できるようになってきた。これだけで評価は大分上昇。それから、辛さを普通、中辛、大辛の3通りから選べるようになり、食べ手は選択の幅が広がった。今の調子であれば評価は6/ABBでも良い。ただ、あくまでもマニア向けのラーメンであり、「美味しいラーメンを食べたいなぁ」と考えている普通の人にはやはり勧められるものではない。


アルプス食堂

中華

韮崎(場所はここ

2004.2.22

4/BBB

麺は細めで縮れたもの。かなり細い麺なのでコシの点では弱いと言わざるを得ない。スープの絡みは良い。総合的に見れば良品。スープはトンコツベース鶏がらブレンドのしょうゆ味。スープの出来は非常に良いが、大量に投入されているネギによってかなり味が乱されてしまっている。トッピングの風味に対して敢然と立ち向かうほどの力強さはない。チャーシューは単体で見れば非常に美味しい部類。しかし、塩分が強すぎて、どんぶりの中では浮いた存在。