元の発言 [ Re:冢と墳 ] お名前 [ 大場嘉門 ] 日付 [ 7月24日(水)18時59分14秒 ]
こんにちは。
>> 森さんの書いていることをもう少し詳しく紹介していただけませんか。
残念ながら本が見つかりません。2〜3年前に出た中公文庫ですが、これはずいぶん昔に出た岩波新書の復刻で、中身に変わりはありません。
この件については、たいして詳しいことが書いてあるわけではありません。
>> 陵は天子の墓に限って用いられる字だそうですが、墳(説文:「墳、墓也)と冢(説文:「冢、高墳也」)の使い分けは墓の大きさによるということでしょうか。
森浩一は墓の大きさだと書いていますが、ALEXさんは冢と墳の違いは大きさではないと書いています。どうなんでしょうね。
>> 冢とは小さいもの(墓)を指すとのことですが、孔明がわざわざ「冢足容棺」と遺命しておくからには、当時は随分と大きな冢が作られていたということでしょう。
私がこの表現から受ける印象は、一般的には冢は例えば5m〜15mくらいである、ということを前提にして、「2m半でよい」、というような雰囲気です。当時は随分と大きな冢が作られていた、というのはあたらないでしょう。
> 大いに冢を作れば、この冢は普通の冢よりは大きい(筈です)。
大いに冢を作れば、20〜25mでしょうか。
墳こそ、巨大なものから小さいものまであるような感じがしますが。
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