Re:冢と墳

投稿者[ 牛頭天王 ] 発言日時 [7月27日(土)22時24分25秒]

元の発言 [ Re:冢と墳 ] お名前 [ 大場嘉門 ] 日付 [ 7月27日(土)16時44分29秒 ]


>> >> これ正に「形如竪穴住居」じゃ有りません?
>> 竪穴住居は円形だという固定観念に捉われてはいませんか。

うーん、私の真意が理解されていないようです。
写真のない時代、陳壽は簡潔な言葉で馬韓人の住居を表したのです。
そのとき「冢」という言葉で晋の人がどのような形を思い浮かべるかを考えると円だろうということです。

冢が三角だったり四角だったり色々在るとすれば「形如冢」と言う言葉で馬韓人の住居の形を表す事は全く不可能です。
一般的に冢の形は張任墓や諸葛亮墓のように円錐形に近い物であったでしょう。
そして予想どおりこの冢の形に近い形をした韓人の住居も見つかりました。
だから晋の人々にとって「形如冢」で思い浮かべる形は円で、陳壽が冢と言えば円形の墓である。
径〇〇歩と言う記述とも整合する。という事です。

>> それはともかく、冢と墳の使い分けを墓の大きさで線引きできないとしたら、他に何が考えられるでしょう。

ALEXの寓居で検索して魏志の中に墳は
「昔漢高祖創業、光武中興、謀除殘暴、功昭四海、而墳陵崩[禿頁]、童兒牧豎踐蹈其上、非大魏尊崇所承代之意也。其表高祖,光武陵四面百歩、不得使民耕牧樵採。」
しか見つかりませんでした。

漢の皇帝の墓なら大きいので墳は大きかったでしょう。

他の時代の史書にも少しは墳と言う字がありましたが墳の大きさを推定できるような記述は有りませんでした。
どこかに三国志全部検索出来る所はないでしょうか?

>> 「形如竪穴住居」よりも、やはり「形如冢」のままがよろしいんじゃありませんか。

「居處、形如冢」も「冢、形如居處」も真なりでは有りませんか?



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