元の発言 [ Re: Title 承前 24国比定問題(土佐説) ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 4月2日(火)23時27分30秒 ]
馬頭鬼さん、こんにちは。
>> >> 邪馬台国をどこか自分の近いとこにおきたいというのは、
「親魏倭王」の魅力ですかね。
>> 其れは無いんじゃないですかね。
ふうむ、冷静に判断して邪馬台国の魅力とはどういうことだろう。
(1)文献に初めてあらわれた倭国の中で7万戸という最大規模であり、
(2)女王卑弥呼が鬼道をもって衆を惑わして統治していて、
(3)魏から「親魏倭王」とされ「勉めて孝順をなせ」とされた、
その国が邪馬台国なんですよね。
それぞれの地域の人が、それぞれの地域に「邪馬台国」を持って
行きたがるのはなぜだろう。
やはり自分の地域が古代において倭国の中心であったと
思いたいとういうことかな?
(1)については、対馬から不彌国の国々に比べて大きいのは分かるけど、
夫餘伝では「夫餘在長城之北、去玄菟千里、南與高句驪、東與*婁、
西與鮮卑接、北有弱水、方可二千里。戸八萬。」
とあって、諸外国に比べてそんなに大きいわけじゃない。
(2)については、まだこの時代に鬼道をもって惑わしているのかな、
という古さを感じるんですけど。
(3)は、「親魏倭王」という称号は「親魏大月氏王」の対比から
なかなか大したものだと思うけど、国の独立性という意味からは
喜ぶべきものとは違うような。
国粋主義者は大和だったら嫌だと感じたみたいだし。
>> 其の点、四国と言うのは、設定しやすいとこれです。
>> 産物的にも気候的にも記録に合う。
倭人伝では、「倭の地は温暖にして、冬・夏生菜を食す。皆徒跣なり。」
とありますね。
徳島には行ったことはないのだけど、臨海地域は温暖な気候のようですね。
「徳島県の東部臨海地域の中央部に位置する小松島市の気候は、
温和で降水量の少ない瀬戸内型と、温暖で夏季に雨の多い南海型の
両面を合わせ持った気候と考えてよい。」
http://www.pa.skr.mlit.go.jp/komatsushima/komatusima/toshi.htm
>> ただ、国と言うのは、飽くまで人なんですね。
>> これを如何考えるか?と言うか考え様が無い点が、頭痛と言うところですが。
>> 考えるところ、インドと同じような、というか、タミル地方の言葉とか、
いろんな証拠とも言える。
>> 代物が多いんですが、遺物を残さないような文明、
>> この場合、記録でもなければ考察し様が無いのですが。
卑弥呼の墓があったとしても、「ここに卑弥呼死す」と書かれてない
可能性が高く、そういう場合はどう考察すればいいのでしょうね。
>> 脱線しますけど、今後の地球の未来文明とも言えるでしょう。
>> 現状を考えれば、保守してれば、無限に持つが、(自然のもの以外は、ですが)
>> そうでなければ跡形無く消えていく。
>> 今後は、そう言う文明で無ければ成らないでしょう。
>> そう言うような部族では、と言うのがクナ国じゃないかと言う気がするんですけどね。
しかし、人々が住んでいたことを完全に消し去るのはなかなか大変ですよ。
特に生活必需品やゴミの類です。
たぶん、現代のゴミの量はこれまでの歴史の中でも特記すべきもの
になるでしょうね。
>> 何が言いたいか自分でも、わからなくなって来ましたが、
>> 四国と東海地方この二つが、かなり有力な候補であると、現在は考えています。
東海の場合はどんな比定図を描けそうでしょうか?
その他発言: