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とうとう『テンテンメモリアルHP』も5周年を迎えました。思えば99年5月に開設した当時はキョンシー関連のサイトも少なく、情報交換もままならないような状況でした。しかし今ではYahoo!やGooglなどの検索エンジンで「キョンシー」や「テンテン」などのキーワードで検索すると、膨大な数のページがヒットするようになりました。ファン同士の交流も盛んに行われるようになり、当サイトも同志の方々のご協力によって充実したコンテンツを有するサイトへと成長しました。この場を借りて、いつも応援して頂いている皆様に厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は恒例の周年記念コラムを怠けてしまったので、今年は2年分の出来事をまとめてみたいと思います。例によって「キョンシー&テンテン回想」→「開設1周年記念コラム」→「2周年記念コラム」→「3周年記念コラム」の続きとしてお読み頂ければ幸いです。
2年前に書いた「3周年記念コラム」では、今後の目標としてテンテンシーンに残された最後の謎、『老少五個半』の発掘に邁進すると宣言して締め括りました。道は険しいと思われましたが、それからわずか2ヶ月で発掘に成功しました(詳細特集)。まったく思ってもないところからこの映画を発掘でき、その上内容も感動的なものでした。皆さんが目に出来る機会はなかなかないと思われていたのですが、2003年11月に大阪で上映されたようです。これは膨大な量の台湾映画フィルムを保有する大阪の団体が毎月行っている上映会で、『老少五個半』は以前にも2回ほど上映されています。当HPで紹介してから初めて上映されるとあってか、当日は会場にテンテンファンが集まった模様。『キョンシー道』のZINさんなどは大阪オフ会まで企画して、ファン同士の交流を深めたようです。
『決定!これが日本のベスト100』(テレビ朝日) |
『壮絶!大追跡あの人は今!!』(TBS) |
そして7月3日サンスポ.COMで、「テンテンが松竹エンタテインメントに所属していた」というニュースが報じられました。このニュースはYahoo!のトップページにあるニューストピックスからもリンクされたので、大きな反響を呼んだようです。実際私のもとへも、知人から「おい、このニュース見たか!?」というメールが何通も届きました。日本のテンテンファンにとってはまさに朗報。待ちに待った日本の芸能界への復帰です。
芸名は「シャドウ・リュウ」に決まりました。当HPでもすでに紹介している通り、シャドウは彼女の英語名です。これからのシャドウ・リュウの飛躍に期待しましょう。
『週刊実話』7月31日発売号でも、同じニュースが報じられていました。私は発売日に購入。最初は「フムフム」と読んでいましたが、途中から「ん…?」に変わりました。どこかで見たような文章…と思ったら、当HPの内容をおもいっきりパクられてました(爆)。最近はマスコミ各位のリサーチにも当HPをご利用頂いているようですが、ここまで露骨なのは初めてです(笑)。内容もとても取材して書いたとは思えない内容で、あぁゴシップ誌ってこうやって作っているんだなぁと一つ勉強になりました。
明けて2004年。ついにシャドウ・リュウの本格的な活動が始まりました。まずは2月12日放送の『ロンロバ!全力投球』(TBS)に登場。この番組はかつて活躍していたアイドルをスタジオに招き、昔の話をメインにトークするという内容で、シャドウは水色を基調にした衣装で登場。15〜20分間にも渡ってキョンシー時代の話や、日本で生活していた中学生時代の話をしました。気の強い性格が全開で、ロンブーをはじめとした吉本の芸人達を手玉にとって実に痛快でした。やはりこれも反響が大きく、放送した夜と翌日は当HPのアクセスカウンターも普段の10倍近く回りました。キョンシー系HPの掲示板などでも反響の声を見ましたが、日本にいた頃の彼女を知らない方の中には、彼女の毒舌トークに面食らった人もいらっしゃったようですね。
私などは黒BUTA時代とまったく変わっていないなあという印象でしたが…。
続く3月11日放送の『春の大捜索スペシャル あの人は今!?』(日本テレビ)にも登場。日テレの『あの人は今』にシャドウが登場するのは、これで3回目ですね。今回登場したのは、『あの人は今の今』というコーナーで、以前同番組で紹介した人の、さらにその後を追うという企画。カメラに向かって「今はシャドウ・リュウとして、レッスンなどを頑張っています」とごく短いコメントのみの出演でした。ちなみにテンテンが出演している間、ずっと『幽玄道士』とテロップが出ていました。テレビ雑誌で先の『ロンロバ』を紹介する記事でも同じ誤植があり、明らかにキータイプによる変換間違いですね。こういうのは昔はなかった間違いだなと、こんなところで時代を感じたりもしました。
『ロンロバ!全力投球』は3月26日で最終回を迎え、同日放送分は総集編として、これまでの未公開トーク集となりました。シャドウは霊感が強いという話を披露。ちなみにシャドウのこの未公開トーク分は、番組の一番最後に放送されました。つまり『ロンロバ』はシャドウのトークで締め括ったわけです。
7月10日放送の『夏休み直前SP日本人は狙われている!?ハマると怖い海外旅行の落とし穴!』(フジテレビ)にシャドウ・リュウがゲスト出演。これは日本人が海外旅行で遭いやすいトラブルを実例を交えて紹介する番組。シャドウは日本人にアドバイスする側の外国人ゲスト勢の一人としてスタジオに登場。彼女がしゃべるシーンはあまり多くありませんでしたが、特に「あのテンテン」という紹介もなく、本当の意味でのシャドウ・リュウの船出になったと言えるかも知れません。
さて、2年間のまとめはこんなところです。やはりファンとしてはテンテンが日本に戻って来たというニュースが一番嬉しいですね。これからの活躍にも期待ぜすにいられません。
ところで、テンテンが「シャドウ・リュウ」として日本で活動するとなった以上、当HPの姿勢も改めて表明する必要があります。『テンテンメモリアルHP』は、キョンシーシリーズに主演していた、テンテンを「回顧」するというコンセプトのもとに制作されています。従って日本で活躍するタレント、シャドウ・リュウの活動を事細かくフォローするのは難しい気がします。出来る限りこの特集ページで紹介していきたいとは思っていますが、ファンの方々には、当サイトの本来のコンセプトも今一度ご理解頂ければ幸いです。
というわけで、『テンテンメモリアル HP』も5周年という節目の年を迎えました。今年は何かデカい事でもやりたいなあと思っています。これからもシャドウ・リュウ共々ご愛顧ください。よろしくお願いします。
(04.8.5)