帯広畜産大の石黒直隆助教授(分子遺伝学)らが、遺跡から出土した骨のmDNAを分析し、中国の梅山豚=写真(畜産改良センター茨城牧場提供)=などと同じアジア系の豚だとする研究をまとめたそうです。縄文八遺跡、弥生六遺跡の動物の骨計五十一点から、mDNAAを抽出、松山市の宮前川遺、愛媛県今治市の阿方遺跡(弥生時代)、長崎県富江町(五島列島)の宮下貝塚(縄文後期)のものが、アジア系豚と極めて近いタイプと分かったということです。
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