元の発言 [ Re: アユとマムシ酒 ] お名前 [ ちょっと一服 ] 日付 [ 9月11日(水)23時25分58秒 ]
>> 天武四年四月の詔に,牛・馬・犬・鶏の肉を食うな,とあるのですが,
>> 同時に,漁についても規制しています。
>> 期間を定めて簗を置くな,ということですが
>> ,
>> これだけでは訳が分からないので,調べています。
四月一日から九月三十日までの間、比彌沙伎理・梁を禁じていますね。
岩波版『書紀』頭注には、「比彌沙伎理」は語義未詳とあります。
すぐ前には、檻穽・機槍を禁じる条がありますね。
比彌沙伎理と梁は、別の漁具のような印象を受けます。
「ヒミサギリ」とは何でしょうね。
二本のどこか、或いは韓国に方言として残っているかも知れませんね。
食肉に関しては、「牛・馬・犬・猿・鶏」を禁じ、「以外は禁の例に
在らず」とありますよ。
豚肉を禁じていませんね。書き落としとも思えないし・・。
猿を禁じて、熊・猪・鹿・兎・狸を禁じていないということですね。
そもそも「猿を食べるな」とは、猿を食べている状況があって、出る
禁令でしょう。猿を食べていたんでしょうかね。
>> 酒と蛇神の神話ですか。
>> # 少なくとも,大和朝廷側は,「蛇」を嫌っていたようです。
弥生的な「蛇神」信仰は、書紀編纂の頃には洗練されて「龍神」信仰
になっていたのではないでしょうか。
>> # しかし,スクナヒコナは妖しいですよね。
スクナヒコナの、何処が、どう、妖しいんでしょうか?
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