元の発言 [ Re: 年已長大 ] お名前 [ 牛頭天王 ] 日付 [ 4月17日（水）22時40分11秒 ]
>> 「其人壽考、或百年、或八九十年」と言うのも信じがたい気はするのですが、見かけ上白髪やしわなどで老人である事が判る人が沢山いたのではないでしょうか。
>> 当時は現在の沖縄のように気候温暖で長生きできたのでしょうか。
日本もつい最近まで「人生わずか五十年」だったし（昭和22年で50.06歳）、弥生の人骨から推定される倭人の平均寿命はせいぜい四五十年ということのようです。
平均寿命四五十年の時代にも、稀に「或百年、或八九十年」まで長生きした人はいたでしょうが、沢山はいなかったでしょう。
ちなみに、後漢書もこれを牛頭天王さんと同じく解釈し、「多寿考、至百余歳者甚衆」＜寿考（長寿者）が多く、百余歳に至る者も甚だ衆（おお）し＞としていますね。
牛頭天王さんがおっしゃるように、「或百年、或八九十年」が倭人の人寿（寿命）というのは信じがたいということでしょう。
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