February 3, 2002
 しばらく作業の止まっていたGR80の整備ですが、ようやく必要な部品が全て揃ったので土日を掛けて一気に作業を行ないました。今回は分離給油化のためのオイルポンプ装着とスロットルワイヤー交換、それとタコメータ装着を一気に行ないます。
 まずは事前にウレタン・クリア塗装を行なって十分に乾燥させておいたオイルタンクとエアクリーナカバー、右ケースカバーの磨きを行ないます。そして、ようやく登場!自主製作の「GRロゴ」の貼り付けです。気泡が入らないように慎重に貼りつけました。どーでしょ、この出来栄え!下地の黒色が透けることもなくぴっかぴかに金文字が浮き上がっています。う〜ん、自己満足ぅ〜!!!

 さて、タコメータはつい最近ミニトレに装着する作業を行なったばかりなので要領は心得ているつもり・・・です。タコメータ本体はミニトレと同じKijimaの機械式でメータパネルが黄色の物をチョイスしました・・・が、GRには青いほうが似合っているように思えたので、購入したあとから両者をトレードすることにしました。GRには青色、ミニトレには黄色のパネルのタコメータを取り付けます。

 さっそくタコメータギヤの組み込みに取り掛かります。まずはミッションオイルを抜いて、クランクケースカバーを割ります。へばりついたガスケットをきれいに落としてからオイルストーンで合わせ面を磨きました。次にメータケーブル取り出し口のブッシュを取り外します。
 ケースにブッシング(ストッパ)を打ち込み、アクスル,ドライブギヤとギヤ,ドライブを組み付けます。前回のように、アクスル,ドライブギヤを先に打ち込んでしまい、ギヤ,ドライブが後から組めな〜い、なんてヘマはもうしません。さすが、2度目ともなると手馴れたもので作業も早い・・・・と、ところが!!
おバカさんですねえ〜、「シム」を組み忘れていました。(;^_^A

またもやバイク屋さんにGRを持ち込んでクラッチを外してもらうのか!?

いいえ、そんなことぐらいでは動じません。CAMAIは成長していました。こんなこともあろうかと、YAMAHA純正の「クラッチホールディングツール」を手に入れておいたんです。けっこう、お高い買い物だったんだもの。使わなきゃ、ね!(く、苦しい・・・)
さすがYAMAHA純正ツール!難なくクラッチを外して何事も無かったようにシムを組み込み、ギヤの組み込み完了。ハウジングASSY、ストッパを組み付けて、オイルポンプ付きの右ケースカバーを取り付けました。

今回の作業で一番苦労したのはスロットルワイヤーの取りまわしです。GR用のワイヤーが欠品になっていたので、ミニトレ用を準備したのですが、センス良く取りまわすのが意外と難しい。ミニトレのものは少し長すぎるようです。「おっ、これはカッコよくできたな」と思ったらハンドルを切ったときが無理な曲げになったりするので何度も通し方を替えてはハンドルを切って、確認して、の繰り返しで格闘すること3時間!!! いや〜、こんなに苦労するとは・・・はは、は(汗)。

オイルタンクを取り付けてメインキーをONにすると、正常にオイル警告灯が点灯しました。タコメータも取り付けたので、あとの作業はオイルポンプのエアー抜きを残すのみとなりましたが、翌日はあいにくの雨天のため、GRを屋外に出してエンジンを掛けることができませんでした。次週に持ち越しです。


February 11, 2002
 今回はオイルポンプのエアー抜きを行ないました。最初、ブリーダボルトを外して様子をみていましたがなかなかオイルが出てきません!あれ〜、どこかが詰まっているのかな〜???オイルタンクからのホースを外してみます。

よし、よし。オイルはちゃんと落下しています。ホースの詰まりでは無いようです。そうすると・・・
やっかいだな〜。オイルポンプって、バラせるのかな〜???
しばしパーツリストとサービスマニュアルとにらめっこします。
この間、10分ほど・・・・

ふと、オイルポンプに目をやると、ありゃりゃ、ちゃんとブリーダ孔からオイルが流れているではないですか!
もったいない、もったいない。流れ出たオイルがクランクケースカバーの下側になみなみと溜まっていました。
なにはともあれ、無事にエアー抜きができました。(;^_^A


 さて、今回MFバッテリーをGRに搭載することにしました。まずはそのまま車体に納めてみると、何となくシートが閉じ切っていない感じがします。そうです、MFバッテリーはノーマル・バッテリーより約1cmほど背が高いんです。このまま無理矢理納めてしまってもいいんですが・・・、やっぱり端子のショートが怖いので、バッテリーケースを加工することにしました。

(ちなみにミニトレにも納めてみましたが、こちらは確実にシートが閉じません。ミニトレにMFバッテリーを使用する時はバッテリーケースの加工が必須です。)

加工、と言っても折り曲げを変えるだけです。特別な工具などはいりません。私はまっすぐ曲げるためにラジオペンチを使いました。

 こんな感じに曲げてみました。奥行き方向(画像では左右方向ですね、)にMFバッテリーの寸法に合わせて1cmずつ、狭めてみました。これでちょうど、通常のケースより1cmほど深くなりました。
幅方向には5mm厚のゴム板を左右に貼り付けてガタを防止しました。
車体にバッテリーケース取り付けて、MFバッテリーを納めてみると、すっぽり納まりました。シートを閉じても浮いている感じはありません。

配線を接続して、さっそくメインキーをONするとニュートラルランプとオイル警告灯が明々と点灯しました。続いてウィンカーを作動させるとこれまた、明々と点滅します。さすが、MFバッテリー!


 GR君は分離給油化も果たしたし、MFバッテリーを搭載したし、タコメータも装着しました。とりあえず、当面の整備はこれにて完了です。さあ、暖かくなったら乗り回すぞ〜。


February 24, 2002 「リトルヤマハミーティング」に参加したよ!
クリックすると大きな画像でご覧いただけます!
往年の名車が10台も集合!!!
旧車談義が尽きませ〜ん;
湘南平よりの眺望。
画像中央に江ノ島が見えるはずなんですが・・・
茂さんの呼びかけで「リトルヤマハミーティング」が開催されました!!!

リトルヤマハミーティングって?
「みんなでやりましょう! 規格無し、地域性無し、権威無し、二人集まればLYMってノリでいろんなトコで会いましょう!! ちっちゃいヤマハの愛好者、興味のある方、集まりましょう!! 」 こんな感じです!

私は、(本当はミニトレで参加したかったんですが、まだ完調ではなかったので一番調子のいい、)GR80で参加しました。Mr.Brownさん、丸さんと待ち合わせてから現地に向かいました。途中、晴れたり曇ったりして少し肌寒い!ひええ〜、もうちょっと厚着してくれば良かった〜。しかも花粉症のため鼻がグズグズに・・・。

 集合場所は海老名運動公園です。現地に到着すると茂さん、goroさん、やんちさんがすでに到着していて出迎えてくれました。お互い、自己紹介や旧車談義をしているとだんだん集まってきます、最終的には総勢10台が集合!
HX90、HS1、GT50、GR80、ポッケ、フォーゲル、・・・モンキーまで!
とくに私は、今ではほとんど目にすることのできないHXやHSを見れただけでも感激モノですが、(はじめて現車を見ました!)更にそのサウンドを聴いて聞き惚れてしまいました!(うう・・・欲しくなってきた〜、あああ病気やなぁ。)
お互いのバイクを乗り比べたり、記念撮影をしたり、改造ポイントや部品の話をしたりしていると、あっという間に楽しい時間が過ぎていきますね。

さて、そろそろ海に向けてショートツーリングに出発!みんな軽快に走り出します。途中、東名のアンダーパスを潜る時には「クウォォォーォン」としびれるような2ストのこだまが返ってきてゾクゾクしました、これってもしかしてHXの音かなあ???

海の見えるファミリーレストランで昼食を取ったあと、R1沿いの「湘南ジャンクヤード」に立ち寄りました。
ココは以前、私も足繁く通っていた場所ですが、最近2、3年はご無沙汰していました。久々に来てみると、完成車が多いなぁ、しかも年式の新しいものばかり!私は完成車に目もくれず、奥の「ハギトリコーナー」へ(笑)。 しかし、ここも様変わりしていましたね〜。以前はYSRやRZ50、50ガンマなどが多くあったのに、YSRなんかはカゲもカタチもありませんでした。ちなみに、私のミニトレのRホイール(YSR)やブレーキマスター(YSR)などはここの出身なんですよ。

さて、本日最後のイベントは湘南平のヒルクライムです!
昔、ミニトレで峠を攻めていたのを思い出して、ちょっと熱くなってしまいそうでしたが、そこはぐっとこらえてガマンの走行です(笑)。
てゆーか、GRって一度パワーバンドを外すと、なかなか加速しないんですね。言い訳みたいですが、低速コーナーを直線でつないだような登坂路は苦手です。

頂上に到着し展望台に登ると、すっごーい!遥か向こうまで見渡せます!あいにく雲に隠れて富士山は見えませんでしたが、快晴ならば西に富士山、東に江ノ島と、このうえない景色が広がることでしょう。夜景も良さそうですね!自宅からさほどでもない距離にこんな場所があったなんて、知りませんでした!
湘南平の眺望を楽しんだあと、自由解散でミーティングはお開きになりました。ほんと、楽しいミーティングでした。企画してくださった茂さん、ご苦労さま&ありがとうございました。
また近いうちに集まりたいですね!私も次はミニトレで、ぜひ!!!