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●著作権等管理事業の経緯 〜その2〜

(参考) 著作権等管理事業法と仲介業務法の比較

⇒文化審議会著作権分科会 契約・流通小委員会(第2回)議事録 (別紙2資料)より引用し、形態をとるじいやが加工。

著作権等管理事業法 仲介業務法
対象物 著作物 「著作物」
著作隣接権の対象物
※ 著作隣接権とは現行著作権法(昭45法48)第4章に規定される権利。対象物は実演、レコード、放送、有線放送。 ※ 「著作物」の範囲は勅令指定とされており、「小説」「脚本」「楽曲ヲ伴フ場合ニ於ケル歌詞」「楽曲」の4分野が指定
対象事業 「著作権等管理事業」 「著作権ニ関スル仲介業務」
委託者から著作権等の移転を受け、著作物等の利用を許諾することを内容とする信託契約に基づき、著作権等の管理を行う事業 著作物の利用契約につき著作権者のために代理又は媒介を業としてなすこと
委託者の有する著作権等に係る著作物等の利用の許諾の取次ぎ又は代理を行うことを内容とする委任契約に基づき、著作権等の管理を行う事業 著作権の移転を受け他人のために著作物を管理する行為を業としてなすこと(信託)
●委託者が受託者による利用許諾に際し使用料額を決定するものを除く。 ●使用料の額の決定について委託者の指図に従っていても許可を受ける義務がある。
●委託者・受託者間に、人的関係、資本関係等において密接な関係がある場合を除く。 ●委託者・受託者間に密接な関係があっても許可を受ける義務がある。
参入規制 登録制 許可制
管理委託契約約款 届出制 許可制
使用料規程 届出制 認可制
事業者の義務 (対委託者) (対委託者)
管理委託契約約款の説明 定めなし
管理委託契約約款の公示
財務諸表等の備え付け等
(対利用者) (対利用者)
使用料規程の公示 定めなし
利用の許諾の拒否の制限
情報の提供
(対文化庁長官) (対文化庁長官)
各種届出(事業の変更、廃業等、管理委託契約約款、使用料規程) 許可(業務実施、業務変更)、認可(使用料規程)
業務報告書及び会計報告書の提出
文化庁長官の監督権限 報告徴収 報告徴収
立入検査 臨検
業務改善命令 業務執行方法の変更命令その他の命令
登録取消し(法定事由に限る) 許可取消し(命令違反のみで取消し可能)
全部又は一部の業務停止命令(同上) 業務停止命令、業務制限命令(同上)
備考 使用料規程の協議、裁定につき所要の規定



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