Re: Title沖縄人とアイヌ人

投稿者[ EK ] 発言日時 [9月8日(日)12時09分56秒]

元の発言 [ Re: Title沖縄人とアイヌ人 ] お名前 [ オヤジッチ ] 日付 [ 9月6日(金)20時50分13秒 ]

牛頭天王さん>> 台湾観光をしたときタイヤル族の踊りを見ましたがタイヤル族も女性のみ口の周りに入墨をしていたんですね。

アイヌと台湾人が共通の習俗を持っているんですか。うーむ。

オヤジッチさん>> で、世界各地に広がった原人が新人に進化したと言う「多地域進化説」とは違います。
オヤジッチさん>> アフリカから13万年程前にアジア(ついにはアメリカまで)へ拡散した新人の「分化説」でしょう。

問題のHPの「モンゴロイドの形成」の項には、以下のように書いてあります。

#彼ら北京原人の歯には、早くもモンゴロイド的特徴(シャベル状切歯)の萌芽がみられるとの指摘があり、おそらくその仲間が、ほぼ同じ頃、陸地続きになっていた日本列島ヘも初めて足を踏み入れたのであろう。
#先史モンゴロイドの一派は、その後さらに北上を続け、おそらく4〜5万年前には北緯50度を、約2万5千年前にはついに北緯60度を越えて、極北の広大なシベリアへの拡散を果たす。

つまり、はっきりそう書いていないが、北京原人の子孫が先史モンゴロイドだと読めます。
私はこの部分に反応したんでしょう。

続いて「遺伝的近縁図」というのを載せています。これは単一起源説に基づく研究のようですが(DNAの解析結果だから当然そうでしょう)、この時点では単一起源説の紹介はまだありません。
次に「原人の拡散」という地図が載っており、その原人が新人と繋がるか繋がらないかには何の言及もありません。
続いて「新人アフリカ単一起源説に基づいて描いた新人(現代型サピエンス)の拡散」という地図が、あります。そして多地域進化説と単一起源説について「はたしてどちらが真実なのか、目下、世界中の人類学者を巻き込んだ激しい論争が続いている。」となっています。

要するに、あちこちに気兼ねして、かどうか知りませんが、相反する仮説を、問題点の整理もなく、ごたごたと並べてある。感想を率直に言えば、この「モンゴロイドの形成」は、さいてー、です。

オヤジッチさん>> 講師の吉留秀敏氏は・・・南ルートと北ルートを想定しており、・・・どちらも南方系モンゴロイドで現在の東南アジア諸民族は未分化だった(分化する程の時間差は無かった)という印象でした。
私が上のほうで提案した屁理屈と一緒ですね。1)南と北からやって来た人々が、2)お互いによく似ていた、という条件を満たすもっとも単純な説明です。しろうとの私は言いっぱなしですみますが、プロフェッショナルはきちんと裏づけを提出してくれたのでしょうか。

オヤジッチさん>> ・・・アメリカ大陸に渡った一派はベーリング海辺りで絶滅直前のモンゴロイドに会ったかも。
すみません、「絶滅直前のモンゴロイド」ってわかりません。



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