Re: 松本説はトンデモです

投稿者[ ピクポポデミ ] 発言日時 [7月26日(金)10時31分46秒]

元の発言 [ Re: 松本説はトンデモです ] お名前 [ 游惟 ] 日付 [ 7月20日(土)17時17分43秒 ]

私は現在どのような説も信奉できるほどには知りませんが、游惟さんの説はとりあえず納得できる部分があります。

>> このように、言語学・国語学・朝鮮語学・歴史学・社会学等の知見を総合すれば、「上代特殊仮名遣い」とは朝鮮帰化人の用字法であったことは明白なのですが、「専門(バ)家」の皆さんは、自分の守備範囲内の重箱の隅を突っつくばかりで、隣合った学問の領域さえ覗こうとはしません。「史」がほぼ100%帰化人であったことは隣の日本史の世界では動かしようのない定説なのに、国語学者の上代特殊仮名遣い研究はそのことを全く考慮に入れていないのですから・・・・

あとは、所謂倭臭漢文と呼ばれるものが、朝鮮臭漢文で説明できるのかとか(文法が同じですから問題ないようにも思いますが)、膨大な木簡は誰が書いていたのかとか・・・
(木簡などは甲乙の区別があるのでしょうか)

私は日本語の文字表記の開始に、渡来人が関与したことは間違いないのだと思うのですが、まだ日本語の発音の記号化が行われていない段階で、渡来人が音の違いを倭人に教え、その倭人が漢字音に対してある程度の教育を受けていた場合、条件異音を書き分けるケースもあるのではないかと思います。
例えば、古と巨の音を学んだ倭人が、私が游惟さんに教えてもらったように、ネコネコ、タコタコと音の違いを指摘され、書き分けるように指導されたとしたらどうなるのでしょう。
これが全く聞き分け不可能な異音であれば別ですが、通常は全く聞き分けてはいないが、聞き分けられる人間から注意深く指導を受けたらどうなるでしょう。
例えば私の場合、英語のlとrはほとんど聞き分け不可能でしたが、幾度も繰り返し指導を受けるうちに、さすがにある程度は分かるようになってきました。
現代人の私は、”こ”と言う字で記号化された日本語の音素を理解しているので、書き分けようなどどは思いませんが、全く自分の言葉を文字化する手段を他に知らず、言葉に対して神秘的なものとして、恐れを抱いていたとすれば、書き分けようとするかもしれません。

まあそうまでして、倭人の関与を言う必要もないでしょうが。

借音字にはかなり半島の影響があるそうですね。
吏読、郷札、口訣と万葉仮名や片仮名との関わりも言われていますね。
日本語のオの甲乙が否定されると、中期朝鮮語で明快な母音調和をもつ半島の言語との差異がはっきりしてきます。

とは言うものの、私は八母音説の方も残しておきます。
とりあえずはいろいろ考えてみたいので。


その他発言:



その他発言:


[ 掲示板に戻る ]