元の発言 [ Re: 漆といえば ] お名前 [ 牛頭天王 ] 日付 [ 4月6日(土)21時36分16秒 ]
どうもありがとうございす。
>> 縄文初期は漆は接着剤、耐久性向上、防水などの為と言われています。
>> 後期から弥生にかけて装飾性が求められてきました。
そう言えば聞いたことがあります。
漆は、理想的な接着剤だと、現代接着剤全盛の時代なんですが、開発するのに漆を目標にすると。
塗料としても耐久性など理想的なものだと。
>> >> >> ところが古墳時代の初期から中期にかけて漆はあまり使われていない。
HPなどをチェックすると縄文時代から専門の職能集団の存在が推定されていますが、
古墳時代始めに、全滅し渡来系の職能集団に取って代わられたのでしょうか?
>> >> そんな断絶があるのですか?
>> >> すると、古墳時代と弥生には、何かの民族的断絶もあっておかしくない。
>> >> と言う事も考えられなくも無いですね。
>> >> つまり文化的なものですけど。
>> >> そう言えば、青銅器は、あるのに西洋で一般的に使われていた、錫の食器など、
>> >> まったく出ていないようなのが不思議です。
>> >> 柔らかく、加工もしやすいうえ、毒なども無いのに。
>> >> 青銅器では、鉛と緑錆などの毒の危険が大きい。
>> 青銅器は食器には使わなかったのでは?
中国では戦国時代から青銅の酒器など出ているでしょう。
まったく、日本に伝わらないと言うのも、おかしいというきがしますが?
九州辺りから少しは出ても、おかしくないと考えますが。
>> >> >> 後期になるとまた復活して漆塗りのお棺が現れたりする。
>> >> >> 弥生時代と古墳時代の断絶と言うのがここでも現れていますね。
>> >> 末期飛鳥から奈良時代に使われる乾漆棺の事ですね。
>> >> 藤原鎌足の棺など宰相や王族以上の身分にしか使えなかったと聞いています。
>> 縄文、弥生時代でも漆はかなり貴重な物だったでしょう。
>> 漆の木を沢山つかっても取れるのは極僅かです。
>> 漆の木を栽培したのではないかと言われているようです。
>> >> この辺りは、中国の影響くさいですが。
>> >> 古墳時代の断絶は、ナンだったんでしょう?
>> >> これ以後、漆は、ずっと色々なものに使われていくんですけど。
>> >> やはり何故なんでしょうか?
>> 漆のかぶれ易さが人種によって違っている可能性があります。
>> 私など漆を顔になすりつけても全然かぶれませんが、近くを通っただけでかぶれる人もいる。
私なんか後者でかなり酷い眼に有っていますが、
話を聞きますと漆職人には、予防法と治療方法が伝わっているとか。
この話で面白いのは、よく上げている 豊田 有恒氏の小説で伊勢のヤマトタケルでしょうか。
(名前名違ったらごめんなさい。)
沢蟹を袋に入れて叩き潰して患部に塗ると言うものですが、
眉唾に考えていたら、ナンと最新療法に近いものだったなんて後で聞いて驚いた覚えがありました。
>> 漆器の制作は古代から華南でも盛んに行われていますが朝鮮北部はどうだったんでしょう。
>> このあたり調査できれば面白いことになる。
成るほど北朝鮮ですか。
そう言えばかなり来たでも漆は発見されていたんでしたね。
想像すると何が出てくるか?
わくわくしますね。
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