元の発言 [ Re: 漆といえば ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 4月5日(金)23時11分35秒 ]
>> >> 馬頭鬼さん、今晩は。
>> 牛頭天王さん、こんばんわ。
>> そして、どうもありがとうございます。
>> >> >> 其れと気がついたんですが、漆なんかの赤には、使われていなかったのでしょうか。
>> >> >> 縄文時代の漆は、各地ですばらしい物が見付っていますが、
>> >> >> この時代は、聞きませんね。
>> >> 弥生時代も漆は沢山使われていたようですね。
>> そうだったんですか?
>> 大変興味深いですね。
>> 実物は、何処で見る事が出来るんでしょう。
http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/index29/pict3.html
http://www.kimai-net.gr.jp:9876/kyouiku/maibun/evnt/inishie/27/SEIRISAGYOU3.htm
http://www.surugaya.com/sensuji/yurai/toroiseki.html
あたりはどうでしょう。
畿内も写真はありませんが
http://acd.nabunken.go.jp/Nabunken-Doc/hukyu/gakuhou/gaku23/G23IV/G23IV4/G23IV4.html
で沢山あった事が判ります。
>> 縄文時代の素晴らしいものは、何度か見る事が出来ましたが、弥生のは、見た事無いので。
>> 其の技術は、縄文より進んでいるんでしょうかって、いっても、
>> これ意味無いですね。ほとんど現代のものと遜色なさそうですし。
縄文初期は漆は接着剤、耐久性向上、防水などの為と言われています。
後期から弥生にかけて装飾性が求められてきました。
>> >> ところが古墳時代の初期から中期にかけて漆はあまり使われていない。
>> そんな断絶があるのですか?
>> すると、古墳時代と弥生には、何かの民族的断絶もあっておかしくない。
>> と言う事も考えられなくも無いですね。
>> つまり文化的なものですけど。
>> そう言えば、青銅器は、あるのに西洋で一般的に使われていた、錫の食器など、
>> まったく出ていないようなのが不思議です。
>> 柔らかく、加工もしやすいうえ、毒なども無いのに。
>> 青銅器では、鉛と緑錆などの毒の危険が大きい。
青銅器は食器には使わなかったのでは?
>> >> 後期になるとまた復活して漆塗りのお棺が現れたりする。
>> >> 弥生時代と古墳時代の断絶と言うのがここでも現れていますね。
>> 末期飛鳥から奈良時代に使われる乾漆棺の事ですね。
>> 藤原鎌足の棺など宰相や王族以上の身分にしか使えなかったと聞いています。
縄文、弥生時代でも漆はかなり貴重な物だったでしょう。
漆の木を沢山つかっても取れるのは極僅かです。
漆の木を栽培したのではないかと言われているようです。
>> この辺りは、中国の影響くさいですが。
>> 古墳時代の断絶は、ナンだったんでしょう?
>> これ以後、漆は、ずっと色々なものに使われていくんですけど。
>> やはり何故なんでしょうか?
漆のかぶれ易さが人種によって違っている可能性があります。
私など漆を顔になすりつけても全然かぶれませんが、近くを通っただけでかぶれる人もいる。
漆器の制作は古代から華南でも盛んに行われていますが朝鮮北部はどうだったんでしょう。
このあたり調査できれば面白いことになる。
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