不定期映画鑑賞記

今年は何本の映画を見に行けるでしょうか。
2005-07-31 Sunday
皇帝ペンギン
 まずはこの映像を撮ったスタッフに敬意を表したい。筆舌に尽くし難い苦労があったのではないか、映像からそれが伝わってくるかのようです。「癒し」と言葉に出してしまうと途端に陳腐になってしまうようで嫌なのですが、それでも使わずにはいられないほどの癒し画像の数々。厳しい大自然に立ち向かうペンギンたちの姿は美しく儚くて、そして実に可愛い。
 ストーリーは見るための目安として用意しました、という程度。皇帝ペンギンの生態に対する解説役といってもいいです。ただ、出しゃばり過ぎないのはいいのですが、そのために終盤がややわかりにくくなっているのはもったいないところ。最も辛い行進からオスが戻ってくる理由が映画からはうまく読み取れません。それと贅沢を言うようですが子供がどう大人になっていくのか(体の模様がどう変わっていくのかとか)も描いて欲しかったです。まぁ、撮れないのかも知れませんが。
 暑い最中に極寒の映像でまったりするというのもなかなかオツかもしれません。可愛い動物好きなら抑えておくべき作品かと。

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