実に一カ月半ぶりの映画です。なにかそれだけで結構、嬉しい感じ。
ロバート・デ・ニーロが恋人の父親で、しかもその職業がCIAの尋問のスペシャリストだというのですから期待十分です。
結果としては「アナライズ・ミー」ほどではないかな、というところでした。
主人公のやることなすこと全てが裏目に出るというのは良かったのですが、どうも展開そのものは非常に理性的なので大笑いすることは出来ませんでした。正直、笑うより思わず同情してしまうんですよね。
もう少し、現実離れしてでも無茶な展開にすれば良かったように思います。CIAの人間に狙われるとか。
そんな意味でラストの方の展開は見ている側に予想がしにくく良かったように思いました。全編、あんなテイストなら文句ないんですが。
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