最近のブルース・ウィリスはあまり当たりがないのだけれど、好きなサミュエル・L・ジャクソンも出演しているので見に行きました。このところのハズレの特徴は子供と共演でしたし(シックスセンスはまぁまぁでしたけど)、劇場予告が面白かったんでやはり行ってきました。
結論から言うとややツライ内容であったかと思います。久々にはっきりと日本人向きでない映画でした。予告ではさっぱり触れられていないけど、すんなり楽しむにはアメコミのお約束というか、ノリがわかっていないとしんどい。日本で言えば戦隊モノや水戸黄門のお約束ってところでしょうか。
随所でそういうノリを理解していることを前提とした話が展開されるので、常に違和感がつきまといました。なんていうか安心して見ていられないんですね。特にラストがその最たるものである為に、大抵の人は首を傾げたまま劇場をあとにするのではないでしょうか。
私もなにか納得がいかないエンディングでした。まぁ、もっと納得がいかないのはあそこで父親に銃を向ける息子ですが(アレ? よく考えたらやっぱり子供がいるなぁ)。
正直、ある種の興味深さは感じましたが人に薦める気にはならない映画です。
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