このタイトルも「交渉人」と同じく、DVD−ROMを買うきっかけになった一作です。今さら書くのもどうかと思うほど有名な作品ですね。
パッケージに今(20)世紀最高の傑作! これがあれば他はいらない、とまで書かれているのは伊達ではありません。オープニングからエンディングまでジョン・ウー節が随所に炸裂しています。
スタート直後の銃撃戦、他作品ならば間違いなくクライマックスであろう派手な演出です。ここを使って二人の主役を紹介する訳ですから、物語は否が応にも盛り上がり、見ている者を釘付けにします。見事と言うほかありません。
タイトルにもあるアイデアをより際立たせるのが二人の演技。これほど俳優の実力を見せつけられる機会は滅多にないのではないでしょうか。
序盤から中盤にかけて(悪い方向へ)期待通りに進むシナリオには背筋がぞくぞくするほどでした。望んだ通りの展開とでも言えばいいでしょうか。
そしてラストには序盤を上回るアクションと激情がつける決着。
良い映画です。レンタルもありますし、見ていない方にはぜひともオススメします。
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