今夏の四大映画最後の1本として見てきました。
実はこのシリーズは二作目、一作目の順に見ています。期間も開いてしまっているせいか、どうもストーリー的な繋がりを覚えていません。そもそも最初はジュラシックパークという共通のキーワードを使った異なる映画なのかと思っていたほどですから。
このシリーズも大きな分類ではパニック映画に区分けされるかと思いますが、個人的にそういった映画には苦手なものが多いです。理由は簡単でひたすら悲鳴を上げ、逃げ続ける展開に最後の方にはだれて来てしまうからです。
で、この映画の場合はどうかというと、そんなこともありませんでした。1時間50分という上映時間が短く感じられるほどで、だれる暇もありませんでした。
危機的状況に陥ってからも、そのひとつひとつを乗り越える度に人間ドラマが挟まれているので退屈することがないんですね。
期せずして、という訳でもないのでしょうが、今作は「家族の絆」が恐竜と同じくらい大事なキーワードになっています。恐竜に追いかけ回されることによって、その失われかけていたものを取り戻すという、どこか皮肉な話なんですね。
しかし、設定には無理を感じるところもちらほらと見受けられました。特に子供が一人で8週間も生き延びたというのは、その最たるものだよなぁ。
あと、どうでもいいことですが、今回も恐竜の糞に手を突っ込むシーンが出てきます。やっぱり外せないものなんでしょうかね。もし、お食事中の方がいたら申し訳ありません。
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