中学2年生の甥にお年玉をやって、そのあとに気分が悪くなることがあったので気分直しにと友人に急遽、電話。それゆえに目星はついていなかったので友人と協議した結果、このグリンチとなった。
事前情報がほぼゼロだったのでクリスマスの映画だということも、欧米の有名な絵本がベースであることもよく知らなかった。
あらすじはクリスマスが嫌いな男が町からクリスマスを奪うといったものだが、これが予想外に面白かった。
ファンタジックな世界観であることがこの物語を引き立てている。まともに作ってはおかしなところも設定のおかげで時には笑えたり、納得できたりする作りになっている。
しかし、クリスマス映画ではあるものの、彼女(彼)と見るのに向いているかといえば難しいところ。楽しめる映画には違いないが、カップル向きとは言い難い。個人的にはその方がいいのだけれど。
曲の方が全般的にすごく良い出来。スタッフの思い入れが感じられる。見終わった後に即座にサントラを買った映画は初めて。
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