いきなりですが、「交渉人」はDVDに興味を持つきっかけになったタイトルのひとつであったりします。LDはわりと前から持っていたのですが、洋画に関してはSide AからSide Bへの移行が嫌で見向きもしていませんでした。
今作を含め1999年には多くの個人的なヒットが生まれ、これならもう一度見たいという欲求からDVDに繋がったのでした。
約二年ぶりに見た訳ですが、やはり良いものはいつ見ても良いです。脚本に「攻め」が感じられる作品は何度見ても心が踊ります。
主演のサミュエル・L・ジャクソンの演技には果てしなく引き込まれてしまいます。特に「激情」とでも表現すべき感情表現は特筆もの。説得力の塊という感じです。
限定された室内空間のアクションも熱く燃えさせてくれます。こういう条件付きの戦闘って妙に好きなんですよね。
伏線の張り方も実に巧み。最初はわからないけれども、そのシーンがくれば即座に気がつくことが出来るという、まるでお手本のような張り方です。
DVDレンタルもありますし、見ていない方はぜひ。オススメです。
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