今日は2本立て。相変わらず空いているので実に助かります。経営のほうは大丈夫なんでしょうか、と余計な心配をしたくなります。まぁ、先月が例外ということで。
<リトルニッキー>
向こうでは生命の危機を感じるほど、劇場が絶えず笑いに包まれていたということですが……。
う〜ん。ちょっと今一つだったですね。テーマが笑いに特化しているせいか、どうも素直に笑えませんでした。
「あっ、ここで笑うんだろうな」というポイントがわかってしまって、笑うどころか逆に分析してしまうんですよね。笑った箇所も「爆笑」ではなく「苦笑」という感じでしたし。
劇場には子供もそこそこいたんですけど、そこからもあまり笑い声は聞こえてきませんでしたので、私の感覚や年齢層ということでもなさそう。
正直、普通の洋画で挿入されるアメリカンジョークのほうがよほどおかしいです。
この読後感ならぬ鑑賞後感は「Mr.ビーン」を見た時にそっくりです。あちらではきっと面白いんだろうなぁ、というあたりが。
個人的には「なんらかのテーマ」プラス「ギャグ」のほうが性に合いますね。
<JSA>
あちらでは「シュリ」を越える大ヒットということですが、この題材ならそれも当然のような気がします。
物語の展開は予告から想像できるように非常に面白いんですけど、オチがなぁ……、という感想。劇中において理屈っぽいことを色々と言ってるんですが、結局は条件反射で全てが決したという感じなんですよね。真実を明らかにすることが、却って事態をややこしくしてしまうというのも見ているほうにはストレスが溜まってしまいます。
この映画で最も印象に残ったのは主演女優が美人であることと、犬が可愛いことの2点です。いや、本気で。
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