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生活サイエンス
家庭用電池の上手な使い方 


 

家庭で使われる電池には、おもに乾電池と蓄電池とがある。それら電池が正しく使われ、正しい廃棄処分されているか。

  1. 乾電池は長時間放置すると放電してしまうので、多量の買い置きは無駄になる。

  2. 保存温度が高いほど放電が早くなるので、直射日光下の自販機物は避ける。

  3. 複数の乾電池を使う機器に、古い乾電池と新しいものを混ぜて使うと、新しい乾電池の寿命が短くなり不経済。電池は一度に全部取り替える方がよい。

  4. 各機種に応じて電池を使い分けすると経済的である。

    ※アルカリ乾電池は負荷の重い電子機器、カセットテープレコーダー・ヘッドホンステレオなど。

    ※マンガン乾電池の利用と種類。

    A.超高性能乾電池は懐中電灯・電動玩具・ラジオ・電卓など。

    B.高性能電池は置時計・ストーブなどの着火用など。

    C.充電式電池(バッテリー)は電気カミソリ・小型掃除機など。

  5. 蓄電池(充電式)の寿命は、その充電する回数によって決まる

     少し使って充電し、また少し使って充電するという扱い方をすると、電池の寿命が短くなる。

    ※メモリー効果。従来のバッテリーは、このような性質がある。
     これは充電した電気を完全に使い切らないうちに新たに充電すると、「短時間しか働かなくてもよい」と電池が記憶してしまい、稼働時間が本来より短くなってしまう。一度充電したら、電気を使い切ってから、次の充電をする。

  6. 電池を使い捨てる際のルール。

    平成3年以前に製造された乾電池は、公共施設や販売店などで回収している。

    平成4年以降に製造された筒型乾電池は、不燃ゴミとして出す。

    ボタン型の乾電池や蓄電池は販売店に返すこと。

    =1997/02=



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