お久しぶりです 投稿者:シマ 投稿日:06月30日(金)16時11分12秒
久しぶりに東京の娘のところに来ています。
長い間掲示板を見ていなかったので、過去ログを娘に印刷してもらいました。
Colinの話、皆さんの息遣いが聞こえるような気持ちで読んでいます。
今、私は"Femme Fatale"にのめり込んでいます。10年前の作品ですから、
Colinが若いのはもちろん、台詞の可愛らしさ、
Bedシーンの優しさ、今まで観てきた作品にない魅力を感じます。
"Three days of rain"のカーテンコールの時の、
あの素顔に似ているシーンがあります。
10年経っても、彼の初々しさは存在しているのです。
>ぱやさん、オーストラリアの旅、良かったですね。
日本を離れてのひとときは、やはり開放的になり、
幸せいっぱいになるでしょう。私は、飛行機が苦手ですが、
もう一度、Colinの舞台が見たいと思っています。
>mmmmさん、"Apartment Zero"が好きな人がいて、私は嬉しい...。
あの作品には無駄がありませんね。
内容はシリアスで、バックに流れる音楽は何かしら異郷的で、気に入っています。
何よりも、Colinの人の良さと優しさと頑固さが出ています。
舞台で演技しているようなアップが所々にうかがえます。必見の作品でしょう。
"ひと月の夏"のテープは、私も何年も探しましたが、幸いにも持っている人に出会い、
ダビングしてもらいました。オリジナルのテープが手に入れば欲しいと思っています。
年毎に彼も年輪を重ね、二度と同じ演技はできないでしょう。
今が大切だし、過去の作品の全てが、私にとっては大切な存在なのです。
私も66歳になり、あとどのくらいColinの作品に出会えるのかわかりませんが、
今まで出会った俳優さん(ローレンス・オリヴィエが私のピカイチです)の中では、
地味だけど、私をとりこにしています。
私の、昨年のロンドンの"Three days of rain"の舞台を見ての紀行文を
ごらんになっていない方がいたら、ぜひ見てください。
(内容はたいしたことありませんが…)。
↓
http//www.bekkoame.ne.jp/~toto/shima/england.htm
うせえいこ(シマの娘)より:ご住所を教えてくだされば、
印刷したものをお送りいたします。メールをください
最後になりましたが、いるいるさん、お義父様のおかげんはいかがでしょうか。
お察しします。早くお元気になられますように…。
こんにちわ。
ついに『サークルオブフレンズ』を見ることができました。ほんとコリンの役は
エロオヤジの役でしたね。こんなダメ男でも、コリンがやると見ちゃいます。車の
中でのラブシーンでは、ほんとにエロいって感じの声で、聴くのが恥ずかしかった
のですが、コテージの方のベッドシーンや、その後の会話シーンのコリンは良かっ
たです。彼の台詞回しがいいのかしらん?コリンが長い台詞を喋ってくれると嬉し
い! 映画自体の話も面白くって、楽しめました。
『高慢と偏見』の続編として、『ペンバリー館―続・高慢と偏見』というのがあ
ります。ドラマの方を見てから読んだので、ダーシー氏の顔とか、コリンのイメー
ジで読めて、とても楽しく読めました。訳が小野寺健氏なので、読みやすい文章で、
一日で読めてしまいました。こっちの話もあのままのキャストでドラマ化して欲し
いくらいです。
『ヴァルモン』の話題が続いているようですが、見てないので分からなくて悲し
いです!深夜テレビなどで放映される可能性はあるんでしょうか〜。
では、今日はこれで。またダラダラと書いてしまって読みにくくてゴメンナサイ。
いるいるさん、前回早速お返事下さってどうもありがとうゴザイマシタ。お忙しそ
うなので、恐縮してます〜。復帰を楽しみにしてますね。
はい,淀調です。 梅雨再開で嫌な天候が続きますがしっかり体調管理なさってくださいね。 「ヴァルモン」のトゥルベール夫人,これは見えない悪女ではないか,いうのが前回の話でしたね。 メルトゥイユ夫人は長い長い伝統ある悪女タイプなのね。モリエールに「人間嫌い」いう芝居ある でしょう。モリエールはルイ14世に可愛がられた役者で脚本家。ここで主人公アルセストが恋するセ メリーヌ,これがまだ若い未亡人で出来ない話はないという才媛。二十歳そこそこで主人公のほかに 二人の侯爵が求婚中で彼女は3人とも手玉にとって遊んでる。アルセストは融通の利かない正直者で 社交界の水になじめない。この結末がどうなるかは皆さんもうわかりますね。「リディキュール」 の主人公は逞しい、あれは健康的な結末でした。 フォアマン監督はこのメルトゥイユ夫人を身も心も軽い尻軽女にして、自分のトゥルベール夫人を 出したんですね。貞淑な人妻が誘惑されて簡単に落ちちゃう,これはよくある「淑女の転落物語」で す。しかしメグ・ティリーは転落しない,落っこちたのはヴァルモンですね。最初出てきたときは髪 ひっつめて衿の詰まった服来て女学生みたいだったメグ・ティリーがマントのフードから解き流し の髪覗かせて青白い顔してこっち見てる。ヴァルモンはだんだんだんだん見過ごせなくなる,ここの ところまるでドビッシ―の「ペレアスとメリザンド」みたい。 メリザンドは兄さんの妻,ある日森で泣いてるところを見かけて拾ってきたのね。妻にして何不自由 ない暮らしをさせてるのにメリザンドは幸せじゃない,森へ帰りたい言うの。叫ばずに小さな声で、 Je ne suis pas heureuse ici と言うの。それでペレアスは見過ごせなくなる,惹かれてい く、でもメリザンドは二人でいても愛してるとは言わない。やっと言ってくれたときは4幕4場で ペレアスは喜んで喜んでね,ああ星が落ちてくる言うの。そして兄さんに切られて死んじゃう。女は 子供を産んで死ぬ。兄さんは臨終の床でメリザンドを問い詰めてね,裏切ってないか,その子の父親 は誰だ,と聞くんですがメリザンドは私は何も悪いことはしてない,と答えるだけ。不幸が似合う女 メリザンド、Je ne suis pas heureuse ici という呪文に男二人が身を滅ぼす話でした。 でもメリザンドは金髪でね,窓から垂らした髪をペレアスが愛撫したり大人の御伽噺なんですが、 メグ・ティリーは髪黒いでしょう,それがヴァルモンにまとわりつく,凄味がありますね。あまり喋 らない無口な女で,人の話を聴いてるほう,個人的にもコリン・ファースは彼女のそこに惹かれた言 うてますが,女優陣で彼女だけがシリアス、悲劇の雰囲気を持ってますね。ヴァルモンにとっての ファム・ファタール、運命の女はメルトゥイユ夫人じゃない,哀れなはずのトゥルベール夫人とい うことになりますね。そして彼女のご主人は怒ってる風もない,自分の若い妻が哀れやなあ、可哀 想やなあ、といたわっていたわって帰っていきますね。本人は悲しがってるだけでね、何の自覚も ない,色恋に長けてるわけでもないしね,そういう女が男にとっては本物の悪女,おお凄いなんて思 われてる人が実はただの才女でより上手のジェルクールにポイされてる。大抜けの女に男は足をと られる、いうのがフォアマンの「ヴァルモン」でした。 しかしそれだけではコリン・ファースの「ヴァルモン」にはならない。どうして抑えた演技で評価 の高かったコリン・ファースで作ったのか?最後はここに行き着きますね。アナクロだなんて批評 家に辛い点つけられてますが、彼でなきゃ表現できないものがあったんですね。それは何か,が次回 のテーマ。コリン自身がいまだに引きずってるもの,といえばお分かりになるかもしれません。 それでは皆さん,ごきげんよう。
いるいるさま、お義父さまの一日も早いご回復をお祈りしています。 PCの崩壊(?)については、私自身、経験がないのでいるいるさんの本当の大変さの半分も 理解できていないと思うのですが、家族が病に倒れる大変さは身にしみているので、 YOKOさんがおっしゃられるとおり、無理をされないようお気をつけください。 (病気の人の身の回りのお世話をする人が倒れたりしたら、本当に大変ですから…) いるいるさんがおられないと、コリン氏のことをあーでもない、こーでもない、言うのも寂しいです。
いるいるさん、しばらくは何かとお忙しくなるかと思いますが、どうぞ あまりご無理をなさらないよう・・・お義父さまの一日も早い回復をお祈りしております。 サークル・オブ・フレンズ>屈折した役や、人間の弱さ・・・コリンのような 実力ある役者さんは、自分と全く違った役柄を飄々と演じることに 楽しみを見出しているのかもしれませんね。 役柄的にはかなりトホホ・・・でしたが、最初に馬に乗って現れたコリンを見て 胸がときめいてしまいました。 アングロ・アイリッシュ>原作本についてAmazonを調べていた時だったかしら、 コリンの役について"Englishman"という表現があったので、 もしかしたらアイルランドに住んでるイギリス人かな?と思いました。 アイルランド人だったとしても、カトリックではないようですね。
Link作業を完了いたしました〜! ところで,リンク先は,あそこでよろしかったのでしょうか? もしも違っていましたら,「こっちにしてね」とお知らせくださいませ!
いるいるさん、御義父様が1日も早く良くなられますよう心からお祈りしております。 ご自身もあまり無理をなさいません様、どうぞおからだ大切になさってくださいね。 しばらくは頻繁にいるいるさんに会えないと思うと(変な表現ですね。お顔も存じ上げないのに) さみしいのですが… おささん、こんにちは。レスありがとうございます。 Darcy's Storyいかがでしたか?P&Pの続編ものには評判の良いものも2、3あるようなので LizzyとDarcyのその後を知りたいような、でもやめておいた方が良いかと随分迷っています。 もしよろしければ感想を教えてください。 さて、ご存知の方もいらっしゃると思ったのですが… Relative Valuesのオフィシャル・サイトでColinの短いインタビューが聴けます。 自分の役はジュリー・アンドリュースの甥で害の無いいたずらっ子のようなものである、 子供の頃に見たサウンド・オブ・ミュージックのJAと共演できて素晴らしかった、 ピーター(Colinの役の名前)のユーモアはsnobbery(スノッブ根性ってな訳語なんでしょうか?) が源になっている、Noel Cowardのこの劇作品はセリフが素晴らしく、(軽快でしゃれていて 立派に構成されている)映画化に向いていた云々。わたしの英語力が足りなくて全部は分かり ませんでしたが、Colinの深くてなめらかで、よく響く声にうっとり。 みなさまも是非聴いてみて下さいませ。 http://www.relative-values.com/multimedia/castcrew/cf.html BDJ関連の素敵なページがありました。キャストの写真やブリジット御用達のシルクカットや ミルクタリーチョコの写真があって、フムフムと見てしまいました。ブリジットの親友トムには フォー・ウエディングでマシュー役だったJohn Hannahがいいのではと思っていたので イメージに近い人で良かったかなって感じです。 http://www.spring.net/karenr/mdbro/bjdcast.html 「危険な関係」ようやく上卷を読み終えました。おどろおどろしくて、きゃーとか言いながら 読み始めると引きずり込まれてついつい時間オーバーしてしまいます。ヴァルモンだけは 長髪Colinの姿がしっかりと頭に浮かんできます。やっぱり映画見たいな。 Morning Anneさんのお話に想像をたくましくしております。続きを楽しみにしております。
皆様 ありがとうございました。 PCの被害は、大きかったけど、また少しずつ資料を集めてきたいと思っています。 でも、今度は義父が入院してしまったので、その事に標準を 当てますので、 ホームページの更新や、皆さんのメールにお返事するのが 遅くなると思いますが、どうかお許し下さいね。 また、私が浮上して無くても、 是非コリンの話題を書き込んで盛り上がって下さいませ。 >YOKOさん ありがとうございます。めげずに頑張ります。 YOKOさまの書き込んで下さった夢 凄すぎます〜! もし見たら、起きられなくなるほど動揺しちゃいそう。 すっごくハッピーな気持ちになりました。ありがとうございました! >yumaさま 初めまして、ようこそいらっしゃいました。 これからも宜しくお願いします。しかし、残念でしたね。<大雨 BSは、天候に左右されるのでそれが玉に瑕ですね。私も経験がありますよ。 yumaさまと同じ思いの方も、きっと大勢いらっしゃるはず 「高慢と偏見」の再放送、ビデオ、DVD化を切に切に願って止みません。 9月からロンドン。良いですね。私は英国に行ったことがないので お力になれませんが、もし、留学先でお暇が出来たら ロンドン特派員として、コリンの最新情報をレポートして下さいね。 お願いします。 >おささん お見舞いありがとうございました。マギー・スミス私も好きですよ。 「ムッソリーニとお茶を」私もとっても見たかったです。 でも、どうも映画館には足を運べないようなので残念です。 また、お気に入りの俳優さんとか、女優さんについて書き込んで下さいね。お待ちしています。 >Morning Anneさん どうもありがとうございました。面白かったです。成る程、成る程言いながら 拝見させていただきました。見える悪女、見えない悪女とは、着眼点が違いますね。 目から鱗でした。またの書き込み楽しみにお待ちしております。 >Cheekyさん、いつもいつも気にかけて下さってありがとうございます。 「サークル〜」のコリンてば、トホホな役ですよね。でも、オコナー監督と とても仲良しだから、このような役を引き受けたのでしょう。 (彼は役者だから、癖のある役、屈折した役や、人間の弱さ等を 演じたいのかもしれません) ここでは親の言いなりのボンボンの役でした。 ちょっと調べてないので、Cheekyさんのご質問に答えられないですが アイルランドに住んでいるイギリス人 或いは、プロテスタントのアイリッシュ?だったかもしれません。 以前、彼は「フールズ・オブ・フォーチュン」の主役をするはずだったのですが 何故か出演しませんでした。「ケルト映画紀行」(武部 好伸著、論創社)に アングロ・アイリッシュの項目があり、詳しいです。同じアイルランド人でも 数の少ないプロテスタントの方は、特権階級だったようです。 でも、何と言ってもアラン・カミング 本当に怖かったわぁ。凄い役者です。 本当ですね。私も「高慢と偏見」、「華麗なる貴族(ブライヅヘッド)」のDVD化を祈っています。 >のんこみえさま 、初めまして。 ご訪問ありがとうございます。 こちらこそ、宜しくお願いいたします。また お褒めのお言葉も頂き、とても嬉しかったです。 ありがとうございました。 しかし、貴学校にビデオライブラリーがあって 「高慢と偏見」のビデオもあるんですね!!羨ましいです。 私も、出来るだけコリンの映画があったら 掲示板にでも書き込みたいと思います。 (でも書けなかったらお許し下さいね) それでは、皆様 お身体ご自愛下さいね。
はじめまして! いるいるさん、本当に素晴らしく充実したページですね。少し前から このページを覗かせていただいておりましたが、初めて書きこみします。 私の大学に、ビデオライブラリーがあるので、最近、映画鑑賞を始めました。最初は 『眺めのいい部屋』を見てヘレナ・ボナム・カーターにハマり、ヘレナものを結構頑張っ て見ました。全部頑張る前に、『モーリス』で今度はルパート・グレイブスにはまってし まいました。だけど学校にはあんまりなくて…。 他にいい映画はないかなぁ、と探していたところ、原作も好きな『高慢と偏見』があ ったので、見てみたところ!原作でも大ファンだったダーシー氏がさらにカッコイイ!!! もう一気にコリンに大ハマリ! 『アナザーカントリー』では、もっとかっこいいコリンがいたし、『ひと月の夏』 (これは画像が酷かった…けど)でもカッコ良かった! 私劇場で『恋におちたシェイクスピア』を見ていたはずなのに、印象がない!もったい ない!もっかい見なきゃ!!! と、今あせってます。あーなんでパンフ買わなかったの!コ リンについての記述ありますか?古本屋で手に入れようかと思ってるのですが。 平日の学校内でしかビデオ見れないので授業の合間を縫ってじゃあんまり見れないので すが、早く『イングリッシュペイシェント』と『サークルオブフレンズ』を見なくては! それ以外の作品はおいてないのでもう見る手段がない!奈良の田舎住まいなので、ツタヤ にはろくなの入ってないし〜…。深夜放映でやってくれないものかと、希望を抱いて新聞 をチェックしている毎日です。 ダラダラと書いてしまいましたが、これからもよろしくお願いします。コリンの芝居を 見に行くという目標ができたので、英語の勉強がちょっとはかどるかも? 学校でインタ ーネットをしているので、月〜金しか見れないのが残念です。 コリンが私のMost favorite actorですが、他にもちろんヘレナ、ルパート.G、そし てヒュー・グラントなどのイギリス俳優が好きです。 ではまた来週、遊びに来ますね! See You!!!
いるいるさんのPCが壊れてしまったなんて・・・ショックな事故ですが、 どうぞお元気を出してくださいね。 私も日頃ほとんどバックアップをとっていないので、気を付けなければ。 さて、ずっと探していたのに見つからなかった『サークル・オブ・フレンズ』を ようやく手に入れることが出来ました。ああ、コリンの役って・・・ あの綺麗な娘さんにとっては、自分を労働者階級から引き上げてくれそうな 白馬の王子様に見えたのかもしれませんが、悲しいことですね。 カトリックについての言及がありましたが、コリンの役は"アイルランドに 住んでるイギリス人"といったところなのでしょうか。 『ブリジット・ジョーンズ』公開の暁には、ぜひ『高慢と偏見』の再放映orビデオ化を お願いしたいですね。ジェレミーの『ブライヅヘッド』のビデオも廃盤に なってしまっていますが、どこかでDVD化してくれないかなぁ。
皆さんお元気ですか,淀調でございます。このところご老嬢の話が続いて若いヴァルモンはどこ行っ たの,思っておられる方,申し訳ないですからきょうは若い人の話をしましょうね。マギー・スミス 好きなおささん、また別途違う映画の話を致しますからお待ちくださいね。ヒントはグレアム・グ リーンですね、こんな英国女いるのか、いう話。 さて「ヴァルモン」,原作が「危険な関係」だ思うから足元すくわれますね。アネット・ベニングが 悪女の割には迫力無い,最後には青菜に塩,塩かけられたナメクジみたいに元気なくして、ツバメに してたダンスニー、あの一途だった男の子が女に囲まれてきゃあきゃあやってるのを見上げる表情 あれは若気の至りでやり過ぎて何もかも無くした若い女、まだ鍛え上げられていない青さが見えて ました。それに比べてヴァルモンのおばちゃまとセシル,このセシル,使用前と使用後で全く様子が 変わらない。相変わらず芋っぽくて今修道院から出てきました言うても通るくらい。子供子供して こういうのが曲者ね。そしてまた遊んだ男ほどひっかかるんですね、これが。自分は女のことは何 でも知ってる、いう顔してほんとは何にも知らないんですが、別に自慢の鼻へし折ってあげるほど ふたりの女は親切じゃないですから、んー言うて澄ましてるんですね。 一方,ヴァルモンは女たらしじゃ無いですね。若いから肉体的欲求はある。好奇心も有る。それで NO!言われたことは無い。しかしそれはトイレ行ったようなものであと、いつまでもトイレにこ もってる馬鹿はいない。致したあとはすっきりする。しかし翌朝になって女の脂がついたままだ、 ああ気色悪い言うてシャボンで身体中洗ってる、コリンのヴァルモンにはそんな感じありますね。 それが公私共にメグ・ティリーに引っかかるんですね。さすがにフォアマン監督、腐っても鯛で、 よく見てますね。 修道院に入って病死あるいは発狂する役どころ、原作もロジェ・ヴァディム版もフリアーズ版もト ゥルベール夫人を破滅させますね。ああかわいそう、あんな悪い悪い女に騙されて、いう昔ながら の薄幸な美女ですね。ところがフォアマン監督,そんなん違う、言うたのね。女はそんな単純じゃ有 りませんと。トゥルベール夫人のご主人は司法官,日本語訳では法院長となってますけど要するに 高級官僚,テクノクラートやね。生まれながらの貴族ではなくてその人が持ってる技術,知識を買わ れて支配階級に加わった人。フリアーズ監督はだから彼女は平民だ、言うてます。平民か下級貴族か 裕福な家の出でもパリの貴族階級文化の何たるかを知らずに育った人ですね。その頃のパリ盆地は 世界の最先端,司教のなり手はいないし平民だってバース・コントロールしてる。子孫の繁栄のた めではなく快楽のために男女関係は存在する,そういうコンセンサスが市民の間にも出来上がって たんですね。ところが信仰厚く貞操堅固なトゥルベール夫人、これはもう違う惑星に住んでる人, エイリアンですね。ヴァルモンは好奇心いっぱい,どんなんやろう、どう違うかそれとも同じか、 やっぱり同じだったんですね。メグ・ティリーパリに逃げ帰るくらいでそんなに抵抗しない。翌朝 嬉しそうにしてる女を見て男は白けるんですね。なんだ,こんなものか、つまらん、思うんですね。 さあ、しかしこの女のすごいのはこのあとですね。ご主人様はお留守です,言うのに来るんですね。 居留守と分かっていて来るんですね。ヴァルモンは会わない,会わないうちによそでごちゃごちゃ ありましてだんだん自暴自棄になってくる。何やっても上手くいかない,何なんだ,思う心の隙間に トゥルベール夫人が入り込んでくるんですね。その顔,その姿,どうみても幸せそうじゃないんです ね。それでも自分に会いにやって来る,貴族の女たちののほほん振りとは大違い,抛っておけない, 見過ごせない,ついつい情にほだされるんですね。家に入れてもう放さん、思うんですね。思ったが 運のつき,これがヴァルモン、命取りになりますね。女はもう夢から覚めてるんですね。舞い上が っていっぱい買い物して帰ってきたら男は消えてる。ああやっぱり別の世界の人ね,と。けれども トゥルベール夫人といえども一夜を過ごしたらやっぱり心身ともに女になってるんですね。だから 来て、もう一夜過ごして夫のところに帰っていくんですね。そして相手が死んだら夫にお墓の場所 まで連れてきてもらって薔薇を一輪手向けてまた仲良く帰っていくんですね。凄い凄い女ですね。 はい、もう時間きましたね。まだ終われませんので,もう少しお付き合い下さい。 それまで皆さんごきげんよう。
いるいるさん、PCの件、落ち着かれました?ほんっとにPCって便利なようでいて、事が起こると 被害が大きい、困ったシロモノですよね。復旧作業、頑張って下さい。 私もソニーマガジンのHPで、書き込みしてきました。もちろんビデオのことも忘れずに。 ついでに「Darcy's Story」の翻訳本がでれば尚嬉しいのですが。あまり欲張ってもいけないかな。 コリンへのインタビュー> 私なら何を聞くだろう...好きな食べ物・お気に入りの場所・ジンクス...いかん、 ブリジット以下の質問しか浮かばない。やっぱりあのコリンを目の前にしたら、頭の中はまっしろで メモは落とすは、同じ質問は繰り替えすはで、アノ・ソノ状態になってしまいますね。そう思うと 小説とはいえ、ブリジットのことを笑ってはいられないかも。 YOKOさんこんにちは。 私も後半は何度も読み返しては、ニヤついています。マークはMr.Darcyよりずっとかわいいですね。 このかわいさは第1作だけでは描き切れていないので、映画には第2作のエピソードも加えて、という YOKOさんの希望には私も同感です。ともかく完成が楽しみですね。 Morning Anneさん、「ムッソリーニとお茶を」ご覧になったんですね。私も配役を知って、見たい! と思ったのですが、いつものように実現していません。23日までですか。なんとか時間をやりくり して見に行かなくては。 マギー・スミスが妙に好きなんです、私。甘えさせてくれる、親戚の伯母さんみたいな雰囲気が特に。 いじわるオバサン的な役のときも、(その役柄に)反感をもてないんですね。何故かいじわるを 肯定してしまうんです。 淀調、いつも楽しみにしています。通り一遍の見方では理解できない、イギリス的ディープな世界 をこれからも解き明かしていって下さいね。 先日WOWOWで「フェアリー・テール」を見ました。物語はもちろん楽しめましたが、 ピーター・オトゥールの健在ぶりに感動! 特徴のある後ろ姿も変っていなくて、うれしくなりました。まだまだ現役で頑張ってもらいたいものです。
始めまして! 投稿者:yuma 投稿日:06月17日(土)23時09分32秒
初めて書き込みします。単純にJ.オースティンが好きだった私は 『高慢と偏見』の放送があると知って頑張って ビデオをスタンバっていたのですが見るたびに コリン・ファースが気になり始めて最終回の時はすでに、 気になる人→めちゃくちゃ気になる人に変化してました。 そんな私の気持ちを踏みにじるように、大雨が降り 電波がおかしくなってしまい全く見れなくて、 最後の最後の結婚式しか見れませんでした。 それからというものNHKには問い合わせたり、 その他いろんなところに再放送をお願いしたみたのですが結局無理で…。 あきらめかけていたら、立派なサイトがあるのを発見してびっくりしています。 ブリジット・ジョーンズも大好きなので彼に決まって本当に嬉しい限りです。 しかも、相手がレニ―・ゼルヴィガ―だし。 9月からロンドンに留学するので、ロンドンについていろいろご存知な方は 是非教えてください。はやくブリジットジョーンズみたいなぁ。
いるいるさん、がっかりでしたね。 でも、どうぞ元気出してがんばってくださいね。(遅まきながら…) 今晩は、いるいるさんの右側にジェレミーさん、左側にColinが座っていて、 「大丈夫だよいるいるさん、僕達が応援しているからね…」っていう感じの夢を 見れますようにって、祈っていますからね。 以前のいるいるさんとジェーンさんの「ねじの回転」話に刺激されてTHE TURN OF THE SCREWの ペーパーバックを(Colinの出番が5分間とのことでしたので、物語に惹かれたらビデオを 買おうという、けちな根性を出してしまいました)、Morning Anneさんの「危険な関係」話の 魅力にひかれて岩波文庫の2冊を買って来ました。この調子だとZ-shopで「ヴァルモン」を 注文してしまうのも時間の問題かも。皆様のおかげで楽しみの種がどんどん増えていって うれしく思っています。 BDJの映画、「切れそうなわたしの…」の中のエピソードも入っているといいですね。 The Edge of Reasonの献辞に Working Title Films(フォー・ウエディングスも製作した 今回のBDJの製作会社)の名があったので、ひそかに期待しているのですが…。 大笑いしたしブリジットの心の中での戦いぶりも共感できて、とっても好きなんだけど ブリジット1だけだとMark、いえColinがただのシンデレラの王子様みたいになっちゃうんじゃ ないかって気もして。それにブリジット2の最後の4章なんて、もう本当にSWEETなんですもの。 何回も読み返しちゃいました。フ、フ、フ。 ほんと、映画が日本で上映される日が待ち遠しいです。
はい、こんばんは。淀調でございます。 梅雨の合間に山のような洗濯物なさった方も多かったでしょう。 大家サンには災害お見舞い申し上げます。お見舞いついでにまあ、お茶でも、 というわけではないんですが、「ムッソリーニとお茶を」が23日までということなので 特急で喋らせてくださいね。 これね、新宿東口のシネマ・カリテで初回11時20分始まりなのね。「オネーギン」のときは ガラ空きだったので今度もそうかと油断して行ったのね。そしたら小屋が小さい、いうのも有るん ですが.10分前にもう殆ど満席で、オバちゃんに頼んで席詰めてもらって座れました。 いきなり画面中央フィレンツェのポンテ・ベッキオ橋なのね。アルノ川が流れてて、今日みたいに 天気がいいの。石畳の通りをしゃんしゃん歩く英国人の服の裾が映るの。カチカチ角があるブリテ ィッシュ・アクセント、これが街中を流れるイタリア語から浮き出て聞こえてくる。高台にある 英国人墓地ではあのジュディ・デンチがブラウニングのお墓の前で詩を朗読しながらパフォーマン ス、自分で自分にうっとりしてるちょっと危ない嬢ちゃんばあちゃん。お客さん、皆どっと笑いまし た。あのヴィクトリア女王演ってエリザベス女王演ったデンチが、思ったのね。そこへプロウライ トが子供の手を引いてやってくる。洋服店の腕一番のお針子が店の主人とくっついて出来ちゃった 男の子。お母さんが死んで孤児院に放り込まれたの。父親は典型的イタリア男で頼りにならない。 プロウライトは困って孤児院に返しに行くんだけど、中庭で所在なげにしてる子供達を見て堪らな くなるのね。自分の部屋に連れ帰って食べさせるのがベーコン&エッグ。子供がパンちぎって卵の 黄身やベーコンの油をつけておいしそうに食べるのね。食べたこと無いの?おいしい?聞いてる プロウライト、ローレンス・オリビエの最後の奥さん、こんなにして夫に接してたんやろうなあ、 思うのね。牛みたいに頑固で譲らないオリビエをああしい、こうしい、してなだめてね。メアリー 言う名前で出てるところ、ゼフィレッリ監督は夫婦をよく知ってたからね、この映画では彼女をマリ ア様にしてるのかも知れん。許婚も戦争で死んじゃって独り者だけど子供が天から降ってくる。叱 ったり諭したりしっかり者のマリア、地味だけど、一番いい人に撮ってる。でもこれだけじゃあイタ リアで余生を送るお婆さんたち、で華が無い。そこで登場させたのが「月の輝く夜に」でアカデミ ー賞とったシェール。元ダンサーで成金掴まえて取り替えて大金持ちになった粋なアメリカ女。 レストランで皆にシャンペンおごったりピアノに合わせて「煙が目にしみる・・・」なんて歌った り、パリまでピカソを買いに行って衣装もすごい。この人のお神酒徳利が化粧っ気なし、ズボン姿 のレスビアン考古学者リリー・トムソン。派手なアメリカ人はイタリア人に担がれて乗りに乗って る、それがマギー・スミスの元イタリア大使夫人には我慢が出来ない。あんな、男変えて金に物言 わせてインバイが、成金が、思って見てるの。レロレロのアメリカ英語とがちがちブリティッシュ のやり取りも面白い。レストランにシェールが入ってくる。男達はああ、彼女だ彼女だ言うて奥さ んいても立ち上がってね。皆でわーわー盛り上がってる一角で凍り付いてるのが英国人のテーブ ル。英国人の食卓にあるのはマナーだけ、言う感じがよく出てました。 こんなんして話してたら一晩中かかるかも知れんので続きははしょって、あとひとつだけ。 これね、フィレンツェでしょう、フィレンツェ言うたらボティチェッリ、「春」いう絵は皆さんき っとどこかでご覧になってると思いますが、監督のゼフィレッリはこの絵の寓意を役者そろえて豪 華キャスティングして、トスカーナ賛歌にしてみせた、思うんですね。普通なら女神なぞらえるの に若い美女持ってくるところをアカデミー賞とって功なり名を遂げたヴェテランばかり揃えて、 子役と若い男も入れたこの監督ならではの玄人向けセッティング。この人は女神のうちのどれかな あなんて考えてみる愉しみ。おかしいことに画面の左側に描かれてるヘルメス、マギー・スミスの 孫を演ったポール・チェッカーにそっくりなんですね。まあ、だからこの監督の洒落たいたずら、 イタリアが好き、フィレンツェが好き、美術が好きでイギリスが好きな人なら何倍も愉しめますね。 ただのハート・ウォーミング・ストーリーとして見てもいい出来、エンディングのアリアがまたム ードを盛り上げて帰りのエレベーターの中で目の端をぬぐってる若い子も何人も見かけました。 最後のシニカルな落ちも効いてます。敬遠しないでイタリア美術旅行のつもりで是非どうぞ。
PCの件で、いろいろとお見舞いありがとうございます。 ちょっと被害は大きそうですが、何とか頑張ってみます。 それに、ブリジットの本を読んでいますと、自分の悩みなんて 困難なんて小さい、小さい。明るい未来が来ると信じて (ちょっと大袈裟)頑張ります。 ぱやさん、お見舞いありがとうございました。 私も春夏編無事読み終わりました。早く次のページをめくりたいです。 映画化は、一冊目だけだと思いますよ。後、続編はどうでしょうね。 あまりイメージが固定されるのを好まない人みたいだから ブリジット・ジョーンズは、続編は映画化されないんじゃないでしょうか。 でも、留守電の部分や、秋冬編でトムの携帯電話に出る コリン(&マーク)を想像すると、頭の中がムムム状態になります。 うっとり。。。。 おささん、 あまりにもブルーな気分だったので レスをつけられなくてごめんなさい〜! あの時は、一体何が起こったのか信じられなかったの。 おささんの仰るとおりですよ〜! 私もブリジットに同化して読んでいました。でも、 インタビューならもっと違うことを聞くなぁ〜! (↑ 私が聞くとマニアックなオタクなお兄ちゃん的質問に なるので、読んでいてちっとも面白くないでしょう。グラム・パーソンズを知ったのは、いつ頃とか? これから、どんな役柄を演じたいとか?やっぱり小説にならないなぁ) おささんが書かれた「高慢と偏見」のビデオ化実現の書き込みから 早速ソニーマガジンのホームページに行き、短い 感想を書いてきました。作品中にある「高慢と偏見」の ビデオが観たい!!って。 ソニーさん、ビデオ化お願いします。全然関係がないけど メグ・ティリーの現在の旦那様は、ソニー系列会社にお勤めみたい。 日本語版ビデオが販売されますように。。。。
お久しぶりです。 いるいるさん、PC大丈夫ですか ? 私、機械には弱いのでよくわかりませんが、最小限の損失で済むといいですね。 ウワサのBJD新刊買って読みまくりましたよー。 もう、随所でムフフ状態になりますね。 映画になるのは以前の1冊目のでしょうか ? 今回の新刊が映画化される時には、コリンはマーク・ダーシーと本物のコリンとの2役かしら ? とか、劇中で使われる「高慢と偏見」の湖のシーンも出てくるのかな ? などなど、 かなり想像は広がります。(暴走しすぎ ?) おささんの仰るように、BJD→コリン・ファース&「高慢と偏見」というファンが増えるのは 間違いなしですね。 ananにも連載されていますもの!! ところで、Morning Anneさんの淀調シリーズ、いつも楽しく読んでいます。 少し前になりますが映画の「アメリカン・ビューティー」を観たあとで、ちょうど 「淀調・アメリカン・ビューティー」の話しを読んだので、すごく臨場感ありました。 「危険な関係」シリーズも面白いですね。 久しぶりに「ヴァルモン」と「危険な関係」を見直さなくちゃ・・と思いました。 あと「2番目に幸せなこと」も観たいけれど、「アメリカン・ビューティー」も 来なかった町ですから(私はほかで観ましたが)、上映の可能性は低そうです。 気が早いけど「BJD」も来るのかどうか気がかり・・・。(半泣)
おはようございます。 昨日ハードディスクが壊れてしまい、データを読み込まなくなりました。 もし、私にメールを送信して下さった方がいらっしゃいましたら お手数ではございますが、もう一度送信して下さると有り難く存じます。 宜しくお願いいたします。 メールソフト、コリン、ジェレミー関連、ホームページの資料等全部無くなってしまいました。 昔のものは保存していましたが、最近のは怠っていたので仕方がありません。 自業自得です。
読みだしたら止められない、止まらない♪ 投稿者:おさ 投稿日:06月14日(水)15時24分53秒
先週末は発作的に部屋の模様替えを始めてしまい、結局BJD新刊は昨日やっと買うことが出来ました。 家に帰るまで待ちきれず、電車の中で読み始めたのですが....皆さま、決して真似をしてはいけません。 前作以上に<コリン・ファン御用達度>が増しております。1ページ目から、顔が緩みっぱなしです。 その上間違いなく、乗り過ごします。 もう、マーク・ダーシー=コリンというモードで読んでいますから、ブリジットへの感情移入は 前作の時の比ではありません。完全に同化してしまいます。(^^;) それにしても、本当に「コリン・ファース」と書かれた箇所が沢山あります。あとBBCの「高慢と偏見」の ビデオに言及した箇所も。こうなると、このビデオを見たくなるのは人情というもの。 これでビデオ発売の道が、グッと開けてくるに違いない!? あ〜、家に帰って続きを読むのが待ち遠しい。BJD映画版の日本公開はもっと待ち遠しいぃ!
下の記述で紛らわしい書き方をしてしまいました。 ごめんなさい。コリンは、昔 来日をしたことがあります。 今、日本にいるわけではありません。 ユーロ2000 イングランドが負けてブルーです。 上位2チームに残って欲しいです。アラン・シアラーは今大会が最後で 後はプレミアリーグのみにするそうです。 寂しいけれど、やっぱり素敵な人ですね。 家族とクラブを大事にしたいって。。。。かっこいいなぁ。男だね。
>Morning Anneさま 期待しています。私も「恋の掟」ではシアン・フィリップス演じる ロズモンド夫人がとても気に入っています。彼女とセシルが ラスト近くで内緒話をする所が。そして、アネット(彼女自身は 嫌いじゃないですが)のメルトゥイユ夫人がどうも好きになれないんですね。 何だか思わせぶりで、あまり上品に見えなかったし。 次回は、その事について書いて下さるんですね。 宜しくお願いします。 >Flopsyさん 私は雑誌などの情報には疎いので、何かありましたら是非 宜しくお願いいたします。コリン来日していますね。 どこかにその情報保存しているので探してみます。最近 記憶力がなくなってしまって、確実なことをお伝えする自信が ないので、お時間下さいね。 うふ、ハンドル名 可愛いですね!! >みゆきさん まだ読み始めてませんが、私もBJD新作本 2冊購入しました。 コリンのインタビューの所だけ先に読みました。 早く読み始めなくては。それから、コリンのインタビューがまた 見つかりました。ザッと読んだ(翻訳ソフトで<お恥ずかしい) のですが、やっぱり難しかった。 内容は、コリン=ダーシー のように同一視しないで欲しいこととか インターネットで彼の誕生日カウントダウンをしているとか 彼のEnglishnessについてとか、若手俳優で誰を有望視しているのか (ホアキン・フェニックスだそうです)、リバー・フェニックスや ディカプリオについても、ちょこっと書いてありました。 そのニュースについては、Lizのページに行ってみて下さい。 ↓
いるいるさま、そして様々な「とっておき情報」を教えてくださる皆さま、 いつもいつも本当に、感謝しています。 今日は、数日前のおささんからの情報を得て、BJDの翻訳本を手に入れるべく 書店へ行って参りました! 2冊とも、しっかり平積みされているではありませんか… 名は、"きれそうなわたしの12か月 春夏篇"と"きれそうなわたしの12か月 秋冬篇"です。 はあ、睡眠時間がまたまた減りそうです。 それに、"幸福な結婚(でしたっけ?)"と"2番目に幸せなこと"も観に行かなければいけないし。。。 梅雨のシーズンだというのに、すっかり「芸術の秋」気分です。
コリン仲間の間では,「あなかん」なのですね? 私,一瞬,邦画のタイトルかと思ってしまいました(笑)。 リンクの件,OKです!んもう,二つ返事OKです!! (紹介までしていただいて、恐縮です〜) こちらこそ,リンクを張らせていただいても良いでしょうか? 相互リンクにしたいですぅ〜!
いるいる様、YOKO様、レスありがとうございました。 私はあまり雑誌を買ったりしないので、お役に立てる情報をご紹介する自信は無いのですが、 これからはコリンに関するアンテナを張り直して頑張ろうと思います。昔、コリンが 映画祭か何かの審査員として来日した時も全然知らなくって、後で泣きましたから。 当時全然話題になってなくて、今でもあれは同姓同名の別人だったのか?と思ったりしますが。 ハンドルNの事ですが、いるいる様、当たりです(^^;
はい、淀調でございます。今日はフォアマンの続きですね。この作品、去年か一昨年か レンタル用ビデオも廃盤になってしまってあとはTSUTAYAにでも行って捜すしかない。アッ髪が、 アッ顔の輪郭が、なんて一切心配せずに観れるフィルムですから皆さん借りてくださいね。 若くてスリムなコリンが見れるだけじゃない、この作品にもいいところはいっぱいありますね. 文句言いたいのはアネット・ベニング、どうして彼女にメルトゥイユ夫人を振ったのか、 ウィットのある官能性、て一体全体分かって書いてるのか.女ぎつね的な、てあのふさふさした見 事な尻尾があるから女ぎつねなんで、アネットにあの柔らかな、光沢のある豪奢な尻尾、あります か?あの若さで早くも擦り切れちゃって、だからフリアーズ、彼女を90年にグリフターズで使って、 どうだ言うたでしょ。昔は大仕掛けな詐欺の片棒担いでところがその首謀者が精神病院行き、残さ れた彼女は墜ちて墜ちて、今では家賃をデブの中年男の家主に身体で払ってる.公衆便所やりなが ら地べた這いまわりながら、どうにかしてもう一度浮かび上がっていい目見よういうギラギラ を良く出してた彼女、でもこれは泥絵なの。だから「ヴァルモン」ではフランスの貴族社会に彼女 ひとりはまらない。甘さのきついローリーポップ、舐め続けると舌が割れるの。じゃあいいところっ て何なんだ、言われそうですが、ねえ、皆さんはお若いからね、若い人しか目が行かないね。それぞ 貴族、女の華いうひとがいるでしょう、あの砂糖菓子みたいなおばあちゃま、ロズモンド夫人がそう ですね。居眠りばかりしてるいうて年寄りを甘く見たらいかん、この人は実在のモデル言われた メルトゥイユ夫人のなれの果て、ラクロに若い頃の話して、スタンダールにくるみ菓子を食べさせて くれた夫人そのひとなのね。カードしながら居眠りするのは退屈だから、百戦錬磨の彼女にしたら そんなカード遊びなんて馬鹿馬鹿しいの、もうちゃんと仕掛けは出来てるんだからね、人妻を選り取 りみどり集めておいて、若い甥っ子呼び寄せて、さあ、おあがり、言うて。美男の甥がどんな言い寄 り方をするか、相手がどう応じるか拒否するか、こんなおいしい見ものはないの。自分は年取って 身体も衰えて、でもまだ見て愉しむことは出来る。そしてあのおばあちゃま、ヴァルモンとダンス するでしょう、上品で上品でそして甥にうっとりしてね、相手見てると自分の年も皺も忘れるの。 まあ、若かった頃はパリでちょうど相手はこの位の年で、いやいやでもヴァルモンのほうが上、だっ て私の甥なんだものねえ、こんな良い目が見られるから色々呼んできてよかったわねえ、って。 セシルが食べられた翌朝も食卓仕切って言うでしょう、それで、なあに、お前さんはその、何とか 言う男と結婚したいと言うのかい?って。ヴァルモンがトゥルベール夫人は何処か、聞くまで澄ま して待って落ち着き払って答えるのね、もういないよ、なんだか慌ててたみたいだったねえ。それ でヴァルモンは飛び出していく。何と言ったんですの?ええ?聞こえなかったから知らないよ、あい にくこっちの耳が聾でねえ、言うのね。もう、これこそ生き延びたフランス貴族の女、権謀術数で 磨き上げられたその毒が長い年月に洗われて砂糖菓子になってる。ふんわりほろほろして、キツネ の尻尾見えるでしょう。これがロズモンド夫人、原作では信仰厚い堅苦しい老婦人になってるけ ど、それだって最後ダンスニーにセシルの転落の糸口を作ったのはあんたの恋の告白だ、と人情の 機微に聡いところを見せてるでしょう。よく考えればこのロズモンド夫人にしてこの甥、だから二人 は実はよく似ていてでも年をとるまで生き延びただけおばちゃまのほうが上手。だから惜しいのは アネット・ベニング。若いメルトゥイユ夫人とそのウン十年後、いくらでも対比して遊べるのに これはほんとに惜しかった。対比と言えば男性陣もしかり、原作では笑いものに過ぎないジェルクー ル、どうしてこの役を「アマデウス」でヨーゼフ2世を演ったジェフリー・ジョーンズに振ったの か。それものっけからアネット・ベニング使用後、まあもういい加減飽きたな、いう顔見せて登場さ せて。あまりに格好良すぎるジェルクール、初めはああ、ミスキャストやねえ、フォアマンも鈍ったね え思いましたが今考えたら違いますね。ジェルクールはヴァルモンのなれの果てなんですね。放蕩 して放蕩して生き延びて何も知らん若い娘が欲しくなるんですね。そうやって貴族はやってきたん ですね。でもやっぱり女は上手なんですね。怖いですね。 さてしかし、フォアマンはどうしてメルトゥイユ夫人の品下げたか。それはトゥルベール夫人に 引きずられたからですね。次回はいよいよその話いたしましょうね。
日曜日に無事ロンドンから夫が帰ってきましたので(かわいそうに翌朝から普段通り出勤です) 雑誌のこと早く書かねばと思っていたのですが。 残念ながらColin関連の成果はありませんでした。 My Life So Farはもう上映が終わっているようですし、Relative Valueはまだ封切りまで 2週間以上あるのでレビューがありませんでした。 いるいるさんを色々お騒がせしたのに、スミマセンでした! 今ロンドンで公開中の映画の数を見るとイギリス製とアメリカ製の割合は1対3になっていました。 ハリウッドの力って強力なんですね。ということはイギリス製の映画は(というよりアメリカ以外のものは) 日本での公開のチャンスは少ないということなのでしょうかしらん。 興味を引きそうなもののなかではAustenのMansfield Park(カナダ)に好意的な評が 載っていました。いわく、「近年の文学作品の翻案ものの内でも、最も完成度が高く 独創的なもののひとつである・・・」と。見てみたい気がします。 Pokemonも上映中で(Bridget流に言うとGaaah!という感じですね)評いわく、 「親は眠気を払うのに懸命だったが、子供は魔法をかけられたように見入っていた」とか。 たしかに・・・
二人アネット 投稿者:いるいる 投稿日:06月07日(水)23時35分30秒
またまた判りにくい文章を書いている 情けない管理人です。
下のウォーレン・ビーティー云々の所のアネットさんは、「アメリカン・ビューティ」、
「恋の掟」のアネット・ベニング(ビーティ夫人)のことです。6月10日は本屋〜の所に書いてある
女吸血鬼を演じたアネットさんは、アネット・ヴァディム(ロジェ・ヴァディム夫人)です。
「危険な関係」に出ています。紛らわしい消化不良の記述お許し下さいね。しかし、アネットと言う同名の女優さんが
ラクロの小説の映画化に関連しているとは、今知りました。惚けた話です。トホホホ。
トリュフォー 投稿者:いるいる 投稿日:06月07日(水)22時25分54秒
の名前が出てくる所なんぞ、やっぱりMorinig Anneさんですねぇ。
トリュフォーの「日曜日が待ち遠しい」(うう、題名失念)まだ観ていませんが
この作品のことを仰っているのでしょうか?それとも「隣の女」ですか?「隣の女」は怖かったですね。フォアマン監督は、随分とコリンを買っていて下さったんですね。
存じませんでした。しかし、昔から惚れ込んでしまうと良いものが出来ないと良いますもん。
何とも皮肉な話ですね。確かオードリー・ヘップバーンも
旦那様(これまた名前失念メル・ファーラーだったかな?)が録った
「緑の館」が思ったよりヒットしなかったそうです。客観的に観ることが出来ないからなのかな?
その点、フェリーニや、ヴァディムや、ゴダールとかは、魅力を引き出しているように感じますが
いかがでしょう。ウディ・アレンや、ウォーレン・ビーティは、奥様(またはガールフレンド)を
上手に録っていると思いますけどね。あはは、アネットが出て来ちゃいました。
淀調 ファンが作ってコケた「ヴァルモン」 投稿者:Morning Anne 投稿日:06月07日(水)13時30分11秒
はい、こんにちは。淀調でございます。
晴れた日が続きますが風邪引いてる人も多い。皆様お元気でしょうか。実はこのミロス・フォアマンの作品のことを喋るのは辛いのね。鬼才フォアマン、巨匠フォア
マン言われた彼のこの作品。「カッコ−の巣の上で」「アマデウス」。時処かまわず男二人出したら
並ぶものの無い監督フォアマンが手をつけた「ヴァルモン」。脚本は「昼顔」「ブリキの太鼓」
「マックス、モン・アムール」のカリエール、カメラは「アマデウス」でも一緒だったミロスラフ・
オンドリチェク。人と金を存分に注ぎ込んでなんでなんで、言いながらラクロでコリン・ファース
だから切っても捨てられず、喋りたく無くて喋りたい。コリン・ファース若かったでしょう、
ベッドでもむくむくしてなくて髪も有って、それが高い衣装つけて動いていて水にも入って決闘も
する。盛り沢山アイドル動くピンナップ全集。当時の記事読んだらフォアマンがコリン・ファース
気に入って気に入って口説き落として作った映画。ヴァルモン演るのは彼しかいない、と。その気
持ちが先走って先走って押さえがきいてない。ファンなら宜しいけれど監督がそれでは、ああ思う
て思い出した、フォアマンが敬愛するトリュフォー監督。ファニー・アルダンが好きで好きで撮っ
て撮ってね。でも引きずられちゃうのね、どうしても。好きなものだから思い切って切れない。
あれも入れとこう、ああこれも、言う感じでそのくせどこかうろたえてて。腰据えて正面きって見
れないのね。こわいから指の間からそっと覗いとこう、ああ、ええなあ、いうのが出てるでしょ
う。違う。BBCのダアシイさん観たでしょう、カメラがしつこくてしつこくてそれで観客をぐう
の音も出ないほどに押さえつけちゃってからさあどうぞ、と。田舎の舞踏会、人込みを縫ってカメ
ラが回る回る、画面を誰が横切ろうが気にしないで回る。返す刀でダアシイの眼、カメラが彼の視
線になって会場を回る回る。この大回しの間に観てる方は自分がダアシイを見てるのかダアシイが
自分を見てるのか分からなくなる船酔い状態。ここまでしといてふっと放す。あとは観客が勝手に
ダアシイを追う仕組み。ベッドシーンも濡れたシャツも出ないうちに観客は追っかけになっちゃ
う。このしつこさ、この入れ込みがないと美男ものはむずかしい。コリンは顔が良くてえくぼも有
ってベビーフェイスな一面もあって、これなら母性本能もくすぐれる、美男スターで売るかな思う
のね、それでフィルム繋げて腰が引けるのね。彼はダート・ムーアに埋まる岩ですよ。雨風にさら
されて表面が滑らかになってて夏にはヒースの花も咲いたりするから皆誤解するの。太陽が当れば
暖かくなるし、でも重くて大きくて動かないの。それを美しいと思えるかどうか。美しいと思って
それを観客に伝えることが出来るかどうか。美男のコスチューム・プレイを観に来た観客を説得
出来るかどうか。
だから美男のヴァルモンは苦しい。どこか最初から崩れていなきゃいけないヴァルモン、セシルを
いただいた翌朝の食卓あるでしょう、ジェラール・フィリップ、セシルと二人であくびしてあくび
して。マルコヴィッチはどうしたか。うろたえて取り乱してその場にいるのもやっと、言うセシル
に口開けて舌の先を上あごにつけて見せるのね。女はもう顔色変えて立ち上がってね。これだけで
ヴァルモンが昨夜何をしたか、彼がどんだけ女の身体いうものを知り尽くしてるかが分かる。しか
しコリンのヴァルモン、ねえ、夜っぴいていたしていても朝の四時には馬に乗りに行ってる、言う感
じだし、決闘の場面だってね、カンカンカンいう音してるでしょう、その音が止んでアランゾが眼
を開けて指の間から見るでしょう、ヴァルモンは死んだんですけど、ねえ、ほんとですか?あの剣
さばきで死ぬの?嘘でしょう?刺さった剣抜いてこっち来るんじゃないの?いうくらいに強い強い
ヴァルモン。マルコヴィッチはよれよれになってね、はあはあ言いながらトゥルベール夫人のこと
思い出してるの。剣を振り回しながらあれはよかった、最高だった、陶酔の極みだったいうて。
まるで女臭さが匂わないヴァルモン、女達に振り回されているようで最初から最後までどこか孤高、
それが良いんですけれど、かといってフォアマンが掴みきれてるわけでもない。
それではフォアマンが掴んだものは一体何か?と言うところでもう時間きましたね。悪口言いながら喋りだしたら止まらないのはやっぱり
この作品が好きだからですね。コケた作品ほど可愛い、というか。
次回も続き喋らせてください。それでは皆様、ごきげんよう。
6月10日は、本屋さんへ直行 投稿者:いるいる 投稿日:06月06日(火)10時08分53秒
>Y・勇気さん、ご訪問ありがとうございます。
皆さん、彼女はジェレミー&仮面の男を初め、とても素晴らしいイラスト、
文章をホームページで公開して下さっている才能豊かな方です。
これから、リンクの交渉を始めるところなのですが(^_^;;
是非是非遊びに行ってみて下さいね!!Y・勇気さまのHPはこちらです。
>Morning Anneさん
ヴァディム版 本当にありがとうございました。私は、こちらの映画を一番始めに観たこと、
それから、やはりフランスの香りがすること、ジェラール・フィリップ、ジャンヌ・モロー、ジャン・ルイ・トランティニャンと言う
豪華な配役、貴族社会ではないが、現代に上手く脚色したところ等が、とても気に入ってます。
(「血とバラ」で女吸血鬼を演じたアネットさんもとても素敵!なのも理由の一つです)いつもながらMorning Anneさんの文才に脱帽です。コリンのヴァルモンは、どのように料理して下さるのか
楽しみにしています。(いつも、こんな感想しか書けなくてごめんなさい)>Flopsyさん
初めまして、こちらこそ宜しくお願いします。素敵だなんて そんなぁ。。照れてしまいます。
お誉めのお言葉ありがとうございます。> 高校生の時に「アナザー・カントリー」を見て以来、情報の少なさに泣きつつ、
> それでも(ひっそりと)ファンであり続けました。何気なく見ていたBSに
>彼が現れた(高慢と偏見)時の驚きと喜びは言葉にするのがとても難しい(^^;まさに同感です!!私も同じ気持ちでした。力不足ですが日本語のコリンのページを作りたくて
このページを開設しました。今では、ご訪問して下さる皆様から沢山情報、彼の魅力、etc. etc.を
教えていただきつつ、助けて頂きつつ今に至っています。
Flopsyさんにも助けて頂いちゃうと思いますので、宜しくお願いしますね。
(ハンドル名可愛いですね。ピーター・ラビットからでしょうか?違ったらごめんなさいね)>Kurakoさ〜ん
お久しぶりです。ルパさま頑張ってますね。最近彼の人気が高まっていて
嬉しいです。「ベスト・フレンズ・ウェディング」の彼なんてとても素敵でした。
ゲイ版「007」本当に観たいと思うぐらい。
”BJD”のTom役で彼が登場したら良いな なんて思っていましたが
またいつかコリンと共演して欲しいですね。>YOKOさん
YOKOさんまで、お誉めのお言葉ありがとうございます。
これは、やはりコリン・ファースと言う役者の力に寄るところが大きいですね。
彼の知的で味わい深い魅力が、(全世界の)選りすぐりのファンの方を集め、
その皆さんの情報源のお陰で今に至っています。私も早くColin をド・アップで観たいです。実を申せば私も
初大画面コリンは「シークレット・嵐の中で」が初めてでした。
映画館だとステレオであの素敵なお声が聞けますよん。早く映画館で観たいですね。>おささ〜ん、ありがとうございます。
6月10日ですね。新書案内ありがとうございます。
ブリジット絶対日本公開しますよね。しないわけがない。
うう、コリン来日するでしょうか!!会いに行きたいですね。
それまで続BJDで我慢します。
祝・続編発売! 投稿者:おさ 投稿日:06月05日(月)18時21分36秒
昨日本屋さんで「ブリジット・ジョーンズの日記」続編発売のお知らせを見ました。
今回は春夏篇・秋冬篇に別れているそうです。2冊ともソニー・マガジンズから6月10日に
発売されます。
これがまた話題のベストセラーになって、映画も公開となれば、いよいよコリン来日の可能性が
高くなりますよね〜。その日が待ち遠しいぃ!!!
とりあえず今は10日まで指折り数えて、ワクワク気分です。
Colinをド・アップで見たい! 投稿者:YOKO 投稿日:06月05日(月)01時20分32秒
いるいる様、みなさま、こんにちわ!
Flopsy様、はじめまして。そうです。ここは本当に有難いサイトだとわたしも思っています!
さて、Relative Valueは日本では公開されないのでしょうか?
オフィシャルサイトにはヨーロッパ、中南米、アメリカなどのディストリビューターの名は
ありましたけど、日本に関しては無かったような。おもしろそうなのに。
ああ、Colinの姿を映画館の大画面で見てみたいな〜
Pride and Prejudiceのビデオを買って見るまでその存在さえ知らなかった、
Colin歴3ヶ月のわたしは The English PatientもShakespeare in Loveも
劇場公開の時に見ていません。(これで映画のこと知らないのがお分かりになると思います)
だから「ただ今劇場公開中」というhotな時にColinの映画を楽しんでみたいな〜と。
ブリジットまで待たなくてはならないのかなー。こちらはヒュー・グラントとハリウッドの
女優さんと共演だから日本公開間違いなしですよね。
kurako様のおっしゃるようにプロモでColin来日とかになったら、ウー、夢みたい。アーガイル模様のセーターを着たColinの姿がしっかりと頭に浮かんでいるわたくしであります。
ルパ様 来日! 投稿者:Kurako 投稿日:06月04日(日)15時07分55秒
お久ぶりです。表紙更新されたんですね。表紙のコリンの写真相変わらず素敵ですね。
ルパ様、来日するんですね!楽しみ〜。今度の映画”二番目に幸せな事”、雑誌では
彼の演技が誉められてたけど、やっぱり本家本元?って思ったのは、私だけでしょうか。
最近のルパ様、どんどん男らしくなっていくようで。本当にかっこいいですよね。
Gay Peopleには素敵な人が多い。やっぱり、これは本当だと思う。
早く、”BJD"の撮影始まってくれないでしょうかねえ。それで、コリン来日って事には
ならないでしょうか。
初めまして。 投稿者:Flopsy 投稿日:06月04日(日)04時08分52秒
色んなHPをつたってこちらまで流れてきました。はじめまして。
コリンについてのこんな素晴らしいHPがあるなんて今の今まで
全然知りませんでした!高校生の時に「アナザー・カントリー」を見て以来、情報の少なさに泣きつつ、
それでも(ひっそりと)ファンであり続けました。何気なく見ていたBSに
彼が現れた(高慢と偏見)時の驚きと喜びは言葉にするのがとても難しい(^^;彼の新作情報を得られて、さらに皆様の興味深いお話もきけて、私にとって
本当にありがたいページです♪また遊びに来ますのでどうぞ宜しくお願いします。
淀調 ヴァディム版「人間嫌い」 投稿者:Morning Anne 投稿日:06月03日(土)11時49分58秒
はい、こんにちは。淀調でございます。
しつこく続く「危険な関係」、前回はフリアーズ版、今回はいるいるサンご贔屓のロジェ・ヴァデ
ィム版、最初見たときは、なんやこれ、思いましたね。白黒でもこれはまた黒が違うのね、粘って重
い濃いい黒。それで台詞がフレンチでしょう、ジャンヌ・モローの表情見ていたいのに字幕見なならん、
これが鬱陶しくて、内容の鬱陶しさとあいまってうう、重い、重い、豪華な衣装も着てない
し、まあ無愛想な現代版、こんなんかなわん、でお仕舞いでした。若かったんですね。
今見たら、とてもいいんですね、これが。当時は林真理子は出てないから誰も「私だけが損をし
ている」とは言うてくれないわけです。ロジェ・ヴァディムはフランス人ですからそこまであけす
けには言わない。言わないけれども彼がつかんでジャンヌ・モローが見せているのはまさにそれ。
しかも林真理子と違ってこの奥さんは夫を憎んで愛してる。そこが始末の悪いところ。
生まれもいい頭もいい顔もいい女、ジュリエットが選って選ってこれなら思うて結婚した男、ジェ
ラール・フィリップ。私は他の女とは違う、夫が浮気しても文句言うような野暮じゃない、夫の浮気
は私の勲章。それに私だってお茶ぐらいはいただくし。そう思って夫のプロデュースしてやってき
て、でも此の頃むなしいの。これはもしかしてババ掴んだんじゃない?私の相手はどうもいまいち
でしかもその相手に若い、いうだけの小娘に見返られて、夫は変わらずへろへろしてる。言うなり
に動く夫もいいけど何だかねえ、都合がいいからホイホイ従う振りしてるんじゃない?
ジャンヌ・モロー、そんな台詞は吐かないけれど、鬱屈した屈折した表情、だんだんだんだん人生に
倦んできた女の憤懣が体から匂ってる。アメリカ人の浮気相手から電話があるのね。もう親戚筋の
セシルと婚約が決まっててジュリエットはお払い箱なの。でもそこは人妻の余裕でまあ、おめでと
う、結婚祝も用意してあるわよと笑って別れてそのあとで。寂しいの?まあ、変な人ねえ、ええ、
主人と一緒よ、あら嘘よひとりよ、その間中、夫のヴァルモンはキスしてドレスのファスナー下げて
ごちゃごちゃごちゃごちゃ。夫に絡まれて弾んでた体が電話切って後ろ向きにベッドに腰掛けた途
端、剥き出しになった背中が退屈だあ言うてる。赤いものが欲しいのジュリエット。世界中で誰よ
りも愛し尊敬する女は君だけだ、僕らは共犯者だ、そう?本当にそう?あなただけが得してるんじ
ゃないの?もちろん、そんなことは言いませんが、彼女の目の下のくま、唇の端、あんまり喋らん
ジャンヌ・モローだからいろいろいろいろ考えますね。そしてジェラール・フィリップ、トゥルベ
ール夫人をスキー場で見かけて目の前でわざと転んで笑うでしょう、大きく開けた口の中、白い歯が
細くて歯の端が揃ってないの。ああ、これは死ぬな、思うのね。浮気三昧の好き勝手してるように
見えて、あの奥さんやったらどこか自分も知らんところで気い使って気い使って疲れてる、だって
奥さんの方だって何もかも打ち明け合う、言いながら用心深く隠してるものがあるもんね。だから
満ち足りて幸福なトゥルベール夫人に救いを求めるの。自分だけ救ってもらう?そうはさせない
わ、夫嫌い、自分嫌い、皆な嫌いなジュリエット、袋小路なのね。
ここで効いてくるのが若くてちょっと馬鹿な親戚筋のセシル。原作とは違ってこのセシルはなかな
かしたたかなの。親に嘘ついてダンスニーの下宿を訪ねるのね。ベッドでスカートまくりあげて、
寝たら親が世間体を気にして一緒にさせてくれるわ、言うの。若さの特権振りかざしてダンスニー
振り回してる。年上の余裕で対してるけど、ジャンヌ・モローにしてみたらその傍若無人ぶりが
たまらないの。ずたずたに引き裂いてやりたい、だからダンスニーに会って、こんな一途な男は
セシルにはもったいない、可愛がってあげるわと。でもこのセシルはめげないのよねえ.ラストで
裁判沙汰になって出て来たところを新聞記者が取り囲む、にっこり笑ってまるで勝利宣言してるみ
たい。ダンスニーにガードされて、母親はこんな娘でも可愛くて、半分顔が焼け爛れたジュリエッ
トを振り返って心が顔に表れてるわ、言うのね。このときのジャンヌ・モロー、さあどうでしょう、
泣きもしない、笑いもしない、動じないの彼女。あんた達なんて相手にしたってしょうがない、いう
感じ、楽しみのために、いうよりは無理心中の色合いが濃い「危険な関係」メルトゥイユ夫人とヴァ
ルモンを夫婦にしたことでいきなりリアルになったこの映画、男と女が二人で暮らすことのしんど
さ、男と女の違いを映し出して見事でした。さて、なかなか「ヴァルモン」に行けずに申し訳ないです。
来週こそフォアマン監督を肴に「見える悪女・見えない悪女」いたしましょう。
それでは皆様、ごきげんよう。
いるいるさ〜ん♪ 投稿者:Y・勇気 投稿日:06月02日(金)17時25分23秒
いるいる様こんにちは〜
…っは!こちらでは初めましてかしらっ!?もしかしてっ!
Y・勇気です!(…って前置き長すぎ。)こちらの掲示板に書き込みをしながらコリンさんについては
あまりよく知らないのですが(きゃーごめんなさい!)
これから勉強していきたいです〜
「アナザー・カントリー」って一時期とっても流行っていて
一度は見てみたいな〜って思っていたんですよ。
(時々夜中にこの映画をやってて,次の日になって気づくということが
数回あったような…そのたびに失敗…)また,遊びにきまーす!
ジェレ様サイトでも仲良くしてやってくださいまし〜
Morning Anneさん 投稿者:いるいる 投稿日:06月02日(金)15時53分31秒
いつもながら 本当に判りやすくて 本当に面白い書き込み ありがとうございます。
フリアーズ版は、1度しか見ていないので、なかなか見比べることが出来なかったんです。
Morning Anneさんの書き込みを拝見して また見たくなってきました。
(ユマ・サーマン 好きですが、全然印象が残っていないのです。。。)セシルに目を付けるところなんて Morning Anneさん!! やっぱり違いますね。
ロジェ・ヴァディム版も 解説して下さるとのこと とても嬉しいです。ありがとうございます。それから、Yokoさん、Morning Anneさんの 「あなかん」の書き込みで
ますます、この作品の良さを再認識させていただきました。
本当に ありがとうございます。
淀調 企む女・探る観客 投稿者:Morning Anne 投稿日:06月02日(金)14時35分46秒
はい、淀調でございます.YOKOさん、書き込みどうもありがとうございました。
Julian Miychellの原作では a respected joke になってますね。そして respected
はイタリックで書かれてるんですね.respected 言うたら distinguishedとか eminentの
ニュアンス、ハー言うて仰ぎ見る感じですね.これが尊敬のかけらもない jokeいう言葉に
ついてるんですね。学校中の笑いもの、あまりにも馬鹿馬鹿しくて皆から嘲り笑われる存在、
しかし底の底までは笑いきれない.それは彼がどこまでも自分の信念を曲げないからですね.
ジャドはそこに自分のraison d'etre、存在価値を賭けてるんですね.英国人の誇りは自分で
自分を笑いものにする能力を持つことで、それに全力を傾けますね.それが文学になるんですね.
さはさりながらジャドの冷静沈着なこの態度、これは彼が生身の誰にも本気で恋してないからです
ね.「資本論」は北極星のように動きませんからジャドは立派に死ねるんですね.基本的に英国
男は恋に狂わず他のことに狂いますね.嵐が丘のヒースクリフは恋で死にますが、一生キャシーを
慕って心変わりもしない.作者の理想の男ですが、フランス人ならそんなの恋じゃないよと言うか
も知れん.自他の心変わりに翻弄されボロボロになるのがフランス男の恋、昨今は違いますが昔の
フランス映画はそんなんばっかり、女に捨てられるか無理心中かいずれにしてもたくらむ女がフラ
ンス映画の十八番になってました。
「危険な関係」には3人の女が出てくるのね.悪女と貞女と馬鹿な女と.原作では貞女が死に、悪女
は罰を受け、馬鹿な女は前非を悔いて修道女になる。今ではこんな女はいない、とラクロの但し書
きが付いてますが、まあ、善くても悪くてもどこかに女の愚かさがないと魅力無いですね.この
3人の取り合わせ、特に馬鹿な女、あの世間知らずのセシルがどんどん変わっていくところがひとつ
の見せ場で、これをどう見せるか.セシルは女の本性見せてますからね.夜眠い、いうのでお客の前
であくびしてた娘が、ダンスニーに手紙貰って次第に大胆になっていく.水心あれば魚心でヴァル
モンに許した後は3人とも欲しい.その中にダンスニ−が残ってるのが不思議なくらいの変わりよ
う、これが顔にも態度にも出てきて観客に分からんといかん。分かりやすい、という点ではやはり
フリアーズ版を押しますね.ユマ・サーマンの顔、少し賢そうでいて肝心なところが大抜け、メル
トゥイユ夫人に馬鹿な娘だ、いつでもどこでも好きな男と好きなだけ寝れるのよ、いわれてからの
表情を見てごらん、眠ってた本性が目を覚まして、もう体裁をつくろわなくなるのね。これだから、
いう半分呆れ顔のメルトィユ夫人、そこへ何も知らない母親がまあ、いつも娘に良い影響を与えて
くださってと御礼を言う皮肉、舞台と同じ脚本、これがまた原作のポイントを非常に上手く拾って
る。豪華なセットにアップを上手く入れてるから雰囲気が出てますね.だから原作を読んでいない
人もよく分かる.読んだ人よりよく分かるかも知らん.そこがフリアーズ版の強味であって、また
弱いところ.
例えばグレン・クローズ、いかにもの悪女で「危険な情事」のあとのイメージそのままで、
この人が何を言っても誰も驚かない.マルコビッチの台詞に的確に反応して、表情を見れば彼女の
感情が観客によく分かる作り.貫禄もあってまあ、少々上品さには欠けますが、フォアマン監督の
アネット・ベニングよりは遥かに貴族.アネットは小間使いです、いうても誰も疑わない.表情も
ON/OFFで、あの指を舐めるシーンねえ、小娘がケンタッキー・フライドチキン食べた後じゃ
無いんだから、もう少し舐め方ってものがあると思うのね.フォアマン版については次回にいたし
ますが、グレン・クルーズ、愛してるから子爵の入れ込み方が許せないんだわねえ、と観客が納得
してしまう。ヴァルモンが死ねば大声で泣くし、まあ、女だわねえ、と。これはねえ、いかにもア
ングロ・サクソンらしい、原作を分析して台詞と表情で見せてこれです、と。ついでに観客が
おさまるようにオペラ座での見せしめも入れたりして.脚本がいいからDVD買いましたが、今見た
ら退屈.どうしてか。ラクロは算数じゃない、こうだからこうなって、とは必ずしも言えない.
何を考えてるのか、口ではこう言ってるけど、本心はどうなのか、そういう危うさが全部無くなって
る.見てる側が探って探っていく楽しみが消えちゃってるのね.フリアーズはとてもいい、けれど
その完成度が仇になることもある.というところでもう時間きましたね.次回はいるいるサンお気に入りのフランス版いたしましょう
ね。それでは皆様、ごきげんよう。