HAL9000型コンピュータ

「2001年宇宙の旅」に登場する、火星行の宇宙船の乗組員も含めて全てをコントロールする
世界で最新型のコンピュータです。画像処理により人間の識別、音声認識による声の識別、
など、殆ど普通の人間並みの目、耳を持っています。もちろん、「チェス」の腕前は世界一とし
て、登場人物の一人 「ボーマン船長など」と協力して火星までの旅をするのです。
話は、宇宙船の一部の故障という、事件が起こります。乗組員の人力による補修をしても故障
は直らないという事態に展開した時、人間がコンピュータの誤作動ではないかと危惧を持ち始め
たとき人間と対立する時代、が始まったと解釈しています。なにか、おかしくないか。
良く調べてみよう。とかなんとか言われてどうします。世界一のコンピュータですよ。ミスの100%
が人間の人為的なミスだと、システムの人間は思っています。「2000年問題」も古いモデルの
システムには存在していても、最新型には有り得ないことです。「映画をみていらっしゃらない
あなた、「有名なんです。」小説の方も、手軽に本屋さんで手に入ります。必見です。
2001年もであとわずかです。アーサー C.クラークが20年以上も前に、ハード&ソフトの革命
的進歩を予言している事実に大変驚かれるはずです。