喜多方
中央区銀座3-5-5
03-3271-8687
銀座 無休
2/CBB
97.11.11
ラーメンは様々なバリエーションがあるがデフォルトはトンコツだし醤油味スープに縮れた多加水系太平麺で分類すれば喜多方風。スープの味は悪くない。麺は始めのうちはまともだが徐々にコシが失われていく。チャーシューもそれほど味の悪くないもので、まぁ、まともな部類。魔女ラーメン、麻醤麺など、ラーメンには他にもいろいろバリエーションがあるが、個人的にはトウバンジャンを絡めた豚挽き肉をのせて、香草のようなものをちりばめたピリカラの魔女ラーメンが好き。もうちょっと麺がまともならねぇ。どうでもいいけど、ABCとはAbalone&vegetable soup、Beef&asparagus soup、Chinese ravioliの略らしい。訳すと「あわびと野菜のスープ、ビーフとアスパラのスープ、中国風ラビオリ(?)」。
見た目指数1、アレ系指数3。
東京西部
東京
2/CBB
2003.2.3
麺はかなり多加水の太めタイプ。かなり柔らかくて、ゆですぎの印象。スープはトン骨ベース和風ダシ。最近この手のスープが本当に多い。なんで和風だしなのかなぁ、ってこれは大崎さんの趣味。大崎さんの発言力が影響してラーメンの流行りをつくり出しちゃったんじゃないだろうか。和風だし強めのラーメンは東京西部ラーメンと言わず、とらさんラーメンとでもした方が良いかも(^^;。チャーシューはちょっと食べた感じではそこそこ。一部、臭みが気になる場所があったけど、標準以上と言っても良いレベル。ちなみにこの店、「天然素材」って書いてあるけど意味不明。天然のブタを使ってるんだろうか?天然の野菜を使ってるんだろうか?まぁ、どうでも良いけど。
熊本
渋谷区桜丘2-2
03-3461-5679
渋谷 無休
1/BCC
96.10.16
熊本系のトンコツ塩味ラーメンだが、マーユの風味は弱い。麺は中位のストレート麺で、やや硬め。ぱさぱさ感があり、粉っぽいところが桂花と同じなので、恐らく関連製麺所のものと思われる(確か桂花は自家製麺だったと思う)。スープの絡みはそれ程悪くない。スープはトンコツだし中心でとりがらブレンドタイプだろうが、ブタ臭さが全くなく非常にあっさりしている。香辛料を利用して味の深みを出そうとしているようだがやはりトンコツスープはトンコツだしで勝負して欲しい。濃厚なスープを期待していくと肩透かしにあう。チャーシューはまずい。全体的に桂花によく似ている(元店長らしい)が、マーユの香ばしさがないぶん少しだけ桂花に劣る。
熊本
新宿区西早稲田2-18-21
03-3204-0867
高田馬場
5/ABC
97.9.2
スープは豚骨ベースのほぼ塩味。マーユでアクセントをつけたもので正統派熊本系といった趣。こってり感にやや欠けるし、旨味ももう一つ出切っていないところが不満だが、桂花に比べれば随分とマシ。麺は普通の太さのストレート麺。スープの絡みも良好だし、歯触りも悪くない。コシが強い、というよりは硬い印象でぎりぎりでA評価だがいつBに転落しても不思議はない。チャーシューはまずいのでチャーシューメンはお金の無駄。東京の熊本系としてはひごもんずより下、桂花より上、といったポジション。それなりに評価できるが交通の便が悪い。
東京とんこつ
東久留米、新座
3/ACB
2000.11.18
麺は太麺と細麺が選べるが、細麺はコシが今一だし、スープにもマッチしないので、お薦めできない。で、評価は太麺で実施。コシもあるし、スープも絡む。なかなかの良品。スープは豚骨ベースの醤油味だが、業務用ニンニクをぶち込んでしまったような保存料系の味でかなり下品。もうちょっとダシをきちんと取ればその下品さも気にならないのかも知れないが、ちょっと作りが雑すぎ。テーブルにある唐辛子を大量 に投入すると保存料や化学調味料的な味わいはかなり緩和されるが、そうすると今度は辛さだけが上滑りして、それはそれでダシの弱さが明らかになってしまう(^^;。チャーシューはシーチキン系の食感のもので質的にはかなりまともなんだけど、味が非常に薄い。もうちょっと、丼の中で主張させても良いと思うのだが、ま、東京とんこつ系のチャーシューとしては間違いなく上質の部類。
北海道
琴似(場所はここ)
12/特A特AA
2003.2.8
麺は中位の太さの縮れ麺。スープの絡みも良く、高温のスープでも高品質を最後まで維持できる良品。スープはトンコツを強めに利かせたもので、醤油、味噌、塩の3種類があるが、醤油と味噌を食べた限りでは味噌の方がお薦め。純連やすみれの源流だけに、味噌味でもいわゆる「味噌汁ラーメン」になっていないのが立派。全国でも屈指の味噌と言える。チャーシューは麺、スープのクオリティからすると「もうちょっとできるんじゃない?」と思わないではないが、全体のバランスを崩すものではなく、やはりレベルは高い。ほとんど死角はなく、何か言うとすれば「夜もやってよ」ぐらい(^^; 店主は高齢のようなので、健康に気をつけてこれからも地元民、観光客の両方を楽しませ続けて欲しい。
北海道
新宿区西早稲田2-20-5
03-3208-1915
早稲田 無休
6/BAB
95.8.7
スープはトンコツをベースにして野菜などを煮込んでダシをとっている。最後に中華鍋でモヤシを煮込む、いわゆる札幌ラーメンの正統的な手法である。麺は中位であるが、ややコシがなく、ちょっとふやけた感じである。チャーシューは特に不もなく可もなくといった感じである。ここは味噌ラーメンが売りのようだが、それにしてはダシの取り方が甘く、味噌が前面にでてしまって十分にうまみが楽しめない。一方塩ラーメンだと、あっさりしている中にトンコツのダシが利いて、かなりいける。こういったラーメン屋を見ていると「所詮味噌」というセリフを口にしたくなる。味噌で唸らせるためにはすみれのような強烈なものが必要なのではないか。
北海道(?)
池袋(場所はここっていうか、池袋東武)
2/BCB
2002.11.26
麺は角の立った中くらいの太さ。スープの絡み、コシともに標準といったところ。特にまずいわけでもないが、取り立てて良品というわけでもない。ま、Cでも良いかな、ぐらいのところ。スープは味噌、醤油、塩と種類があるが、今回は雑誌で石神氏が大々的にお勧めしている味噌。正直なところ、「まぁ、味噌で美味しかったら奇跡的」と思いつつ注文したけど、案の定、イマイチ。お店においてあった雑誌の切り抜きによるとかなりこってりしたトンコツ中心のスープがベースみたいに書いてあったけど、実際はさにあらず、トンコツライトという感じ。これに海老のエキスがしこたまはいっているようだけど、どうもベースがしっかりしていないので、軟弱な地盤の上に馬鹿でかいマンションを建てたような味。海老が大好き、とう人なら良いかも知れないけど、そういう人は寿司屋とか、海鮮のお店に行けば良い気もする。チャーシューはまぁ普通 に美味しかった。
和歌山
西台
6/ABB
2001.12.2
麺はやや細め。加水率はやや低めか。最近はこのクラスの麺はそれほど珍しくなくなったが、品質が高いことは間違いない。スープは鶏ガラトンコツブレンドで沸騰させてダシを取った濃厚醤油味。和歌山ラーメンとしては和風だしの効きが甘い感じだが、こってり感は十分に演出されている。ただ、こってりしているのは良いけど、「これって、無化調?」って感じてしまう程味が薄っぺらい。石神君は「ふくよかなコクに満ち満ちた深い味わい」と書いているけど、残念ながら僕は全く違った印象。こってりした脂分で味が覆い隠されてしまっている。チャーシューは普通 に美味しい部類。
東京
渋谷区恵比須西1-32-16
03-3464-4923
恵比寿 日祝
9/AAB
96.2.29
トリガラ、トンコツ、タマネギ、鰹節あたりからダシをとっていると思われる。メインはトリガラ。まっとうな東京ラーメンで非常にさっぱりしている。麺はやや細目の縮れ麺。ややコシに甘さがある感じもするが、食べている最中に変質するほどではなく、合格点。チャーシューは本来の味も良く、やや中華風の味付けも悪くない。ただ、薄口のスープの中にあってはやや主張が強すぎる。東京ラーメンのスタンダードと呼ぶにふさわしく、ピカ一(閉店)と双璧である。ただし、ニンニクメンはラーメンのバランスを全く無視したもので、やりすぎ。業務用ニンニクを使ってないのは当然としてもあれだけの量をいれてしまってはラーメンを楽しめない。泥酔したあとの仕上げならばよいだろうが、通常でオーダーするのはすすめられない。
東京とんこつ
豊島区西池袋3-30-2
03-5396-3445
池袋 日曜
7/ABA
97.10.17
トンコツベースの背脂ラーメン。デフォルトと味噌で全く評価が異なる。スープはデフォルトだとやや塩寄りの醤油味で香月系。生にんにくを加えるとかなりいける。味噌だとダシが完全に味噌に負けてしまい、ただの味噌汁。麺は共にやや細めの縮れ麺。若干コシの弱さが気になるが、この細さなら仕方のないところかも。スープの絡みは悪くない。チャーシューもデフォルトと味噌で肉を変えている。デフォルトはスープにいれるととろけるがんこタイプで味付けも良く、おいしい。味噌だと、固め、脂少なめ、肉厚のものになるが非常に塩気が強く、バランスが完全に崩れる。味噌は完全な駄作で、評価は2/ACC。このメニューは店の評価を落とすだけなので、提供をやめるべきだと思う。デフォルトはこの系統としてはかなりおいしい部類に入るので、香月が好き、という人には薦められる。
横浜
新宿
2/CBB
95.8.2
スープはげんこつ屋のようなテイストだが、それに比べるとずいぶんと淡泊。おそらくは煮込みが足りないのだろう。ダシも十分にでているとは言えず、水で薄めたような感じを受ける。麺も所々固まりになっていたりして、きちんと作っているという感じがしない。コシはあるので、調理する側の気持ち一つという感じもするが、要はプロ意識の欠如だろう。チャーシューは不もなく可もなくといったところか。駅の地下街という立地を考えればこれでも十分に客が来るのだろうが、二度と行く気が起きない店の一つといえる。