パソコンで
まちのイメージづくり

 現在、マスコミなどを通じた日常情報のほとんどは、大都市から発信されています。そのため、田園都市に住んでいても、頭の中は大都市生活の知識や考え方に占拠されてしまっています。
 その一方で、現在の都市計画は補助金行政と縦割り行政の中に埋没しており、中央の考えるまちづくりのイメージに基づくものにならざるを得ません。
 これらの理由から、都市計画においては、その土地を生活の場とする主役であるはずの市民の役割が、ほとんど空洞化しています。

  そこで、鰍`.V.プランニングは、パソコンを活用した市民参加型のまちづくりを提案します。


イメージづくりの方法

絵を描く

スケッチを描く
 自分のまちのをどのようなかたちにつくりたいのか、住む人それぞれがスケッチし、具体的 に提案します。ドローイングソフトを使えば、ペンや筆で描くのが苦手な人でも、自分のま ちづくりのイメージを気軽にスケッチすることができます。


モンタージュをつくる
 特定の区画のイメージは、モンタージュをつくって表現します。
 スキャナで取り込んだりデジタルカメラで撮影したデータなどのまちの風景写真と、 ドローイングソフトで描いた建物などを画面上で組み合わせて、自分の思い描くまち のイメージをモンタージュします。

シンボルをつくる


 まちの風物や建造物、特産品や住民の気質などのシンボルを募集し、どれか一つだけを採用するのではなく、まとめて冊子やパソコンソフトにして配布し、誰もがいつでも使えるようにするのもいいでしょう。まちを観察して生まれたシンボルが繰り返し使われることによって、郷土への愛着が深まります。
 難しいデザイン技術や道具がなくても、ドローイングソフトの描画ツールを使えば、幾何学的なシンボルをデザインできます。

言葉の表現をつくる

 まちを、言葉の連想パターンで表現し、イメージをふくらませていきます。
 書体や文字の大きさ、色を工夫すると、イメージが伝わりやすくなります。

 囲む山々     山頂に沈む夕日

     手前に見える畑        ゆっくりと走るバス                   
  手をつないで帰る母子    用水のせせらぎ 

地図をつくる

 まちの地図をつくり,イメージどおりに建物や自然物を配置します。地区ごとに区分けして作業すれば、より多くの人が参加できます。
 ドローイングソフトで描いたり、スキャナで取り込んで拡大したりして縮小比の小さな地図をつくり、区分けし、地区ごとにグループや個人が画面上にオブジェクトを配置します。データをつなぎ合わせれば、まち全体のイメージ地図ができあがります。


 鰍`.V.プランニングでは、皆様からのまちづくりのアイディアや、このページの提案に対するご意見などのメールを募集しております。
 皆様からのメールは、今後このページに掲載させて頂く予定です。

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