元の発言 [ Re: 隣接国の数と温泉 ] お名前 [ マルセ ] 日付 [ 4月13日(土)20時51分08秒 ]
>> >> 土佐の本山も吉野川流域なので邪馬台国の範囲にしています。
>> #これは、やましさんが前に仰った「なお、私の比定案では、郡域によって
国境線を引いています。」と矛盾してますよ。
正確に言えば、だいたい郡域ということです。
この当時の河川流域と郡域とどちらがまとまりとして良いかは
考古学にたよらざるをえませんが、この場合は河川流域を
取った方がいいと思っています。
>> >> 例えば、中国、ロシアのまわりの国々は最大何国まで分裂していたかという
>> >> 問題だと思っていいですか?
>> #大雑把に言えばそうゆうことですが、
>> >> その場合、海側が半分あるので、陸側では半分くらいしか取り囲めないため10くらいになってしまうという話ですよね。吉野川流域の場合は4分の3程度陸地で囲めるというだけのことです。
>> #ということにはなりません。最初っから言っているように、「大国の周りをぐるっと取り囲んで,数珠つなぎに小国が21もある」という国のあり方が古今東西類例がなく不自然だと。
現在の中国を考えると、
国境線:全長22,143.34 km、アフガニスタン76 km、ブータン470 km、ビルマ 2,185 km、
香港30 km、インド3,380 km、カザフスタン1,533 km、北朝鮮1,416 km、 キルギスタン858 km、
ラオス423 km、マカオ0.34 km、モンゴル 4,673 km, ネパール1,236 km、パキスタン523 km、
ロシア(北東) 3,605 km、ロシア(北西) 40 km、タジキスタン 414 km、ベトナム1,281 km
あと海で接しているものを考えると、韓国、日本、台湾あたりかな。
結論、陸16国+海3国=19国。
私の比定では、陸19国+海2国=21国。
ロシアが小国にわかれていたら、同じようなものになりますが・・・。
不自然といっている意味がやはり分かりません。
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>> >> しかし、方俗には「うんせん」あるいは「おんせん」なのです。
>> #これは、中世か近世以降の話じゃないでしょうか。伊豫國風土記逸文には「湯郡」
だそうですから、それこそ、例の2字化にって「温泉郡」に替わったのではないでしょうか。
誰もがそう思うのが自然であることを認めます。
だからこそ、訓として「ゆ」なのでしょう。
問題は本当にその土地の人がそのように発音していたか、
本当に確実だろうかということです。
>> #その当時というのはいつのことですか? それがいつだとしても、
そのようなことをマルセは書いた記憶がありませんけれど。
以下の文章ですけど・・・。
>> >> >> >> では質問ですが、「わなさな」という地名があったときに、
>> >> >> >> 2字で表記する場合どうしたと思いますか?
>> >> >> #奈良時代の日本人なら「丸讃」とか「椀讃」くらいですか?
中国人なら、別でしょうけれど。
>> >>こういう地名が地方にあったとして、和名抄あたりの著者に
>> >>その読み方が分からなかった可能性はあると思われますか。
>> #当然あると思います。和名抄は、地名の全部には読み仮名が振られてないですよね。
>> ところで、和名抄の成立事情についてはよく知らないのですが、地名のところは、
>> 高山寺本とか東急本とか、本によって仮名として選ばれた漢字が異なっているのですけれど、
>> これって、「源順が撰んだときには、地名に仮名が振られていなくて、
>> 後の時代に筆写した誰かがそれぞれ勝手に振った」ということなのでは?
和名抄の諸本において郡郷名のいくつかの読みがあるということは、
必ずしも現地での読み方をすべて確かめたのではないだろうと思われます。
明らかに網羅的に読み方を調べていないというのは確かです。
その他発言: