今、一般家庭でガーデニングが人気。鉢選びは、植物・場所に応じて。
植物が元気に生育するには葉や花ももちろん大切だが、それらを見えないところで支え、育てている根が一番大切である。
根の住居となる鉢選びも大事、植物にとって快適な物を選ぶことが生育の条件。
鉢は大きく分けて3タイプがある。
- 直径の方が深さより大きい浅鉢をローボールという。
- 深さが直径に近いまたは、深いものをポット鉢という。
- 横長のプランターと呼ばれる形をウインドウボックスとよぶ。
■鉢を選ぶ注意2点
- デザイン性や機能性を考えて鉢を選ぶことが大切である。植える植物の種類、大きさ、草丈などのバランスと、根の深さの1.5〜2倍はほしい。
鉢の中水分量は、根腐れしないょう発泡スチロールなどを細かく砕いたものを底に入れて調節するとよい。
- 鉢の材料は、素焼き、木、プラスチックなどいろいろあるが、見た目の格好よさも大事だが、置き場所や手入れの都合も考慮して選ぶようにする。
(例)
日当たりも良く、風も強いベランダがあるが、ガーデニングにかける時間があまりない人の場合。すぐに乾かない木やプラスチックの鉢がよい。
反対にあまり日当たりの良くない場所では比較的乾きやすい素焼き鉢がよい。
一般的に孔気性のある素焼鉢が植物の生育によい。
=1997/10=