コードギアスR2 8話。オープニングのC.C.のあらすじですが、最後の「当時のルルーシュ」という言い方が気になります。今後、劇的な転換期が訪れるということなんでしょうか。
ユフィを殺した理由をスザクくんが知らない。これはなぜあのようなギアスをかけたのか、ということと同義でいいのでしょうか。自身にかけられたギアスのことさえ知りながらそれは知らないということなのかなぁ。もちろん、V.V.があえて言っていないということも十分に考えられますが。そもそもナナリーを拉致った理由をどう説明しているのやら。
ゼロの提案を信じる面々。初対面のラウンズはまだしも誰一人として裏を疑わないのはちょっと驚きでした。あまりにもいいように翻弄されてますな。何をするのかまではわかりませんでしたけど、これを言葉通りと受け取るのはちょっとめでたすぎるような。もしこの場にギルフォードがいたなら少しは違ったのかなぁ。
ナナリーが同情をひくためのお飾り、という様子は本人の意志とは逆に描かれるようになってきたようで。これはのちのちの展開に繋がっていくのでしょうね。ナナリーが楽しんで総督をやれていたらルルーシュの道はやっぱり閉ざされてしまう訳だから。
行政特区日本はやっぱりブリタニアにとっては黒歴史にしかならないようで。これをナナリーがどうとらえるかが興味深いところ(日本人とは何か? の問答を含めて)。もちろん、今後の中華連邦編での成果を踏まえての話になるでしょうが。
咲世子さんにルルーシュは素顔を見せた? なにかそれを見て微笑んでいたようにさえ見えましたがこれは一体……。ナナリー関連の何かでしょうか。
来週は芸能特番。何かがあったという噂は本当なのでしょうか。どちらにせよ、お盆とかでもないのにお休みなのは残念です。
「戦場のヴァルキュリア」。ようやく終わりました。50時間近くもプレイしていたようで数字として示されると自分でも驚きます。そこまで長かった意識はないだけにね。というかおよそ2週間で50時間近くもゲームに費やせるという事実に驚き。もちろん他にもしていることはあるのですから、これはなかなか効率がいいのではと自画自賛。
23日の日記やそれ以前を読んでもしかしたら、おや? と思った方もいたかもしれません。私は15章まである思い込みをしていました。それはミッション中にはセーブ&ロードはできないということ。実際には全く制限なくいつでも可能(さすがにアクションモード中は無理)なのですが、私は思い込みによってミッション終了後にしか使用していませんでした。つまり、ミッション中にマズいことをやらかしても(キャラクターの選び間違いをしたこともあります)そのまま続行して、ミッション失敗したならもちろん最初からやり直していたのです。
そりゃ、必要以上に難しいと感じるはずです。運不運が結果に大きく表れるゲームですからね。実際、16章以降はセーブ&ロードを駆使していたのでとても楽になりました。まぁ、ロードが長いので失敗の度に、なんてことはありませんでしたけど(このゲーム、ロードが終了しましたと表示してからまたロードする不思議なゲームだったりします)。
中途の厭戦ムードというやつは最後まで私の中で晴れることはありませんでした。シナリオとして取り返しのつかないことをしているので当然といえば当然なのですが。それどころかテンションは下がり続けました。やはりシナリオによって。
地上戦艦マーモットを食い止めるくだり、です。セルベリアの真似をしようとしたアリシアを主人公が制止します。それはいいと思います。問題はこの制止がいつの間にやらプロポーズになっているという点です。さすがにこれには唖然とするしかありませんでした。他の隊員も呑気に祝福しているし完全に意味不明です。戦闘中デスヨ?
このラブコメモードの間に地上戦艦マーモットは進撃し、首都の近衛大隊は全滅。王宮にまで突っ込まれるという事態に及んでしまいました。通過ルートの民間人にどれほどの被害が出たことか、想像するに恐ろしいです。
でも、主人公はそんなことになっても仕方ないと言わんばかり。正しい戦い方のためには犠牲も止むを得ないという考え方なのです。ヴァルキュリア人の古代技術は使ってはならないが(強すぎるし、恐らくは自分たちの生みだした技術ではないから)、戦車や銃で殺すのは構わないという謎の割り切り方に正直ついていけません。少なくとも自分の命令によって失われた命についてなんら思いを馳せないあたりが人間とは思えなくてどうも駄目でした。
ラスボスがマクシミリアンによる疑似ヴァルキュリアというあたりにもガッカリでした。それならどうしてセルベリアを使い捨てるのよ、と。セルベリアのラストバトルもそうですが、本作は強すぎる力を用意しておいてその力の扱いに明らかに困っています。だからご都合主義的に力がなくなっていたり、使わなかったりする。なんだかなぁ。
マーモットからの脱出さえヴァルキュリアの力を使ってはいけない、ってのはさすがにどうなのよ。言及こそしていませんが迷う素振りさえないものなぁ。しかも、その解決が飛行機に飛び移るって……。
ファルディオやマクシミリアンの結末もグダグダで呆れるばかり。結局、メインのキャラクターはほとんど退場ですか、と。
素材もキャラデザも技術も音楽もいいものを持っているというのにシナリオが大きく足を引っ張ってしまった感のある作品でした。人間ドラマの作り方をもっと勉強した方がいいと思います。ラストでマーサ以外に名のある民間人が出て来ないというあたりにもそれが現れているのではないでしょうか。庶民的な小隊なのにね。
2周目にはレベルなどそれなりに引き継ぎ要素はあるようです。ただ、プレイヤー自身の培ってきた経験値の方が大きくものを言うので恩恵としてはそれほどありがたく感じられないかも。全然、似ていないゲームですけど、そのあたり「ドラゴンナイト4」を思い出してました。
ところで下賜される兵器の使い道にクリアしたあとで気がつきました。小隊兵舎で装備とか変えられるのね。しかも、姫に下賜されるだけあって開発されるものより余裕で高性能だし。これに気付いていればもうちょっとは楽になったのかなぁ。
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