徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2008年5月1日(木)    朝凪のアクアノーツ2回目終了
 2人目は朝凪深緒。
 2周目ということで各種システムが気になってくるところです。既読スキップが速いのは良いことなんですけど、それを堪能する余地があり過ぎるのはちょっと困ります。
 まぁ、1周目の時点で半ば予想はしていたんですけど共通シナリオがかなり多いです。この2周目に要した時間は1周目の半分以下。正直に言うとHシーン以外はあまり記憶に残っていません。というのも他に理由があって、シナリオが小鳥遊美幸とかなり被っているんですな。三角関係の表現をしている都合上(きちんと表現できているかは別にして)、終盤まで共通して使えてしまう、と。
 恐らくライターの雪村戌氏はこの2本くらいしか担当していないのでしょうから、もうちょっとまともに書いて欲しいように思います。
 タイトルになるヒロインのシナリオとしてはあまりにも華がない。そもそも自分で用意したであろう人魚ネタに、最終的には困っているように見えてしまうのはちょっとどうかと思います。どう考えたって任侠と書いてにんぎょと読む作品からネタを持ってきているのでしょうにそれで扱えないではねぇ。
 実際問題としてこのネタにどこまで意味があるかは非常に疑わしいです。海の中を泳ぐカット1枚以外は特にそれらしさがないんですよねぇ。基本のギャグネタは漫画そのまんまですし。むしろ、それを下ネタに繋げるあたりは向こうの方が遥かに上手いですからねぇ。どうしたもんだか。
 本作はHシーンで主人公がかなりオヤジ化します。通常の状態ではちょっと自信なさそうなだけにその豹変ぶりにはなかなか驚かされます。なんでそんなに自信満々なのよ? とか質問したくなるくらいのレベルには久しぶりに出会ったような気がします。しかし、Hシーンだけ存在感のある主人公って嫌だなぁ。
 
 ちょっと古い話題ですがテックジャイアン6月号で俺ゲーグランプリ2007が発表されました。こういうのって組織票もありますし、なによりエントリー作品は売れた作品限定ですからあんまり真面目に見ても意味は薄いんですけど、それにしてもへこむ結果でありましたよ。数え間違いでなければ私の2007年作品の購入数は39本。そのうち総合トップ10入りしているのはわずかに2本。うち1本は碌にプレイしていないという有り様です。全ての部門を含んでも4本しか増えません。しかも、3本はエッチ部門だものなぁ。別に入っていればいいってものでもないですけど、それでもなんとなく切ないものがありました。

 2008年5月2日(金)    朝凪のアクアノーツ3回目終了
 3人目は慧本友里子。
 ヒロインと主人公が双子の姉弟という規制が緩くなったからこそのネタです。さすがにこのパターンだと義理は不可能ですからね。さて、どうやって料理するのかに注目が集まります。
 この友里子とかなかシナリオはサブライター(?)の小野楽園氏が担当しているようです。まだ1本ではありますが出来そのものは思ったよりも良く、こちらがメインを張った方がいいのではないかな、と感じました。まぁ、それでもまだまだ要修行って感じですけど。
 結論からいくと仕込み段階からの失敗が見受けられます。実の姉弟双子ネタということで「その恋が発覚した時にどうするのか」、というのは書いた意味が感じられるぐらいには表現されているのですが、「どうして好きになったのか」や「一般的に禁忌とされていることを知りながらどうしてその先へ進んだのか」に関しては全くと言っていいほど描かれていません。そここそが最も重要だと思うだけに厳しいところです。関係の発覚がマズいだけの恋なら他の設定でも十分に表現可能ですからね。
 シナリオ本体に関しては伏線を回収しきれていません。というよりも、友里子シナリオそのものがついでに利用されているように見えてしまいます。メインである深緒シナリオのキーキャラクター小夜の過去描写をするためだけに。
 友里子シナリオにとって重要である母のことが中途半端にしか描かれていません。一見するとライターの能力不足と感じますが、もしかすると単純に未完成なのではないか、と思わせる節があります。叔父の恭介に関する描写全般がそれ。ホントはクライマックスにまだまだ書かねばならないことがあるようにも見えます。それこそ前提を覆しかねないことが。取りあえず、必殺技のような一発逆転をこのネタで狙ったことが間違い。完全に説得力不足です。納得できる人は少ないのではないでしょうか。
 仮に物語はこのままだとしても幼少期の2人に具体的に何があったのか、友里子の母が主人公の方を優先したのではないか、に対する疑念は結局、晴れていないなど不足感が目立ちます。まぁ、何より一番は友里子の家族らしさ、双子らしさ、姉らしさの表現ですかね。設定はともかくキャラとしては義理の姉程度にしか感じません。血の繋がりによって時に感じるうざったさ、これなくしてはねぇ。それでも恋仲になることに色々と意味がある訳ですから。

 2008年5月5日(月)    朝凪のアクアノーツ終了
 マクロスF5話。お嬢さま学校だったんですか……。親(兄)の欲目ってやつですかね。ちょっと未来予想図が無謀な気がします。こりゃアルトに惚れているなんてわかったらえらいことですな。
 ミハイルの態度にいい加減、嫌気がさす。この男はなんなのか。アルトに対してもそうだが自分だけがそんなに世の中のことをわかっているというのか。考えてみたことがあるのか、ってそんなのある訳がない。兄はランカを騙していたのだからそんな事例を考える必要なんてなかったのだ。そもそもそのことに対して言い訳くらいはしてくれたのだろうか。どうも怪しいけど。
 ミシェルさんはなんだかんだできっちりアルトに惚れてしまっているご様子。それにしてもポスターなどの静止背景画と動画の落差が激しすぎます。前者では凄い美人なのに後者ではただの小娘。難しいものですな。
 
 仮面ライダーキバ15話。おや、なんのフォローもなかったと思うんですが、もうロッカーさんは出ないのでしょうか。かなりなかったことになっているように見えます。
 
 「朝凪のアクアノーツ」。4人目は白玉かなか。この名前で和菓子好きというのはあまりにも身も蓋もないと思います。
 一応は人魚に連なるお話になっていますが、実質上はその設定を借りた別の物語という感じ。
 先日も書いたようにライターはサブである小野楽園氏ですが、やはりそこそこ書けるようです。少なくともまぁ、読んでみようかという気にはさせてくれます。
 慧本友里子シナリオは双子ネタでしたが、こちらは予想外の親子ネタでした。なんかライターのシナリオの割り振りを考えると規制が緩くなったからというよりも、このライターが近親相姦ネタが好きだから、というように見えます。担当2つで2つともそれってのはねぇ。
 ただ、友里子シナリオに比べると意義は薄いです。作中で娘を出したからどうせだし、おまけで使っちゃえ、という程度。本題はかなか一人です。
 小野楽園氏の2本のシナリオを通じて感じるのは「俺はこの方向へ持っていきたいんだ」という感じの意志が強く見え過ぎることでしょうか。この先はどうなるんだろうか、と思う間もなく次の展開が提示されていきます。テンポは良いのですがどうも強引さが目につきます。もうちょっと足場を固めるように進めるといいのかもしれませんが。
 主人公の不老不死の仮想体験なんかもそのいい例。なんだか悟ったようにさっさと結論を出してしまって勝手に絶望していきます。70年という母の生きた年数にも届かないうちに不老不死人生はもう嫌だ、って世界中の老人に聞かれたらもれなく絞め殺されそうです。そういうのはせめて100歳を越えてからくらいにしてくださいよ。
 大事な人が死んだから、って理由ならかなかが死んだ時で十分でしょうに。不老不死でなくったって順番通りに死ぬとは限らないんですから。
 そもそもかなかと恋仲になった時だって主人公は能動的に何かをする、ということをしません。それまで碌に外を出歩くことがなかったかなかが恋人だというのに一緒にいれば幸せとか言って自己完結。小旅行はおろか遠出さえしません。まるで見聞を広めるという概念が存在しないかのように。だから不老不死になってもすぐにもうすることはない、絶望だ、なんて流れが容易に生まれると。まぁ、ある意味で首尾一貫はしてますけどね。
 他にもシナリオはあるんですけど、もうおまけ中のおまけなので特に書くことはありません。バッドエンドと変わらないので。

 2008年5月7日(水)    Clearクリスタルストーリーズ1〜3回目終了
 昨日どうにか「朝凪のアクアノーツ」のゲーム感想をアップしました。予約キャンペーン特典のネタ買いとはいえ、前作までの評判は伊達ではなかったのだな、と思わずにはいられない出来でした。ただ、新しいライターが増えたのでそのあたりに光明を見出したいところです。まぁ、私が付き合うかはわかりませんけど。
 
 コードギアスR2 5話。今週だけを見ても一応はこのR2から見る人にもわかるよう配慮しているのが感じられますが、実際のところはやっぱりよくわからないでしょうね。ややこしすぎますよ、この作品。
 ロロのギアスの弱点とはなんでしょうか。これまでのギアスの持ち主には取りあえず弱点らしい弱点はなかったんですけど。内容はともかく、これを話したということはルルーシュとの一蓮托生を受け入れた、ということでしょうかね。
 ヴィレッタ先生があっさりと陥落。表情がなんとも素敵です。まぁ、どちらから攻められても結局はこうなるしかないんでしょうね。
 皇帝のギアスは相手にしっかりと喋らなければならないのですね。スザクくんが来て、ルルーシュが何を覚えていて何を忘れているはずなのか、それがわからないからあっさり覚醒が露見してしまうのでは、と思いましたがそんなこともなく。
 まさかの総督にナナリー降臨。ルルーシュの口からナナリーに対して、あなたは誰ですか、と言わせようとしている訳です。2人の絆を知りながらこの仕打ち、もはやスザクくんは人間とは思えません。ルルーシュも大概、酷いことをしてきましたけど、意図的にここまで非道なことはしていませんよね。今のスザクくんに管理されてエリア11に住む人々は幸せになれるでしょうか。
 まぁ、スザクくんからすればルルーシュはユフィの仇ですから、こんなものは序の口なのかもしれません。それとも歪んだスザクくんにとってこれは優しさのつもりなのかも。ゼロとしての矛を収めればナナリーに会えますよ、と。やっぱり卑劣きわまりないことに変わりはないけど。
 気になるのはナナリーにギアスがかけられているのかどうかですかね。
 
 「Clearクリスタルストーリーズ」。土曜日に届きましたのでぼちぼちと進めてます。
 1回目は美姫After Story。一応は本編のシナリオを踏まえた後日談ではありますけど、意味らしい意味はありません。おまけよりはややまし程度。全てのシナリオに言えそうですけど、呉氏が監修でしかないという時点で押して知るべしです。
 内容は誕生日に対するスタンスによって大きく賛否が分かれそうな感じ。え、ありえないほど駄目ですか、ソレ? というのが私の意見。夕食ならともかく昼食くらいは別に、ねぇ。あと遊園地のイベントは強引すぎでしょう。Hシーンにも関係ないし。
 Hシーンは3回。イベントCG全6枚。
 
 2回目はののかAfter Story。なんともまとまりのないシナリオ。思いついたことを順に書いてみました、という感じで何が言いたいのかサッパリわかりません。エピソードにも具体性がないしねぇ。好きなヒロインだけに残念。
 Hシーン3回。イベントCG全6枚。
 
 3回目は春乃After Story。シナリオとしてはこれが一番まし。体裁としてはAfterというよりも外伝という感じが相応しいです。逆に構えていないとこの話いつまで続けるの? という感じになりかねません。意外と尺もありますし。なにせこのシナリオだけ専用キャラの立ちCGがあるくらいですから。
 Hシーンは2回。イベントCGは全6枚。だというのに1枚は緋雨……。
 
 ここまでですでに半分が終わっています。残りも同じ程度と考えるとテレカ付き6300円はちょっと高いかな、と。差分抜きでイベントCGは38枚。熱心なファンでないとちょっと厳しいような気がします。

 2008年5月9日(金)    Clearクリスタルストーリーズ終了
 4回目は紗由After Story。色々と身も蓋もないシナリオ。深読みすると最初はどうしてそんな展開が続くのかわからなくて混乱するかも。正体はやっぱりただのおまけシナリオ。つーか、40度の高熱でHするのはやめましょうよ。それ以前に立たないと思うんだけどな。
 些細な違いだけど、こういうおまけシナリオのセンスってねこねこソフトあたりはやっぱり上手かったと思う。ユーザーの望むものをある程度わかっていたし、何よりスタッフが楽しんで作っているのも、ヒロインに愛着を持っているのも伝わってきましたからね。正直に言って本作からはそうしたものはほとんど感じられない。あらゆる要素でサービス不足だと思います。
 Hシーンは2回。イベントCG全6枚。
 
 5回目は無月After Story。苦手なキャラはおまけシナリオでもやっぱり苦手だということを再認識させてくれるヒト。ある意味で貴重な存在です。
 これもやっぱりおまけの域を出ないシナリオ。なんとなく過ごしてHしておしまい。まぁ、なんというかせめてあの丘でHするのはやめません?
 Hシーンは独断と偏見で2回。イベントCG全7枚(うち1枚は本編使用CG)。
 
 6回目はネンAnother Story。春乃シナリオを除いては唯一といっていいまともなシナリオ。しかしながら、ボリュームは他のシナリオとそう大差ないです、困ったことに。本来なら主人公の心の問題を除いても本編の1シナリオ程度の尺が必要なところを2時間くらいでまとめているのでかなり無理矢理な印象があります。ほとんどの問題をかる〜くスルーしているからこそ成立するといっていいでしょう。
 本質的な問題としてこのシナリオは「水夏」4章と基本的に同じネタであり、なぜわざわざこのようなものを? という疑問は拭えません。呉氏が書いているのなら昔のリベンジという線も考えられなくもないですが、やっぱりこれも監修だけですからねぇ。
 Hシーンは独断と偏見で1回。イベントCG全7枚。観覧車のCGは太ももが長すぎだと思う。エピローグCGだけなぜか雰囲気が違います。なんかちょっと都築氏の絵を連想しました。
 
 総プレイ時間は10時間未満。早い人は恐らく6時間とかそれくらい。コストパフォーマンスはとても誉められません。ファンディスクなりの期待をしていた訳ですが残念な内容でした。ゲーム感想は近日中に。
 
 
 先日、ライアーソフトが姉妹ブランドの発表をしました。期待半分不安半分というより星空めてお氏が移籍した分だけ不安成分が高いです。プログラムがまたぞろ心配になりますし、現在でもお世辞にも豊かと言えない各種素材のボリュームも心配です。最悪はどっちも駄目になるというラインですね。

 2008年5月11日(日)    LOVE&DEAD低調
 「Clearクリスタルストーリーズ」のゲーム感想をアップ。それなりの期待度とはいえ残念な仕上がりでした。愛情の感じられないファンディスクはツライですなー。
 
 マクロスF6話。ランカ本人も気付いていたようですが、出陣するという展開を考えると歌手になる道を許さざるを得ないですよねぇ。ハイテンポが作品の特徴でもあるようですし。
 ミハイルは他人に構うことで心の平衡を保つタイプなんですかねぇ。嫌な奴を通り越してうるさく感じられてきましたよ。なんでそんなに意味もなく構う訳?
 シェリルの歌と出撃の同期演出が良い感じです。1話から感じてましたけど、演出の重ね合わせに関するセンスには唸るものがあります。そこに丁寧さをもって望んでいますからスタッフの普通ではない気合を感じます。
 しかし、ランカのあの位置と会場までの距離。とても間に合うとは思えな……、って間に合ってるぅぅぅ。それも、1曲目の「ダイアモンド・クレバス」中に!? これは演出上そうせざるを得なかったのか、それともゼントランのクォーターである彼女にはこれくらい軽いものなのか。うーん。
 ところで、オズマのセリフにたいへん危険な兆候を感じるのは私だけではないはず。予告からしても早くも誰かが死ぬのだろうか。まぁ、乗っている機体からしてもオズマはいつか必ず死ぬだろうが、まさか最初からなんてことは。
 
 仮面ライダーキバ16話。おお、なんと朝8時のドラマとは思えないハード展開ですなぁ。容赦なさすぎ。まさか定食屋の娘さんまで後腐れなくジェノサイドとは。
 イクサの新しい力がパワーショベルにしか見えないのは私だけでしょうか。
 キバットが外れても変身は解けないんですねぇ。それと自分で笛を吹けるというのもなんだか新鮮でした。
 次狼さんの考えって一体なんだったのでしょう。あなたがイクサになっては紅音也にはすることがないような。まさかバイオリンでも弾き始めるのでは、とか思ってしまいましたよ。
 四天王(違)の発言により、ようやくキバの情報が少しだけ出てきました。ぜひこの流れを継続してもらいたいです。
 
 「LOVE&DEAD」。始めてまだ1時間くらい。
 にも係わらず困ってます。なんというか空気が合わない。確かにまだ始まったばかりなのでこの作品の本質は全然見えていないと思うのですが、それでもモチベーションが一向に上がりません。ひたすら下がり続けてます。
 ただでさえ、得意な絵ではないということも関係しているというのにテキストがなんだかねぇ。うたい文句にあるようにテンポは悪くないのですが、その内容がどうも、ね。端的に言えば興味を引かれません。それで何を言いたいのか、というあたりがどうも伝わって来ないのですわ。
 本来ならエロゲーに対してこんな言葉は必要ないと思います。しかし、ヒロインを魅力的に見せるつもりが感じられないテキストからは疑問だけしか出てこないんですよ。もちろん笑いがあるわけでもないです。
 本作に限らず絵単体で買えない作品というのはそれだけでリスキーなんですよね。シナリオかテキストが面白くないとかなり追い詰められた感じになってしまう、と。原画買いというのは保険みたいな意味も備えているんですよねぇ。
 それにしてもどうしたもんだか。

 2008年5月14日(水)    戦場のヴァルキュリア開始
 コードギアスR2 6話。ああ、そりゃそうか。不思議なことにルルーシュがどんなリアクションをとるか、そればかり考えていたのでロロのことをすっかり忘れていました。つまるところ、スザクくんは裏切りの可能性を少しも考えていないってことですか。というか、ロロのギアスのことは知っているのかな?
 ナナリーの心情を考えるとどちらかが必ず嘘をついているとわかるのだけれど、信用したいのはルルーシュか。でも、オチからもわかるようにナナリーの置かれた状況がわからないしなぁ。一体どんな影響の元にあるのか。そもそもスザクくんにあらかじめなんと言われていたのだろうね。
 V.V.が兄さんとは果たして文字通りの意味なのか。子供の頃にそうなったのであれば問題はない訳ですが。でも、あんな物言いをするほどの精神性の違いが生じるものでしょうか。そういやどうやってギアスを与える存在になるのかも詳しくは不明のままだものね。DからUの間を埋めるメンバーもいたりするのかしら。あるいはAとB、W以降も。
 仙波さんがあっさりと死者の列に。なんかついでだから、という感じがして切ない。もしかして人気順なのか。一方でナイトメアの方も大幅リストラ。月下は一機でも残ったのかしら。ラクシャータの声が耳に残るほど機嫌が良さそうだったので新型でも繰り出してきそうですなー。中華連邦で好き勝手していた可能性も。
 紅蓮弐式が可翔式にリニューアル。合体パーツによって顔が変わるってなんだか戦隊もののロボのようです。強さもそれらの初お披露目の時とおんなじって感じ。や、ラウンズの機体もそうですけど、こんな奴らにサザーランドで立ち向かえとか拷問デスヨ。しかし、これほど強力だとカレンが新型に乗ることはないかしら。
 行政特区日本の復活を目指すナナリー。ギアスのことは知らない訳だし(知っていたらゼロを誘ったりはしないか?)、ユフィのことはどうやって消化したのかしら。
 当たり前のことですがナナリーが自立してしまえばルルーシュの宿願は空中分解するしかない。気付かないふりをしていたのか、それとも自分以外がナナリーを守護するとは想像を絶していたか。うーん、両方って気がします。
 スザクくんが白馬の王子のごとくナナリーを連れて行くのは納得いかないでしょうが、ルルーシュはこの程度で済んで良かったのかもしれません。皇帝に最悪の形でギアスを使われるよりは。「ブリタニア皇帝が刻む。お前は兄が嫌いだ」とかされていたなら「お兄さまなんて大っ嫌いです」とか言われてルルーシュが壊れていたかも。
 
 「戦場のヴァルキュリア」。日曜日にPS3ごと買いました。つまり、日曜日にあんな日記を書いた時点で「LOVE&DEAD」を放棄する気、満々だった訳です。や、さすがにまだプレイは始めてなかったですよ?
 現在5章まで。
 正直言ってCMに惹かれて欲しくなってしまったのですが、そんな買い方をしたわりにはすこぶる楽しめてます。まだまだわからないことが多くて苦戦していますが面白いのは間違いありません。
 アクティブシミュレーションRPGと銘打たれたシステムが新鮮なプレイ感を与えてくれています。コマンドモードで戦術を練ってアクションモードでそれを実行するという流れがナイスです。どれだけ的確な指令を出してみても自らの腕が伴わなければ意味がないという。半リアルタイムであるところが緊張を生み、思惑通りのプレイを阻んだりします。戦車がどこかに引っ掛かったりしてかなり焦ったり。あるいはできるだろうと思ったことが様々な理由でできなかったり。この時の焦燥は緻密に考えていればいるほど大きくなります。「Power Dolls」シリーズなんかもこのシステムでプレイできたらなぁ、なんて妄想しながら進めたり。
 PS3のパワーか、ポリゴンデザインされたキャラクターが実に魅力的に動きます。まだ不満がない訳ではないですが、かなりいい感じに仕上がっていますね。動きがあるせいかイラストよりも良く見えることがあるぐらいです。
 声優陣もとても豪華で驚きます。特に帝国軍は声優の名前を並べるだけで失神しそうなラインナップです。参謀(?)と将軍にダブル大塚とか、準皇太子にルルーシュとか素で驚きます。福山潤さんはこういう威厳というか偉そうな演技が映えるなぁ。帝国サイドは惚れ惚れしながら聞いてます。

 2008年5月17日(土)    戦場のヴァルキュリア継続中
 マクロスF7話。これでもかとばかりの歌と戦闘の同期が高い効果をあげています。ここまでくるとテーマや長所と言ってもいいかもしれません。これに合わせて次から次へと投入してくれるボーカル曲がまた楽しみを倍加してくれます。いつか必ず出るであろうボーカルアルバムが待ち遠しいです。
 同期演出がなかったとしても戦闘には十分、満足したと思います。見所満載のカット群と動画には感心しきりです。
 無印を基本的になぞるようなラインでありながら一人で違和感を醸し出しているキャシーが面白いような、不憫なような。まぁ、でも立場の違い以外は同じようなものですかね。男を見る目がない、というようなところまで引き継がなくてもねぇ。
 ライバルキャラ(?)登場。なんだかバルキリーのように見えますが果たして。やっぱり音楽がキーになっているようですがどうなんでしょ。なにやらわざと姿を見せているようにも感じられますが。
 シェリルとランカの歌が聞こえてきたことは何か重要な意味があるのでしょうか。それとイヤリングの安否が気になるところです。
 
 「戦場のヴァルキュリア」。現在8章の半分まで。
 私の腕がへっぽこであるということもあるのでしょうが、ここまで簡単だったり、難しかったりミッションに落差があるような気がします。また例によって私が重要な何かを見落としている可能性も考えられますけど。
 7章はプレイ時間が長かっただけにたった1回のやり直しが思った以上に辛く感じました。予想通りランクはCでしたけど、他のミッションと違ってどうやって良くしていくのか全然わかりません。
 超大型戦車を破壊するには巨大なラジエータの3ヶ所を潰さなければならない→ラジエータが本体から剥き出しになるのは主砲を発射した時のみ→主砲を使うのは神殿の残骸で進路を塞いでいる時のみ→ラジエータは決まったターン数だけ剥き出しになっているが1ヶ所を破壊するとターンを経ることなく残りは格納されてしまう→神殿の残骸には限りがある
 これらが縛りというか条件なのだけれど……、どこかに恐らくは私の認識違いがあると思うんですけどね。それがどこかわからないと。今のところはネタバレなしで進めてるので難しいです。また、この前段階で砲台を潰さなくてはならないのですが、どこに原因があるのかないのか命中率が悪いんですよねぇ。至近距離でも当たり前のように外れるので困ります。一応はリスクを負っている訳だから頼むよ、と。
 あとですねー、ヴァルキュリア強すぎ。物量で勝る相手が超大型戦車を用い、加えて古代の叡智まで使ってくるなんてずるいよ、とか素で思ってしまうのですよ。初対戦の時なんてまさに大量虐殺。助けに向かう度に死体が増えるという地獄絵図です。逃げることさえ覚束ないという圧倒的な性能差に戦慄してました。戦車を壊せないという以外は無敵なんだものなぁ。まぁ、そういうのを乗り越えるのが醍醐味だと言われればその通りなのですが。
 やり直し再プレイという意味では8章最初のミッションの方が激しかったです。数えていなかったのでわかりませんが、最低でも6回はやり直したような。うまく進められるようになってくると集中力が削がれてきてそれまでしなかった失敗をしてしまう、というような感じでした。もう何回アリシアを治療したことか。
 購入から1週間近く経ってようやくHDMIでプレイできるようになりました。接続がうまくいかなかった間はビデオ端子でプレイしていたのですが、19インチのモニターでは半分くらいの文字が滲んでなんと書いてあるのかわからない。特にタブメニューの文字は本気で読めません。それが解消できるようになってすげぇ喜んでおります。ああ、はっきり読めるって幸せ。実際、たまに横目でテレビを確認しながらゲームができるとかなり助かります。時間の節約になるんで。

 2008年5月19日(月)    戦場のヴァルキュリア継続中2
 仮面ライダーキバ17話。バイオリン少女とアーチェリーな方が同一人物なら面白いと思いますが、さすがにそれはないかな。名護さんがもうなんというか。アギトの北条さんっぽくなってきたような。
 
 コードギアスR2 7話。改めて思うにブリタニアは神聖銀河帝国@「銀河英雄伝説」のようですな。清々しいほどの割り切りぶり。まぁ、完全にそこまでいってしまうと身障者であるナナリーは生きる権利をもらえない訳ですが。
 よくよく考えるまでもなく、ゼロ(ルルーシュ)がどうしてあそこまでやる気を失っているのか黒の騎士団メンバーにはサッパリわからないんですよね。まぁ、ブラックリベリオンの時にも失踪しているからそういう意味では初めてではないのですが。カレンにしたところで自分だけ(もちろんC.C.も)がわかっているつもりで焚きつけに行きましたが、実際のところは他のメンバーとほとんど大差ないという。それでも役には立ちましたけど。
 新しいルルーシュの目的は(色々あるでしょうけど)ひとことで言うならナナリーを堂々とアッシュフォード学園に通わせる、ってなところでしょうか。ゼロとしてナナリー総督を説得するつもりなのか、それとも行政特区日本の矛盾点を追求するのか。結局、シャルルが皇帝である以上、ナンバーズは最終的にけして幸せになれないだろうし。
 他に気になるのはルルーシュの意識ですか。日本人を駒ではなくきちんと見て未来までも考えようとするのか。まだそこまでには至らないのか。
 シナリオとしてはやはりユフィの理念に負けた形になった第1シリーズのリベンジなのでしょうか。
 C.C.はまさかマリアンヌと会話しているのか。
 
 「戦場のヴァルキュリア」。現在10章まで。
 相変わらずミッションの難易度には差があるように感じられてならないです。コーデリア姫救出がやたらと簡単だったのは単に運の問題なんでしょうか。現状でSランクをやり直しなしで獲得したのはこれだけです。
 これ以降に可能になる勲章授与のシステムはいい感じ。アクセントとしても悪くないし、コーデリア姫の出番も作れます。クリア以外の目的を作るという意味でも良い線かと。ただ、下賜される銃の使い道がわかりません。兵器一覧にも載らないし、もちろん勲章画面にも登録なし。特別なクラスになると使えたりするのでしょうか。
 急に高くなった未来の大作家への投資によって第7小隊の休暇が見られるように。高いだけあってサービス的な内容なのですが、さすがに肌の露出が多くなってくるとまだまだポリゴンは厳しいと痛感させられます。手が大きいし、全体のバランスももう一歩という感じ。少なくとも色気を感じるのは難しい。服を着込んでいた方がずっと効果的です。セルベリアなんてねぇ。
 気になったこと。本作の武装装甲列車ってレールの向きとは一切関係なく砲撃が可能なんですね。まぁ、レールのシステムや口径にもよるのかな。

 2008年5月23日(金)    戦場のヴァルキュリア継続中3
 現在15章まで終了。
 衝撃の出来事があったせいで我が第7小隊はすっかり厭戦ムードが続いています。おかげで時間が経ったわりにはあまり進んでおりません。あんまりと言えばあんまりなイベントにテンションが歴然と下がってました。
 5人しかいない第7小隊の、それもメインキャラの1人であるイサラをどうして死なすかねぇ。ゲーム中で最も好感度の高いキャラだっただけに一時はやる気のほとんどを奪われてました。
 歴史的に迫害を受けてきたダルクス人の生まれで戦災孤児、主人公の義理の妹。案の定、小隊内ですら差別を受ける。幼い頃にいじめから守ってくれた主人公を敬愛している。今では差別に負けることなく誰とでも分かり合おうと努力している。願いは兄の夢を叶えること。恐らくはなんとなく言っただけであろう、空を飛びたいというひとことを。そのためにこの時代にまだない飛行機を試作している。
 こんなおいしさの固まりのようなキャラを死なすのだからどうかしているとしか言いようがないです。しかも、ようやく小隊で認められてきたというところでズドンですから。おかげでこの後の第7小隊の魅力はがた落ち。もうどうしたもんだかという有り様で。
 タイミング的にも相当アレでした。章の頭で妹はまだまだうまくいかないよ、というイベントを出す一方で主人公はそんな妹の苦悩も知らん顔でヒロインとイチャイチャ、という状況ですから。そしてミッション終了直後に全てご破算。築いてきたものを無駄にしてしまったというか、路線変更にすら見えるくらいです。おかげで潤いは足らなくなるし、ヒロインがヴァルキュリア人と判明してうろたえる主人公を支える人間がいなくなるし。
 イベントを見てもロージーとラルゴは所詮、他人と描かれているから突っ込んだ話題になった時に出番がないんですよ。先程、メインキャラは5人と書きましたけど、実質は3人なんですよ。戦いが始まった時もこの3人でした。そのうちの1人を殺してしまうのだからドラマがうまくまわらなくなっても当然なんです。代役が出てきた訳ではないんですから。ファルディオとの確執だってイサラがいればシナリオはもっと面白くできたし円滑にまわったでしょうに。
 決戦だからということもあるでしょうが、それにしても第14章ナジアルの戦い(後編)の難易度は異常だったように思います。これ、ノーヒントで一発目でクリアできた人ってどれくらいいるんでしょう。わかっていて望んだ2度目以降もかなり難しかったです。3度目のトライで9ターンクリア。ランクはCってかなり厳しいですね。全てわかった上で配置して望んでもなかなかの難易度ではないかと思います。特にSを獲るためには。

 2008年5月25日(日)    テックジャイアン7月号
 マクロスF8話。芸能活動を開始したランカ。誰も歌を聴かないのはランカのやる気がないせいなのか、歌の内容のせいなのか、着ぐるみのせいなのか。あるいは全部なのか。あの時と同じゼントラモールなのにねぇ。
 ランカの発言に頬を染めるナナセですが……、もしかしてそういうこと? ランカだけをさん付けで呼んでいるのは伊達ではないということなんでしょうか。
 キャシーはオズマに未練があるのか、それとも単に元彼に聞かれるのが恥ずかしいのか。これに関連して考えるとやはり補佐官に騙されているというか、体よく利用されている感じですな。あんなでもお嬢さまだし、利用しがいはあるしなぁ。
 タマゴに関するアレはやはりサービスと考えるべきなんでしょうか。
 今回は作画にとても開きがあったように思います。良いカットはすごーく良いのだけれど、代わりにその他が本来の出来以上に悪く見えてしまうという複雑な仕上がり。終盤のシェリルの髪のつやは効果なのか、それとも不出来であるのか判断がつきにくいくらいです。
 シェリルも無事に(?)転校してきて基本態勢も固まったので次回からはサイドに話を膨らませていく方向性でしょうか。
 寝起きでハードディスクレコーダーを操作していたらうっかりこの8話を消してしまいました。パソコンならまだごみ箱に残っているのになぁ、とか現実逃避してもデータは元に戻りません。BD版を買うつもりでいましたが発売までは見られないということでショックです。教訓:寝起きでハードディスクレコーダーを操作するのはやめよう。
 
 仮面ライダーキバ18話。少女とアーチェリーさんは同一人物でしたが、活用の仕方としてイマイチ。言いたいことはわかるのですが上手いとは言いかねる演出だったと思います。別人が偶然、同じ趣旨の発言をする、でもさして問題あたりがもったいないところです。
 名護さんはなんだかもう中毒患者のようなのですが。しかも、派手に本末転倒してるし。
 
 テックジャイアン7月号とか。
 「霞外籠逗留記」rail−soft:ライアーの姉妹ブランド第1弾。他社では通らない企画というあたりが興味深いです。まぁ、どんな企画も結局はライターが重要なのですが。取りあえずチェックしてみようかな、と。
 夏発売予定。
 
 「ENGAGE LINKS」ALcot:前作よりは個人的に歓迎できる流れに戻ってきました。仁村有志氏はあんまりロリすぎるのはどうかと思っていただけにホッとひと安心。ただ、買いたくなるほどのデザインかというと、まだまだなんですよねぇ。考えてみると諸手を挙げて喜べたデザインは「月陽炎」だけのような気も。
 秋発売予定。
 
 「さかあがりハリケーン」戯画:予告がまるでフェイントのようでありました。誰もがシナリオは丸戸史明氏だと思った、というかそうであると思い込みたかった当企画ですが、蓋を開けてみれば木緒なち氏でした。ま、それはともかくとして、ねこにゃん氏のデザインが全体的に「パルフェ」+「この青空に約束を」÷2な感じに見えるのは気のせい?
 木緒なち氏というと個人的には「らずべりー」であり、当時を思い返すとしばし無言になってしまいます。大勢の人にとっては異なるタイトルが出てくるのでしょうが……。恐らくは買わないかと。
 こちらも秋発売予定。
 
 「どこでもすきしていつでもすきして」C:Drive:すこーし詳細がわかってきて、どうやら恋仲になるまではすんげー短そう。
 >出会ってから結ばれる部分までを冒頭で済まし、
 と書かれているので期待のしすぎは禁物かと。特に友人→恋人における変化を重視する人には微妙そうな予感。原画家はどうやら典型的な貧乳が描けない方のようです。東峰陽奏のあの胸がナイムネと表現するのだから……。や、確かに服を着てる時は見事にまな板ですけど。
 未だにどうしようか悩み中。
 
 「どっぷり中出し学園戦争」SQUEEZ:企画内容からすると意外なことに「炎の〜」という冠はタイトルについていません。こちらもサイトに予告が上がっていましたが、秘匿されていた原画家はミヤスリサ氏でした。ということで購入確定。
 
 「こんぼく麻雀〜こんな麻雀があったら僕はロン!〜」あかべぇそふとつう:ぐああっ、買いたくねー。雀氏の一人がミヤスリサ氏担当、ってこういう時は原画買いが切なくなります。まぁ、どうにか買わないで済ませられれば、と。元のゲームをサッパリ知らないしね。
 
 「プリマ☆ステラ」アトリエかぐや:キャラゲーとして力を入れているのが伝わってきます。その最たるものは初回特典の存在。アトリエかぐやのソフトに今までそんなのありましたっけ? 少なくとも記憶にありません。
 肝心の内容はB5サイズのフルカラーファンブック。ついでに予約キャンペーン特典はスティックポスター7枚組。商売の方向性を変えるんですかね。まぁ、重要なのは原画を活かすシナリオとテキストです。
 キャストも発表されて、東方院静歌:みる、苧島久住:草柳順子、日秀巴:茶谷やすら、高鷲雅:まきいづみ、という布陣。個人的には声優が気になるなんてのは珍しいのですが(大抵は受け入れる派なので)、たまに気になった人間としてはちょっと残念かなぁ。実際のプレイ時には事前の印象を覆してくれることを期待します。

 2008年5月27日(火)    戦場のヴァルキュリア終了
 コードギアスR2 8話。オープニングのC.C.のあらすじですが、最後の「当時のルルーシュ」という言い方が気になります。今後、劇的な転換期が訪れるということなんでしょうか。
 ユフィを殺した理由をスザクくんが知らない。これはなぜあのようなギアスをかけたのか、ということと同義でいいのでしょうか。自身にかけられたギアスのことさえ知りながらそれは知らないということなのかなぁ。もちろん、V.V.があえて言っていないということも十分に考えられますが。そもそもナナリーを拉致った理由をどう説明しているのやら。
 ゼロの提案を信じる面々。初対面のラウンズはまだしも誰一人として裏を疑わないのはちょっと驚きでした。あまりにもいいように翻弄されてますな。何をするのかまではわかりませんでしたけど、これを言葉通りと受け取るのはちょっとめでたすぎるような。もしこの場にギルフォードがいたなら少しは違ったのかなぁ。
 ナナリーが同情をひくためのお飾り、という様子は本人の意志とは逆に描かれるようになってきたようで。これはのちのちの展開に繋がっていくのでしょうね。ナナリーが楽しんで総督をやれていたらルルーシュの道はやっぱり閉ざされてしまう訳だから。
 行政特区日本はやっぱりブリタニアにとっては黒歴史にしかならないようで。これをナナリーがどうとらえるかが興味深いところ(日本人とは何か? の問答を含めて)。もちろん、今後の中華連邦編での成果を踏まえての話になるでしょうが。
 咲世子さんにルルーシュは素顔を見せた? なにかそれを見て微笑んでいたようにさえ見えましたがこれは一体……。ナナリー関連の何かでしょうか。
 来週は芸能特番。何かがあったという噂は本当なのでしょうか。どちらにせよ、お盆とかでもないのにお休みなのは残念です。
 
 「戦場のヴァルキュリア」。ようやく終わりました。50時間近くもプレイしていたようで数字として示されると自分でも驚きます。そこまで長かった意識はないだけにね。というかおよそ2週間で50時間近くもゲームに費やせるという事実に驚き。もちろん他にもしていることはあるのですから、これはなかなか効率がいいのではと自画自賛。
 23日の日記やそれ以前を読んでもしかしたら、おや? と思った方もいたかもしれません。私は15章まである思い込みをしていました。それはミッション中にはセーブ&ロードはできないということ。実際には全く制限なくいつでも可能(さすがにアクションモード中は無理)なのですが、私は思い込みによってミッション終了後にしか使用していませんでした。つまり、ミッション中にマズいことをやらかしても(キャラクターの選び間違いをしたこともあります)そのまま続行して、ミッション失敗したならもちろん最初からやり直していたのです。
 そりゃ、必要以上に難しいと感じるはずです。運不運が結果に大きく表れるゲームですからね。実際、16章以降はセーブ&ロードを駆使していたのでとても楽になりました。まぁ、ロードが長いので失敗の度に、なんてことはありませんでしたけど(このゲーム、ロードが終了しましたと表示してからまたロードする不思議なゲームだったりします)。
 中途の厭戦ムードというやつは最後まで私の中で晴れることはありませんでした。シナリオとして取り返しのつかないことをしているので当然といえば当然なのですが。それどころかテンションは下がり続けました。やはりシナリオによって。
 地上戦艦マーモットを食い止めるくだり、です。セルベリアの真似をしようとしたアリシアを主人公が制止します。それはいいと思います。問題はこの制止がいつの間にやらプロポーズになっているという点です。さすがにこれには唖然とするしかありませんでした。他の隊員も呑気に祝福しているし完全に意味不明です。戦闘中デスヨ?
 このラブコメモードの間に地上戦艦マーモットは進撃し、首都の近衛大隊は全滅。王宮にまで突っ込まれるという事態に及んでしまいました。通過ルートの民間人にどれほどの被害が出たことか、想像するに恐ろしいです。
 でも、主人公はそんなことになっても仕方ないと言わんばかり。正しい戦い方のためには犠牲も止むを得ないという考え方なのです。ヴァルキュリア人の古代技術は使ってはならないが(強すぎるし、恐らくは自分たちの生みだした技術ではないから)、戦車や銃で殺すのは構わないという謎の割り切り方に正直ついていけません。少なくとも自分の命令によって失われた命についてなんら思いを馳せないあたりが人間とは思えなくてどうも駄目でした。
 ラスボスがマクシミリアンによる疑似ヴァルキュリアというあたりにもガッカリでした。それならどうしてセルベリアを使い捨てるのよ、と。セルベリアのラストバトルもそうですが、本作は強すぎる力を用意しておいてその力の扱いに明らかに困っています。だからご都合主義的に力がなくなっていたり、使わなかったりする。なんだかなぁ。
 マーモットからの脱出さえヴァルキュリアの力を使ってはいけない、ってのはさすがにどうなのよ。言及こそしていませんが迷う素振りさえないものなぁ。しかも、その解決が飛行機に飛び移るって……。
 ファルディオやマクシミリアンの結末もグダグダで呆れるばかり。結局、メインのキャラクターはほとんど退場ですか、と。
 素材もキャラデザも技術も音楽もいいものを持っているというのにシナリオが大きく足を引っ張ってしまった感のある作品でした。人間ドラマの作り方をもっと勉強した方がいいと思います。ラストでマーサ以外に名のある民間人が出て来ないというあたりにもそれが現れているのではないでしょうか。庶民的な小隊なのにね。
 2周目にはレベルなどそれなりに引き継ぎ要素はあるようです。ただ、プレイヤー自身の培ってきた経験値の方が大きくものを言うので恩恵としてはそれほどありがたく感じられないかも。全然、似ていないゲームですけど、そのあたり「ドラゴンナイト4」を思い出してました。
 ところで下賜される兵器の使い道にクリアしたあとで気がつきました。小隊兵舎で装備とか変えられるのね。しかも、姫に下賜されるだけあって開発されるものより余裕で高性能だし。これに気付いていればもうちょっとは楽になったのかなぁ。

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