天元突破グレンラガン21話。先週の書き忘れ。アークグレンはどうしてこのタイミングで人々を見捨ててまで飛び立たねばならなかったんでしょうか。月の落下速度が早まった今回ならともかく前回の段階ではねぇ。不思議です。
これが挨拶代わりの乳揺らしだ! とか言わんばかりのスタート直後のどアップ演出に吹きました。しかも、その後も7年ぶりだとばかりに乳揺らしのオンパレード。エロスを感じるというよりもう笑うしかありませんでした。
ヨーコ→ヨマコ、この安直さに思わず涙が出そうです。まぁ、どうせバレても作中のように気にしないからテキトーに決めたんでしょうねぇ。それにしても、こんなにしっかりと第2部の後を描くなんてすごい特別扱いです。他のキャラは全員、現在からこれまでを想像してください、なのにねぇ。シモンでさえ特別な過去描写はないのに。
終盤5分が実に燃える展開でした。ハイスピードで宇宙へ。そして、久しぶりの名乗り。それもヴィラルとのコラボレーション。わかっていても燃えるというやつですな。
「Bullet Butlers」。2人目はガラ。
最終選択肢で分岐するこの2つのエンドは要するに親子ルートなのですな。ただ、選択肢の内容とオチとの関連性が皆無なのはちぃと気になります。どっちを選んでも選択肢の内容的には変わらないのにラストは変化するってのはねぇ。
これをガラシナリオと呼ぶのはかなり無理があります。ガラエンドではあってもガラシナリオとは言い難いと。内容的にはメインキャラでないわりにはよく描かれていましたが満足するレベルにはほど遠い感じです。個人的に好きなキャラであっただけに取ってつけたような感が否めません。プーキーとのコンビはもちろん、プーキー本人もギャグキャラ程度にしか描かれていないというのも不満です。
他にどうしても納得いかないのはレイスがアルフレッドに従う理由ですか。レイスの正体を知ってからはなおのこと納得いかなくなりました。共闘ならばどこかが気に入ったとか、そんな理由でも構いませんけど無条件で従うってのはねぇ。恐らくセルマシナリオではもう少しまともな理由が明かされると思いますが現時点ではどうにも、ね。
他にもひとつ、アルフレッドの動機もちょっと。はぁ? みたいな理由でかなり拍子抜け。これに納得した人っているんでしょうか。この問題については、本作の場合ルート毎に事実が変わったりするのでセルマシナリオでフォローされるかは微妙なところ。されてもこちらとイコールとは言い切れないし。
3人目は渡良瀬雪。
もう仕方ないのかもしれないけど、ヒロインとしての存在感はヴァレリア同様あんまりありません。たまたま雪が女であったとか、たまたま特定の時期にリックの側にいたのが雪であったとか、本作ではヒロインの重要性はその程度。キャラクターとしてはちゃんと重要なんですけどねぇ。別に「同じ内容だけど、ヒロインはヴァレリア」であったとしてもほとんど困らない。一応、リックの出自について、雪は好きになってしまったからうまくスルーできない、とかなっていますがちょっと苦しい感じ。他のシナリオではスルーしすぎだし。自分自身の成り立ちに関わっている問題だから、好きじゃないから平気で、好きだから平気ではないってのはちょっと納得しにくい気も。
Hシーン1回ってのもヒロインとしての存在理由を薄くしてます。ヴァレリアもですが、その時だけ異常に発情して見えてしまうのがなんとも。特に意地悪な見方をしている訳でもないのにそう見えてしまうあたり……。
キャラクターそのものとしては主萌えなあたりとか、一歩下がって控える執事なのに巨乳である点とか、強烈なファザコンである点とか、アピールポイントには事欠かなくて良い感じなだけにもったいないです。エンディングのような新たな魅力が一瞬で終了ってのはねぇ。
シナリオはちとバランス悪いかも。執事としての自分を問われ、絶望の淵まで追い込まれたのが中盤で、その相手はレイスだったのに終盤で戦うのがガラってのはねぇ。正直どうなのよ、と。プレイヤー側としては再び罵倒するレイスに怯まない雪の姿っていうのを期待するものだと思うんですけどねぇ。そもそもなんでそこでリックなのさ、とか突っ込みたくなる訳で。
ラストの憑き物の落ちたようなシドと昔の仲間の同窓会的なシーンは悪くないんですけど、それまで回想ひとつないだけにもったいない感が強いです。そもそも昔の知り合いであることがこの時点で初めてわかる、ではねぇ。これもセルマシナリオではフォローされるのかしら。でも、先に読むのはこのシナリオだろうしなぁ。うーん。
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