仮面ライダー電王18話。ん? もともと真面目な話ではないと思っていましたがリストラのことはどっかへ行ってしまいましたね。
そろそろまともにコメントしづらくなってきました。あんまりまともに見ていないということで。最近ではすっかりゲキレンジャーの方に力を入れて見ています。
今週の個人的な見(聞き)所はラストの仮面ライダーカブト劇場版ディレクターズカットDVDのプレゼント告知。天道ほどではないものの、少しばかりキャラが抜けている矢車さんのコメントが最高でした。ああ、録画しておけば良かった。
天元突破グレンラガン9話。新オープニングにマイナーチェンジ。ラストの空を見上げるシモンの視線がいいですな。本編でこれを見れる日はいつでしょう。
うーん。予想を遥かに超えてお姫さまはラクス様に似ています。とるべき立ち位置はもしかしなくともほぼ同一に見えますよ。ヨーコさんとの作画の落差が素敵です。今週だけ見たらあんまりメインキャラに見えません。反対に姫のカットの力の入り具合ときたら。
それにしても姫以外の箱の中身が気になります。きっと見てはいけないようなものなんだろうなぁ。
作画からして荒れているシモンがナイス。キャラクターのこういう状態を描くならやっぱりガイナックスだよね、というくらい負の方向に対しては安心して見ていられます。素晴らしいクオリティだ! 期待通り1回では復活しませんでしたし、次週以降も楽しみ。ある程度は来週で吹っ切れそうですが、完全に先へ進むには時間がかかりそうです。
「めいくるッ!」。1人目は空渡瑠璃。
昨日の日記の時点では本当にそれなりとはいえ楽しめていたのですが、あの後で続きをプレイしたら恐ろしいほどの急降下を見せてくれました。戦慄の後出しジャンケンゲーです、この作品。
すでに書いたようにコメディ部は楽しいんですよ。しかしながら、シナリオはもうなんというか目を覆わんばかりの出来でちょっと困ってしまいます。
一例として猫かぶりメイド、リリナさんのエピソードを紹介。
リリナさんは戦闘を専門とするメイドで他の技能はさっぱり。最初に主人公のメイドになりましたが、その主人は平凡な人間ゆえに技能を活かす場なんてありません。かといって苦手な技能に挑む訳でもなく、食っちゃ寝の毎日です。2人目以降のメイドが来てからはますます拍車がかかるばかり。そもそもなんで主人公のところにいるのか基本的なところに疑問を覚えるくらい。
そんなある日、ちょっとした事件が起きます。リリナさんを除いたメイドは全員外出。主人公は珍しく試験勉強。リリナさんはいつも通りゲーム三昧でした。2階にいても聞こえてくる1階からの騒音に主人公はブチギレ。遂にお前がメイドになれる訳がない、と本当のことを言ってしまいます。すでに猫かぶりもバレバレだったリリナさんも売り言葉に買い言葉でブチギレ返し。家を出て行ってしまいます。
その後、家の中の雰囲気がどんよりと暗くなったというのですが、超絶自分勝手で穀潰しそのものなリリナさんがいなくなっても誰も困らないような。
ま、何が言いたいのかはわかります。いつもまとわりついてうるさい存在でもいなくなるとふと寂しくなる。いなくなることでどれだけ自分が頼っていたか、大事に思っていたかがわかる。大まかにはそんなところでしょう。しかし、それに共感するには必要なことがあるんですよ。せめて最低限でも役に立つことがあるとか、そういうことがね。本気で役立たずでこちらを利用することばかり考えている人間では無理です。
展開そのものは著しいほどにスピーディー。主人公は考えもせずに暴言を吐いたわりには速攻で後悔。ゲーム中の時間こそ数日が経つものの、テキストは超スリムで数えられそうなほどの少なさで解決します(しかも、どうやらここが惹かれあう過程っぽい。他になんもねーし)。
そして、この途中で明かされる事実。本当は最初の頃は家事も手伝ったりしていた、とかそういうことが。なぜ、そういうことを隠したままシナリオを進めるんでしょうね。事前に入れておくのが当然だと思うのですが。その上で印象を悪くして仲違いさせるのがセオリーではないでしょうか。
なんだか長くなりました。ま、リリナさんのことはこの辺にしておいてクリアしたヒロイン瑠璃さんのことを。
三ヶ月という共通ルートが終わると個別ルートに入ります。入ったと同時に告白→Hシーンという男らしい流れ。主人公の好意を示す描写は選択肢オンリーのようです。
Hシーンが終わると間髪入れずに瑠璃さんの様子がおかしくなります。有り体に言うともう恋人関係の危機に突入です。イチャイチャしたりとか、まったりしたりとか全然ありません。
焦点は庶民とメイド。仕えるべき本当の主人の出現に金もなければ権力も学もない主人公はどうすればいいのか。難しい命題です。落としどころを考えると良い解決策はなかなかみつからなさそうです。
果たして答えは愛情があればそれでいい、でした。最初の時点でそれでは駄目だ、という話だったように思いますがきっと気のせいでしょう。
そして、ここでも炸裂する後出しの数々。瑠璃さんの過去を筆頭に重要なことを最後の最後に垂れ流しまくり。ほとんどエピローグ。もうちょっと順番に小出しにしていこうよ。伏線も張って。
プロット通りに最小の文章で仕上げました、そんなシナリオです。
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