仮面ライダーカブト42話。一体どうなってしまうのか。ザ・ワールドを使われてモロに攻撃を食らったら時計塔にめり込んで即死ですよ、とか考えながら見ていたら。なんか何事もなかったように復活してるーーー!? って言うかあの時の豆腐屋の親父だーーー!! 闇キッチン編以来こういう味のある一般人キャラは出てないですねぇ。まさかこんな使い方をしてくるとは思いませんでした。すごい衝撃です。覚えているということがこの作品の確かな魅力だと思います。
3対1でもあっさり負ける。こんなところでもジョジョを彷彿としているのはやはり見る側の意識が強すぎですかね。そして、計算通りとばかりに別れる闇の兄弟。すいません、矢車さん。たいへん笑わせていただいております。だって面白いもん。
恋愛ドラマのフラグ立てのように力を取り戻す剣くん。豆腐(トゥフゥー)は偉大だ、とか思わせておいてやっぱり空回りしています。頑張って手品なんかしていますけどすっかり背景です。ところで闇の兄弟からは脱退でしょうか?
変身せず素手で立ち向かう田所さんが素敵です。他の人にはない格好良さを持っていますよ。
ザ・ワールド破りはイマイチ。まぁ、カブトといたちごっこみたいな能力だからこれは致し方ないのかも。ドレイクパワー・ハイパーシューティングは見応えある技でした。
豆腐対決はお預け。闇に落ちるってこういうことなのねぇ。しかし、ただでは転ばないのが矢車さん。次回予告の後のミニドラマのパワーが素晴らしいです。
最後のキャッチボールは良い演出なんですが、それだけに画竜点睛を欠いたのはとても残念。なぜワームに殺された弟のことを出さないのか。今回のエピソードの鍵である加賀美くんの感情の源なのに。エピソードが昔すぎるというなら回想シーンを挟めば済むことだし。ゼクトの開発したばかりのベルトを天道がなぜ、という時にも使っていたのだし問題はないはず。これがなくては二人のキャッチボールの意味も随分と薄れてしまうデスヨ。そのためにわざわざあの時の野球場まで行ったのではないのですか。
乃木伶治は死んだのかと思ってびっくりしましたが見事に復活。でも、派手に負けたのは事実だからやはりラスボスではないのかも。ダークカブトとの関連があるんですかね。
久しぶりに面白い後編で満足度はとても高かったです。ホントこれで弟と野球のことに触れてくれればねぇ。
「放課後2」。1周目はメインヒロイン東海林碧。
前回に書いた、碧が主人公を改心させようとするエピソードは入っていたのですが残念な出来でした。あれでは主人公が言っているように我が身かわいさの言葉にしか聞こえません。わざわざ言い出すわりには特別な熱意があるわけでもないですしねぇ。キャラ的にもっと攻めて欲しかったです。Hシーンで感じてしまってもそれはそれ、とばかりに主人公に強く迫ってくれるぐらいは望みたかったところ。現状ではわざわざキャラ紹介に付記するほどではないです。同時にメインヒロインにありがちなキャラ造型になってしまっているのも残念。
いわゆる堕ちる描写はすごく唐突。あるHシーンに来るといきなり真っ逆様という感じでちょっとついていけません。今までの作品では強引であっても徐々に堕ちていく様子が書かれていただけに落胆は大きかったです。ヒロインの態度が初Hシーン前、最後、その間の3つしかなく変化もいきなりではねぇ。
2周目は藤森花梨。
シナリオ描写としては碧シナリオと同じかそれ以下。写真を撮っても効かない、といえば普通は脅迫には屈しないという意味でしょうが、花梨の場合は違います。意味がよく分かっていない、現状を把握できていないという情けなさ。主人公もそれで諦めるなよ、と。っていうかどんだけ腰砕け描写ですか。
また、碧が主人公に命令されて花梨を何度呼び出しても事態に気付かない頭の悪さ。花梨だけならまだしも碧まで主人公の目論見を理解していないなんてあり得ますか。お前らIQはいくつだ?
堕ちる描写はやっぱり唐突。スイッチでも入ったかのように本当に突然。フェラチオの後にいきなり自らを奴隷であると認めた時には気が狂ったかと本気で思いましたよ。
一方で週末の妄想モードはかなりツボです。奴隷もしくはその候補がいるのに妄想する不思議。しかも、妄想モードが起動すると画面に変化がでます。変態仮面気分が味わえますよ、このゲーム。主人公が下着を被ってから妄想を始めるので。そして、肝心の妄想シーンですが主人公のセリフがほとんどありません。つまり、ヒロインのセリフばかりな訳ですが、これを主人公が考えているとか想像するとかなり笑えます。
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