仮面ライダーカブト34話。なんか間宮麗奈がかなり狂言回しっぽい役回りになってきましたなー。まさか、エリアXの出来事に解説役が出てくるとは思いませんでしたよ。まぁ、確かにその方が楽ですけど、安直すぎる印象は否めませんな。
高鳥蓮華は予想以上にあっさりと陥落。まぁ、考えてみれば先日の料理対決で天道のレベルは上がったはずですから、これくらいはしてもらわないと特技としての甲斐はないでしょうな。いきなりオムライスなんて食べて胃は大丈夫なのか、という疑問は言わないでおく、ということで(言ってます)。
しかし、これだけあっさり翻意してしまうと存在意義が怪しくなってくるような。最後のメガネのシーンを見ても三島さんとの因縁はありそうですけど、物語的にそこはクローズアップしてもらえるのか? という素朴な疑問が。ぶっちゃけ前回と今回のみのゲスト出演でも不思議はないですからねぇ。
100パー色物と化した頂点に立つ男。そんな言い方も今さらですが、それでも今回の小学生ルックは強烈すぎ。ある種のファンは大喜びでしょうか。正直、物語の清涼剤というより息抜きになってしまっていると思うのですが、今後の彼に未来はどれだけ残されているのでしょうか。なんか野球で言うところのBクラスが確定したチームみたいですよね、最近の彼は。
三島さんからもチームからも捨てられる影山がナイスすぎ。もしかしてすでにゼクトのメンバーですらないのでしょうか。まぁ、どこを見たって自業自得でしかないのですが。その場に居合わせる矢車さんの素敵っぷりは影山を軽く上回ります。這いつくばる姿がまた良いですな。もしかしなくとも画面に映らないところで似たような目にあったんでしょうねぇ。来週はダメーズ(勝手に命名)を結成しそうで楽しみ。というか、さり気なく重要なことが示されていましたけど、グラスホッパーはゼクト製ではないようですね。もしかしてマスクドフォームがないことと何か関係があるのでしょうか。
遂にハイパーカブトに。時間が操れるのでこれからはやりたい放題です。ザ・ワールド以上の無敵さですな。にしても、いきなり時間を逆上ったということは加賀美くんはあの時くたばっていたんでしょうか。確かにやけに派手にやられてましたけど。
「終末少女幻想アリスマチック」体験版。TGバージョン。そこはかとなく気になっていたので遊んでみました。
これ、結構長いですね。第1章が入っているんですけど気軽に始めたせいか、随分と長く感じましたよ。ちゃんと計らなかったのでわかりませんが、ボイスを全て聞けば5〜6時間くらいかかるんじゃないですかね。なかなかのボリュームです。そういや仕様の所で選べない選択肢が〜、とか書いてありましたけどそんなのなかったような。とてもそうは思えないけど見ていないルート分岐とかあるんでしょうか。
シナリオは悪くないです。悪くないですが、序盤が結構なネックです。早い話が現代(近未来?)を舞台にチャンバラする理由をでっち上げるのに時間がかかるんですね。その空気に慣れるまでが意外に長くプレイヤーは退屈だったりします。同じメンツだけで2時間近くを乗り切らねばならず、インパクトのある展開も特にない。作品に力が入っていると感じられるのがせめてもの救い。それがなければリタイヤも考えられるくらいです。メインキャラがぼちぼち揃い始めると掛け合いも活発になってようやく面白くなってきます。話の方向性もぼちぼちと見えてくるので。
それでもチャンバラする理由はかなり苦しいと感じます。ハッキリ言ってかなり強引です。はぁ? とか思う人もけして少なくないのではないでしょうか。まぁ、タイトルに幻想とか入っている時点でそんなことは折り込み済みですよ、ってのが本作みたいな作品をプレイするのに向いた姿勢なのかもしれませんけど。この先も多少の理不尽には目をつぶる必要があるかと予想します。
まぁ、それは慣れるとしても気になるのは戦う相手が身内である、という点でしょうか。「メイドさんと大きな剣」ほどではないでしょうが、敵とは言い難い相手ばかりです。戦いがメイン(と思われる)作品においてこれは結構な問題かもしれません。加えて基本的には真剣勝負でも死ぬことがないということも。緊張感とか盛り上がりに影響が出てきそうです。それを逆手に取る手もあるでしょうけど。
昼は学園に通う学生でありながら夜は古代の装置でチャンバラ、というアンバランスさが売りでもあるようですが、ここも綱渡りなみの微妙さになりそうです。そもそも世界を救うというお題目がありながら昼は学園に通う呑気さ。夜は真剣勝負であるものの、死の確率は極めて低い。世界を救うのはあくまでも結果にすぎず、果たされない可能性も高い。う〜ん、期待したいだけに心配な要素です。
他には戦闘のテキスト描写ですか。初戦までが随分と長かったわりに非常にコンパクトな文章量。あまりバトル描写ってやつは気にしない方なんですが、その私でもイマイチ熱さが伝わってきませんでした。これは耽美な雰囲気重視ということでこれでいいんですかね。計算通り?
あまり宣伝されていないわりにはなかなか手応えがありました。気になるところはありますが要注目といった感じ。恐らく買うのではないかと。
|