遅ればせながら「AYAKASHI」のゲーム感想をアップしました。時間が経つほどに惜しいゲームという印象は強まりますね。思えば悪路王の登場する2話やイワナのアニメが良かった3話ぐらいまでが一番ワクワクしながら楽しめていたなぁ(遠い目)。「彼」がまともに登場するようになってからはほとんど……。とはいえ演出には一見の価値あり。気になる方はチャレンジするのも悪くはないかと。
仮面ライダー響鬼39話。ええと、明日夢が役に立ったというのはわかるんですが、具体的にどうあの障壁を破ったのかがよくわかりません。水の波動と合ったからその効果が消えてしまったということ? で、それは偶然なの? やっぱりよくわからないなぁ。ヒビキが「少年」と明日夢を呼んでいたのは半人前という意味だったですか。てっきり、そういう呼び名が気に入っていたのかとばかり。
お汁粉で酔うトドロキの醜態がとても香ばしく、たいへん目の保養になりました。あとは「この馬鹿弟子がぁっ!」とザンキさんにもっと苛められて欲しいです。はっ!? この思考ってもしかして腐女子と一緒デスカ?
話し変わってマジレンジャー。やはり蒔人兄ぃが活躍するエピソードは泣けるものがあります。ホント、いい味出してますよ。DVD買ってしまうな、これは。
「はぴねす!」。1人目は神坂春姫。
発売日から2週間くらい経ってから買いました。私のエロゲーの買い物パターンとしては珍しいです。というくらいだからやはり理由があって、私が尊敬する某サイトで紹介されていたのを記憶に留めていて、秋葉に行った際にほどほどの値段で売られていたのを見つけたので、というところ。
1周目を終えての雑感としては某サイトとピタリと同じ、というくらい短所、長所がわかりやすいゲームだな、と。これくらいプレイヤーの感想が似やすいゲームって珍しいかも。
日常のドタバタする様子はなかなか面白いです。笑えるという種類のものではありませんけど、微笑ましい感じです。まぁ、エロゲー的お約束に基づいての日常というかネタやリアクションなんで雰囲気に浸れたり、記憶に残るようなものではないですけど。まぁ、多くを望まないというのもこの手の作品のお約束ですから、これでいいのかな。
そして、終盤のシリアス展開に入ると途端にアレになる、と。ただでさえ、萌えゲーにシリアスな雰囲気は馴染みにくい訳で、そこへやる気の感じられない展開ではねぇ。スタッフの意図が気になるところです。つーか、もしかしてスタッフ的にはあのバトルは燃える展開なんですか?
まー、萌えゲーに対して真面目に考えてはいけないというのはこのゲームでも同様なんですが、それでも完全無視するとお話が面白く感じられるはずもなく。本作における魔法は随分と存在が謎です。中世的なファンタジー世界ならまだしも、科学文明が発達した中での魔法。しかも、「Fate」などの作品に代表されるような一般人には無縁の秘儀ではなく、学校の授業で学べるようなシロモノで使うだけなら特別な才能はいらないっぽい。さらにその内容はバリバリの攻撃魔法。隣人を黒焦げにするのも朝飯前です。
考えてしまえば気になるのはその学んだ技術を活かす場は、就職先はどこですか、ということ。自衛隊とかSPとか傭兵とかですか? 魔法科がやっていることって主人公たちで言えば授業で銃を撃ったりするのと何ら変わりない。しかも、使うのは自前の銃ですよ。ホント、どんな世界なんだか。
ヒロインの春姫さんはなかなか魅力的なお嬢さんです。原画家の絵柄を活かしきったキャラではないかと。ただ、メインヒロインゆえなんでしょうけど、頭の飾りはちとゴテゴテしすぎな気がします。両サイドのリボン、2本の髪止め、三つ編み(その先にもリボン)、後頭部の飾り。カット毎に雰囲気が違って見えるのはそのせいもあると思います。
優等生要素には疑問を感じないでもないです。内側に反発するだけのものを抱えている訳でもなかったし、そう言われるほど優等生的役割をこなしているようにも見えなかったので。というか、主人公があまりにも簡単に近づけてしまうのがそう感じられてしまう最大の原因かも。
性格(というより描写なんでしょうけど)として怖いのはあまりにも魔法を使うことに躊躇いがないこと。ただ、ちょっと後ろについて行っただけで問答無用で魔法を使う。敵対する立場とわかれば一瞬の迷いなくクラスメイトにファイヤーボール(仮)の魔法を使う。殺す気満々ですか、と。……浮気したとか誤解されたら燃やされそうですね。
互いに惹かれていく様子は予想よりも悪くないです。筋書きとしては、好きになるのは思い出の男の子だけのはずだったのにそれ以外に好きな(気になる?)相手ができてしまって、その矛盾に困っていた時に主人公がその相手の可能性があるという情報が飛び込んできた、だからその矛盾解消のために……、というところ。これを説明できていると考えるか否かはプレイヤー次第、かなぁ。個人的には想い出と争えるほど現在の主人公が何らかの影響を与えていたとは思えませんが。せめてもう少しクラス委員の仕事を一緒にするとか、2人にしかない特別な描写をしていればねぇ。
対して主人公側は春姫に決断を迫られた時に自分の気持ちが不在であったのが困りもの。あくまでも春姫にとって都合の良い結論を出しただけ。相手のことを考えるのは立派ですが、そのために自分の気持ちを意思決定の要素から外してしまうのは考えものです。それでも普段から春姫が気になる、という描写が度々あったので受け入れやすくなってますが、これがないと到底受け入れられるものではなかったでしょう。
気になるのは白フクロウのぬいぐるみ「ゆう君」イベントでしょうか。てっきり私はあの時点で想い出の男の子が主人公だと知っていてその反応かと思ったんですが(ゆう君も当時の呼び名かと)、実際に判明したのはもっと後の話ですからね。さらに言えばあのイベント時にそんなに主人公に好意を寄せているとは思えないんだけどなぁ。だってあんな名前をつけるほど好意を持っていたなら後半のように想い出の男の子との間で苦しむはずでしょうし。うーん。
恋人同士になった後のいちゃつく様子はこっぱずかしくて大変よろしい感じです。新鮮に思えたのは春姫が付き合っている事実に物怖じすることなく、むしろ積極的にアピールしていた点でしょうか。バレるまでは隠したがるヒロインが多いせいか妙に楽しかったです。
Hシーンは予想をはるかに超越してました。すさまじい乳特化。なるほど確かに凶器です。煽情的すぎて困るくらいですよ。しかし、主人公は普段から春姫の胸を気にしていて、Hシーンでもそんな様子を見せているのにテキスト上ではなんとも淡白でイベントCGとの間にかなりギャップを感じました。
個人的に感じた難点としては春姫の衣装でしょうか。恐らくキャラクター毎に設定されているイメージカラーのせいで、制服、お出かけ服、魔法服の3種類とも色的に非常に似通っています。普段はそれで全く問題ないんですがHシーンになると途端に難ありで。構図や脱がせ方が多少被っているせいで半脱ぎ状態になると元の衣装がわかりにくいという欠点を生んでしまっているんですよね。まぁ、脱がせすぎだから、という話もあるかもですが。最初、まともにプレイする気がなくてCGをフル化して見た時には(今は最初からプレイしてます)区別がつかなかったですからねぇ。
あと差分に恐ろしい数を用意している(50とかあったりする)割にはアップ時のはなかったりして片手落ちな感じです。正直、ここまで来ると「学園2」みたいに差分の種類ごとにチェックボックス(のようなもの)を用意してそれを組み合わせる方式にした方が見やすくていいような。どれかひとつを確認したいがために延々とクリックするのは面倒ですよ。まして本作は差分の種類そのものはけして多くないのですし。
どうやらサンデー連載の「こわしや我聞」が近いうちに最終回を迎える模様。最終回か仕切直しの新展開かと思っていたんですが、どうやら前者だったようで残念です。心理面での物語がようやく少し進んだだけに特に。やはりサンデーにはオタクっぽい匂いのする漫画は厳しいのかなぁ(「ハヤテのごとく!」は師匠の功績で特別扱い。まぁ、オタクというより風刺漫画なトコありますからね)。
それとジャンプほどではないにしても、後ろにある漫画ほど終わりやすいのね。皆川亮二氏の作品を別にして。そうすると近未来的なサンデーはすごく困るなぁ。私が気に入っている作品てほとんど後ろばっかり。「あおい坂」、「道士郎」、「絶対可憐」に今週こそ真ん中だがいつもは後ろの「ブリザードアクセル」。中でもあまりセンターカラーにならない真ん中二つが心配。
Siriusの「めいどさんすぴりっつ!」が来年1月に延期と報じられ12月は買うものがなくなってきました。これによって買うかもしれないのは「パルフェ〜ショコラsecond brew Re−order〜」ですから純粋なオリジナルはないことに。どうやら消化期間になりそうですが、それだと年始から1月下旬くらいまでは暇になりそうな予感。
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