予想より1日遅く「あやかしばん」が届きました。18日発送というから19日着かと思ったのに実際には20日(東京から神奈川なので)。わずか1日とはいえ、もしかしたら自分のアンケートハガキが届いていないのではないか、とかしょうもない不安を抱えてました。
中身の方はホームページに書かれているようにショートシナリオ2本と後はボイス関係とか色々。中にはpropeller第3弾のお知らせとかも入ってました。シナリオは荒川工氏とJ・さいろー氏のタッグのようです。図らずもアンケートに書いた要望が実現して嬉しい限り。原画家のクレジットはなかったような気がしましたがまあ楽しみ。
発送告知と同時に修整ファイルが出たというなかなか愉快なファンサービス。色々な状況でクリックが効かなくなるのが主な症状。私の環境では修整ファイルをあててなお、コンフィグ画面を開けませんでした。メッセージスピードの変更って重要だなぁ、と痛感。
肝心のショートシナリオ。
「あやかさんとしゅうげんくん」
主人公らがまだ学園に来る前のお話。それはいいんですが、藤枝あやめさんて誰ですか? えーと私は記憶にないんですが、もしかして刀子シナリオの例の台本を書いたのはウラジミール、くらいにチラッと名前が出てきていたのでしょうか。仮にそうだとして、本編に顔を出さない理由は?
シナリオはえらくハイテンションに終始進むのでまさかと思ったら、やはりライターは荒川工氏でした。括弧文が多いので氏の文章を読んだことがある人は大抵ピンと来ると思いますが。
シナリオ本体はなにぶん知らない人なんで何とも〜。けして悪いエピソードではないですけど、メインキャラであるあやめに思い入れが皆無なんでどうにも。世界観を破壊せんばかりの、本編では不可能なギャグテキストは個人的に面白かったですが、人を選びそうです。ちなみにHシーンはありません、ってそりゃそうか。
「テンプテーション・オブ・フレグランス」
私同様、多くの人の声によって実現したであろう姉川さくらシナリオ……、のはずなんですがなぜか刀子シナリオの後日談。えーと、この時点でかなり嫌な予感はしたのですが、悲しいことに予感は外れてくれませんでした。当然といえば当然ですけど、さくらの扱いは要するにゲスト。まぁ、本編にこれがあれば刀子ファンからクレームが出るかもしれないくらいには存在感を出してますけど、姉川さくらファンが納得するかというと微妙なところ。少なくとも私には無理だなぁ、と。
それと両方のシナリオに言えることですが、フルボイスの弱点というものが見事に露呈しています。なまじ豪華な声優陣のゲームなだけに登場キャラが著しく限られてしまうんですね。刑二郎が出ただけでも良しとしましょう、ってな按配ですから。
全体としては不満の残る仕上がりでした。送りますよ、とか予告がなかったのであればこれで充分ですけど、なまじ期待させられただけに、ね。
「夜明け前より瑠璃色な」6人目は消去法とフラグの関係によりリース。
ひとことで言うなら超展開キター! なシナリオ。あとはナチュラル(ガンダムSEEDのせいでこの単語、使いづらくなったなぁ)に、真剣に、幼女に恋をする主人公が光ってます、とかそれぐらい。ここに変態がいますよ! 変態が!
や、ここまで清々しく幼女に入れ揚げる主人公はちと貴重なくらいです。恐ろしいのは周囲も同様で2人を囃したてたり、ごく当たり前のように応援したりします。もしかしてリースが幼女に見えているのはプレイヤーだけなのでは、と疑心暗鬼になるくらいで。主人公が(リースに手を出すこと以外)ロリコンに見えないことがかえって恐ろしさを引き立てているような。
シナリオの方は心底どーでもいい感じ。ロストテクノロジーとやらが焦点なんですが、色々と具体的でない上に仮に具体的であっても読み手の興味をサッパリ引きそうにない展開なので。早い話がシナリオで何を言いたいのか全くわからない、と。ゲームも終盤に来てクリックするのがかなり惰性になってきました。
今日は近場で「Zガンダム星を継ぐも者」が安く上映していたので復習の意味もかねて2回目を見てきました。その上映の前にUのCMがあったんですが、予想以上にフォウの声優が島津冴子さんでないことは響きますね。
通常会話ならまだしも、感情を高ぶらせた時の演技に差がありすぎ。あれならキャラを新解釈で捉えた方がまだ良かったのではないでしょうか。新カットなら違和感も少ないんですが、旧カットとなるともう目を背けたくなるほどで、正直予告でこれじゃ本編を見たらどうなるんだって感じです。しかも、もう一人であるサラの声は聞いていないというのに。
ただでさえ、声優変更がなくともファとシロッコの声には違和感があるというのにこれじゃなぁ。今日見ていて改めて思ったんですけど、Zって本当に個性的なキャラ(声優)が多いんですよね。どこかで見たような、ってのがいませんから。誰もかれも聞き間違いようのない声ばかりだし。
今回の新発売雑誌ではかなりの新作が紹介されてました。ネットで顔を出しているとはいえチュアブルソフトの新作がスクープ扱いではなかったくらいですからねぇ。
BISHOPの新作「すくーるヘブン」(仮)はなんと驚きの非凌辱もの。エロ度には変わらずに力を入れているそうですが、それにしてもビックリ。まぁ、方針転換という訳ではないようなのでたまにはこういうのも製作サイド、ユーザーサイドとも気分転換になって良いのではないかと。
ただ、原画の水島多也氏はネタ切れなのかどうにもキャラに新鮮味がないような。近作「学園2」とキャライメージがかなり被っているように見えます。まぁ、ファンにはそれがいいのかなぁ。
XUSEの新作「お嬢様はご奉仕中♪」は待ちに待った「フローラリア」派生企画第3弾。ついについに会長の出番ですよ〜、と思ったのも束の間。2年前? 会長がメイド? 一体何の話ですか?
困惑することしきりですが本当。つまり、主人公は「フローラリア」の彼とは別人であると。会長の見かけも全く違うと(原画家は同じ)。XUSEの人間は何を考えているのでしょうか。こんなん違うゲームといって差し支えありませんよ。
取りあえず買う訳がありません、とだけ書いておきます。
|