秋葉原遠征。ということで初めてヨドバシの秋葉原店に行ってきました。中を歩き回ってしばし、これはテレビにも紹介されるし、オープン4日間(でしたっけ?)で100万人突破も頷けますわ。予想(イメージ)より店舗面積は広いし、商品も多く天井も高い。通路も広いので圧迫感がまるでないのが成功の秘訣かなー、という感じがします。隣り合っていてはいても出口と入り口が分かれているあたり徹底しているな、と。ヨドバシではない上階も基本的な設計思想は同じようで通路は広めです。ただ、レストランフロアだけは例外で天井も低く通路も狭かったです。そのせいかフロアの気温が明らかに違いました。ここだけは設計ミスかなぁ。平日の11時代であれじゃ休日の昼食時には酷いことになるんじゃ?
オープンから間もないとはいえ人出はかなり多かったです。人がいないエリアというのがほとんどなかったですから。目についたのはトランク売り場くらいかなぁ。そこだけは店員さんしかいなくてさみしそうでした。他に早足で回った感想としては、通常のヨドバシで力の入っているエリアはここではそれほどでもない、という感じを受けました。もしくは別のアプローチをしているからそう見える、とかですかね。
このページらしいポイントしてのエロゲーエリアは6階にこじんまりと存在。入り口は狭い、壁の色は黒いでかなりの勢いで隔離されております。面積も予想よりも狭かったです。横浜のヨドバシと同じくらいですかね。去年くらいからヨドバシ特典を作り始めたのはこの店のためかと思っていたのになぁ。夜遅くまでやっている以外は他店に敵わないですな、今のままだと。反対側の上に6階ですからねぇ。ちなみに私が入ったすぐ後に警備員さんが続いてきました。偶然かマニュアルと信じたいデス。そんなに怪しいですか、わたし。
なんにしても時間をつぶせるヨドバシというのは貴重であると。デパートのようなものであり、そうではないもの。ないのは生鮮食品売り場。喘ぐ総合スーパーの実態を見透かしているかのような店舗形態ですな。
金曜日に買えなかった「炎の孕ませ転校生」は無事買えました。それでも品薄なのは確かなようで、私が行った数店で残っていたのはメッセサンオーだけ。見つからない場合は中古でもと思ったのですが、そっちでは1本もなく。唯一のメッセでもあったのは数本だけのようで、他の同一発売日ソフトと比べて売り場スペースは小さかったです。正面向きが1本で本棚差しが3本のみ。
「ロケットの夏FV」。3人目ははるひ先生。
久々に遭遇した先生のHシーンはやはり奇妙にエロく感じました。姿がそれまでと全然違うことも効果を上げていると思います。シナリオは最も想像力を喚起されて、それが心地良いです。中盤以降、高志の気持ちがわかるような気がしてきて。変わらないはずのはるひ先生の表情が変わってきているように見えるんですよね。
4人目は香奈城歩。
もしかしたらボイスがついたことで一番損したかもしれないキャラ。誤解のないよう書いておくと演技が下手な訳ではありません。イメージもぴったりと言っていいと思います。ではなぜかというと、これはもちろん私の勝手な思い込みなんですが、ボイスのなかった旧版においてテキストから様々な想像(妄想)をしていたんですね、歩の場合。細かいイントネーションであるとか仕草であるとか雰囲気であるとか。ボイスがついたことでそれに答えが出てしまったような、そんな気がしてしまったんですね。他シナリオに比べて妙にあっけない気がしました。
追加CGは歩が最も効果的。ラベンダー畑のCGはとても良かったと思います。枚数も歩だけ多かったです。つーても3枚ですけど。
歩シナリオは初回には進めない(千星シナリオクリアが条件かも)ようで3周目から歩用の選択肢がわさわさ現れて驚きました。つーか、こんなこと旧版にありましたっけ? そんな記憶はないんだけどなぁ。
ラストはセレン。
歩シナリオは今回、一発でクリアできたのですが、セレンシナリオは幾度となく失敗しました。止むなく攻略サイトを参照したところ、正解と私の通過した不正解のルートの違いは意味のわからぬもので。なんとその違いは2ヶ所で歩を朝起こすか否か。それも両方とも「起こさない」か「起こす」ならともかく片方ずつ。それによってセレンのイベントが特に発生する訳でもないという。以前も感じましたが、どういうことなんだか。
シナリオはやはり苦しく。他に比べて展開に無理があり過ぎ。高志がセレンに惹かれる理由は全く見えないし、2人に対する周囲の反応も変。それまで親密な様子がないのにカップルとなったことを少しも驚かないし、時間がないといいながら丸一日近く2人を放置するのも不自然。なにより全編通してセレンは子供(幼児)としてしか描かれていないですからねぇ。これに転べというのは真性のロリでないと難しいような。
「炎の孕ませ転校生」。新作「宇宙島へ行く少年」の前に箸休め(失礼か?)として少しだけ。現在ゲーム内時間で10日くらい。
過度の期待をしていないせいもありますが、予想以上に楽しんでます。
部屋では世界征服を目論む主人公もいざヒロインたちを前にすると極めて普通(?)なのであまり困ったりすることもありません。また、キャラの個性もテキストでそれなり以上に表現できているので意外なほど日常会話が楽しかったりします。ゲーム内容と尺を考えれば十分すぎるほど頑張っているかと思います。この手のゲーム特有の都合のよさと奇抜な口癖とか気にならない人なら問題ないかと。基本はオーソドックスなキャラ造型ですし。
散りばめられたギャグもなかなか。どうもこのライターは意図的なのか天然なのかわからないところがありますね。笑いに関して。
さくさく進むので大作の間に遊ぶゲームとして最適です。馬鹿要素はそれほどでもないかな。
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