徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2005年9月3日(土)    そろそろエロゲーが……
 ガンダムSEEDDESTINY46話。結局、おいしいところだけをかっさらってミーアさんは逝ってしまいました。ようやくこれから逆襲するところでしたが、その対象がいなくなってはどうにもならず。この溜まったストレスはやはり議長に向ける、という方向性でしょうか。来週は追悼特集? 新カットはどれくらいあるんでしょうか。
 ルナマリアの思考方法には疑問を感じないでもない。普通、アスランが生きていたと聞かされたらメイリンも生きているのでは、と考えるのが道理ではなかろうか。まして家族なんだからある程度は自分に都合よく考えるものだろうし。
 どうでもいいといえばどうでもいいが、メイリンは髪を下ろしていた方が可愛いのではないかと。アップにしている時の後ろのギザギザもなんだか怖いし。むしろ描かない方が?
 
 「第3次スパロボα」。忙しさのせいもあってなかなか進みません。進めたいと思ってもついつい戦闘シーンをどれもこれもと見てしまうのが原因。相手が宇宙怪獣だと楽しみは半分くらい(やっぱりセリフがないと盛り上がりが)、というところなんですがそれでも見てしまいます。最近は援護攻撃のセリフ探しに凝っているせいもあってあっという間に時間が過ぎていきます。お気に入りはボルフォッグの各セリフ。勇者軍団限定とはいえ、個体名が出るのはいい感じです。ああ、そうすると世代を越えたマクロスチームにも色々とありそう。なんとか小隊長で使ってみますか。
 恐らくは最後であろうという部隊分割発生。ここでようやく今回の新機能である小隊登録機能を使う。実際には合流後でありますが、その便利さに感動する。と同時にもっと早く使っておけよと自分に突っ込みを入れる。ホント、どれくらい短縮できたことでしょうか。まぁ、うっかり者の私としては登録していないユニットがあったりするとそのままズルズルと忘れてしまいそうで要注意ですが。実際、小隊を組む画面から色々なことができるんで中盤くらいまで戦艦に強化パーツを装備する、という発想が抜け落ちていました。
 部隊分割のメリットといえばやはり普段あまり使う機会のないユニットに光が当たることでしょうか。総ユニット数が少ないから目が届きやすいというか、活躍させやすい。強化パーツも豊富だし。そんな訳でゴーショーグンのゴーフラッシャー(ALL)を57話に来て初めて見る。原作を見ていない人間としては「こんなコスチューム(ヘルメット)だったのか」と普通に思ったり。なんか彼らの言動を見ていると普段通りの姿で操縦していそうなイメージだったんで。
 
 今週のお買い物は「夏音−Ring−」1本。「痴漢者トーマスU」は結局、見送りました。というか、「夏音」のことは間際になるまですっかり忘れていたんですよね。とらのあな発売のせいかあまりエロゲー雑誌で紹介されていないし。今回は彩音がきちんと幼なじみになる響くんが主役なんで買いました。今回も鈴菜が主人公であったなら多分、いや間違いなく買わなかったと思います。
 そんな訳でそろそろエロゲー(というか「夏音」)がプレイしたくなってきたんですが未だ第3次が終わっておらず難しいところ。どうも平行してプレイするのは向いていない性分のようなんで。2周目以降だったら平気なんだけどなぁ。とか言いながら過去にさかのぼってみてみると平然と同時進行している私がいます。うーん、何か変わったんでしょうかね、私の中で。

 2005年9月5日(月)    第3次スパロボαその11
 仮面ライダー響鬼30話。何とも狙いが読めない新展開。つーか、ここまで明日夢をクローズアップする必要があるのだろうか。正直、本来の年齢層である小学生以下には明日夢の悩む姿はあまりピンとこないだろうし。わかりやすい格好良さというのが出せないだけに描けば描くほど苦しくなるばかりだと思うんだけどなぁ。
 響鬼とは対照的に今週はマジレンジャーが実に良かったです。蒔人兄ぃがクローズアップされるエピソードはいつも面白いんですが、その中でも今回はピカイチ。家族の絆という非常にわかりやすい題材なんですが、愚直なまでのストレートな展開が良かったです。絆が復活するシーンでは不覚にもじーんと来ましたよ。やっぱりキャラが良いせいかなぁ。長男だけど戦隊のリーダーではない、というところも高ポイント。
 
 「第3次スパロボα」。長い長い旅路もようやく終了。
 ある程度簡単になったとはいえ、やはり60話は長いですわ。2周目とか考えるとちょっとうーん、な感じです。前回同様に資金やPPの特典はつくんですけど、時間がねぇ。
 ラスボスはなんだかオカルトの世界に入っている印象でありました。MXとは違う方向のキモさとでもいいましょうか。ここまで中ボスのHPは第2次に比べて控えめな感じでしたが最後はやはり500000の大台。まぁ、それでも第2次の時よりも一発一発が大きなダメージを与えられるんで思ったよりも苦労しませんでした。まぁ、めんどい雑魚をマップ兵器でうまく片づけられたから、そんな風に思うのかもしれませんが。
 最後はハイメガキャノン・フルパワー(Zの突撃でも可)を部隊全てでやっているかのような演出が入ったのですが、この中でとてもショックなことが。
 ハマーン様がお亡くなりになってるぅぅぅぅ!!! 
 第2次の時に1日悩んで共闘の道を選んだ身としてはかなりショックでした。エンディングではなにかすごく貴重な光明が見えたような、いい余韻を残していたのに。
 スタッフロールを見てやはり風竜と雷竜はいないらしいと思い知らされる。自動的に出てこないんだからいるはずがないとは思っていましたけど、それでもショック。ビークルロボ4機で小隊を組むという夢も泡と消えたようです。無念。
 
 「オルフィーナサーガ」1巻を買う。単行本単位でしか読んでいない私は、このタイトルを見ててっきり外伝か何かだとばかり思っていたんで、実際に手にとってみて驚愕。また、サイズも新装版が出た時にそうなるんだろうなぁ、と覚悟はしていましたがそれでもとても悲しくなりました。
 旧版には未収録の読み切りも入っているらしいし、やはり買うしかないのか。や、ファンであるから買うのはやぶさかではないのだけれど、新装版の各表紙が旧版に比べてあまりにもイマイチで。四季をテーマに描かれた旧版の魅力とは比べ物になりませんよ。となると両方が必要になる訳で、つまり置く場所がねぇ……。

 2005年9月9日(金)    夏音−Ring−1回目終了
 という訳で久しぶりのエロゲーは「夏音−Ring−」を選択。1人目は幼なじみの星崎彩音。
 インストール後、立ち上げるといきなり修整ファイルその他のご案内。自動的に教えてくれるのは便利といえばそりゃ便利ですが、なんとなく釈然としないのは私だけでしょうか。安易に「はい」と答えた私はファイルの容量も回線速度も調べず漫画を読んでました(通常ダウンロードと違って自動的には表示されない)。よって詳細はよくわからないんですが2時間半ほど待たされることに。終わったところで就寝タイム。翌朝、再び立ち上げるとまたしても修整ファイルのご案内。今度は30分。いくら私の環境がISDNだからってちと長すぎではないですか。単純計算だと60MBくらいあることになるんですが……。さすがは高速インターネット環境を推奨するゲーム、ってそりゃちょっと違うような。しかも、ここまでしてもムービーの音が鳴らない(通常のBGMは鳴る)という不具合が残ってるし。
 こうして始めるまで長かった本作ですが、内容どうこうの前に恐ろしい事実が待ち構えていました。攻略できるヒロインが2人しかいません。5800円もするのに? 容量が1.7GBもあるのに? 「Overture」から1年半以上も経っているのに? 本来の発売日から1年以上も延期したのに? 残念ながら答えは全てイエスな訳で。この情報はどこかに書かれていたのかなぁ。正直、知っていたなら買わなかったと思いますよ。静流さんが一番の目当てである私としては。
 豊富な表情による立ちCG劇はかなり賑やか。伏し目がちの表情カットが多用されているのもおーじ氏の持ち味を活かしていて好印象です。他に作品にはない旨味が出ているのではないかと。
 主人公が本来の主人公になったこと。これはネタの偏りがなくなって良くなったのではないかと思います。鈴菜の主観による妄想ネタばかりというのはくどかったですからねぇ。しかし、知識があるわけでもない女性キャラたちが意図することなくガンダムネタなどを使うのはどうかと思います。
 肝心のシナリオの方は色々と説明不足かなぁ、と。様々な展開になるための説得力が足りていない感じ。幼い頃からの付き合いであるとか、そういうところに甘えている印象があります。その割に関係が落ち着くところはやけに理屈をこねていて、となんだかアンバランスな感じ。
 何とも痛々しいのは彩音の水着の試着シーンであるとか海水浴のシーン。超お子さま体型にビキニはとても寒いというか、悪い冗談としか思えません。さすがに全く陰影のないビキニというのはねぇ。冗談抜きで発育不良なんじゃないかと。スポーツ選手なのにねぇ。

 2005年9月12日(月)    第3次スパロボαその12
 ガンダムSEEDDESTINY47話。本当に追悼特集でした。どこまでいっても総集編が好きな番組です。
 日記を読みながら涙する彼らには一向に共感できなかったなー。ミーアの思考の変遷自体は興味深いですが、その中でラクスを尊敬していながら一度も「ラクス様ならどうするだろう」、「ラクス様がこんなことを言うだろうか」という感じの悩みがなかったんでどうにも。
 議長の演説は視聴者には問題ないものの、SEED世界内の人間にはなんのことやらサッパリのような。ロケットを造る時に宇宙へのロマンだけ語っていきなり船の名前だけ発表したような、そんな感じ。
 
 仮面ライダー響鬼31話。何が言いたいのかよくわからない、というのは相変わらず。新キャラ君を使ったにしても父親のことはいきなりすぎるような気がします。それと、頼んでもいないのに父親の情報が山のように手に入るってのはどうかと。
 
 「Fate/hollow ataraxia」のメーカー通販は予想通りの大混雑。一応は試してみますか、ぐらいの気持ちで響鬼を見ながら望んだ私では買えるはずもなく。結局は事前登録も単なる煽りになってしまいました。繋がらないのは充分に予想できたことですが、気になるのはいくつ確保していたか、というところ。30分で終わったということは多くても4ケタ前半くらいですかねぇ? 専門の部署や人員がいないなら1000でもとんでもない数だからなぁ。果たしていくつだったのカシラ。
 そんでクレームが殺到したので2回目は抽選というのは妥当な判断。つーか、前回の売り上げを考えれば最初からそうするべきだわなぁ。10000以上用意できるというならともかく。
 
 今週「エウレカセブン」を見ながら、なんで日曜朝からわざわざ鬱な気分にさせようとするかね、とか思っているとコンプティークのCMが入りました。なんでも巻頭特集ということで「夜明け前より瑠璃色な」を大プッシュ(つーか、他には何も宣伝していなかった気が)。フィーナ姫が大写しになっていました。もちろん、これが18禁ゲームだなどとはどこにも表示していません。そして、CMは視聴者の興味を引くためのものです。
 中高生がこれを見て興味を持ちコンプティークを手に取る、という構図は出版社の望むところなんでしょうか。ただでさえ、オーガストのユーザーには18歳未満が……、という話を見たり聞いたりするのに。まあ、もしそこまで読んでいるなら見事と言う他ないですが。
 
 「第3次スパロボα」。イマイチ「夏音−Ring−」気乗りしないこともあってぼちぼちと2周目を。今度はスーパー系の男でプレイ。勝手な想像が先走っていたせいか、硬派なイメージは全くなくてかなり驚きました。1話からデートに誘おうとするし。いくら開発者とはいえ、つかず離れずヒロイン(?)が側にいるってのもねぇ。そう考えるとリアル系の男主人公は随分とストイックだったんだなぁ、と。そりゃ、ゼオラはいるけど、あれは相手が定まってるし。
 興味の部分はやはり1周目で通過していないルートのシナリオですか。

 2005年9月16日(金)    第3次スパロボαその13
 しばらく前にエロゲーをプレイしていないのでそろそろ……、とか書いていたのにすっかりスパロボ三昧の日々に戻っております。や、2周目が予想以上に面白かったんで。最初がイマイチと感じたせいか、その後の展開はなかなか好感触。バラン・ドバンとライバルになるというあたりは燃えるものががあってなかなか。「俺が苦労して生み出したライジングメテオが通用しないっ!?」(うろ覚え)ってなノリが格闘漫画のようで素敵です。ミナキとイチャイチャしないのも良い感じ。第1話が嘘のようですわ。
 雷凰の戦闘シーンも暑苦しさ(ほめ言葉)が見ていて楽しいです。ライジングメテオはトドメをさせた時よりもさせない時の方が格好良く感じます。あの降りる背中が妙に印象に残るんですよね。しかし、見れば見るほど残念に思うのは本作にGガンダムが出ていないこと。ぜひとも雷凰やケンダマ侍と殴り合いをして欲しかった。せめてダイモスとやってくれないですかねぇ。
 
 水曜日から木曜日の「Fate/hollow ataraxia」の抽選は一応申し込んでみました。今のところ、当落通知は来ていませんが運の悪い私のことですから恐らくは外れるのではないかと。それよりも悩んでいるのが「群青の空を越えて」のメーカー通販。デフォルト装備の初回特典もなかなか惹かれるものがあるんですが、メーカー通販のコピー本というのが微妙臭が漂っていてとても気になります。しかも、受け付けを始めた時点で1ページもできていない(当たり前ですが)あたりがなんとも。今日マスターアップ告知が出たようですし、明日か連休明けから作りが始めるんでしょうかね。まぁ、こういう文章を書いた時点で申し込むことはほぼ間違いないかと思いますが。
 
 (追記)とか書いていたら当選の通知が来ていました。絶対、落選すると思ったんだけどなぁ。思ったより需要と供給に差がなかったのかしら。うーん、何か貴重な運を使ってしまったような気がしないでもないです。まぁ、それはともかく入金方法を何で登録したかすっかり忘れてしまったんですが(昨日のことなのに)、間違えても問題ないのかしら。銀行だったような郵便局だったような。

 2005年9月19日(月)    第3次スパロボαその14
 ガンダムSEEDDESTINY48話。先週の総集編では飽き足らず、今回も長い長いあらすじからスタート。あまりに長いのでまだオープニング前であることを途中で忘れていたりしていました。つーか、普通にドラゴンボールのようなのですが。
 内容は素晴らしいのひとこと。まるで見敵必殺(サーチアンドデストロイ)と言わんばかりの議長の政策が素敵すぎます。もう議論さえしようとしないものなぁ。問答無用の一撃。しかし、事態を理解せぬまま流されるだけのシンやルナマリアにメインたる資格はありません。まぁ、理解していてやるなら完全に悪役になってしまうから仕方ないのかもしれませんが。でも、それだけになんだか宗教の匂いがするんだよねぇ、ザフトには。
 
 仮面ライダー響鬼32話。オモチャの関係なのかもしれませんが、ここへ来て剣を持つというのは作品の趣旨に反しているようで悲しい感じです。
 どうでもいいですが明日夢のライバルネタは一体いつまで引っ張るつもりなんでしょうか。見ていて全くその効果がわからないし、正直、彼が出てくると画面に対する執着が薄れるんで困るくらいなんですが。
 
 「第3次スパロボα」。やはり2周目ともなると未体験シナリオは楽しいですが、体験済みシナリオはもう一歩、盛り上がりに欠けます。とか油断しているとゴラー・ゴレムのメンバーに混じってバラン・ドバンがいたりするのですが。シナリオ名は同じでも微妙な差異はあるものなんですな。しかし、アインの代わりがバラン・ドバンでは差があり過ぎでは?
 現在23話まで。すでに貯金は使い果たしています。それなりに節約したつもりなんですがねぇ。やはり気が大きくなっているのか長持ちせず。私の場合は1周目で使っていないキャラを登用しようとするんですが、一方で愛着のあるキャラも同様に育ててしまうんですよねぇ。だから金が余計に必要になるし、部隊分割では必要以上に苦労するようになる、と。ホント、1回目の地上ルートから早速苦戦してました。2周目とは思えないくらいに。終盤の楽な戦い方がすっかり板に付いてしまっているせいもあるかもですが。

 2005年9月22日(木)    まぁ色々と
 今週の買い物は予定通り、のはずだったんですが思わぬアクシデントが発生。よもや12時過ぎに行って「炎の孕ませ転校生」が買えないとは予想していませんでした。今日は「夜明け前より瑠璃色な」の一人勝ちと予想していただけにまさかこんな事態になるとは。まぁ、恐らくは需要と供給のバランスが少し崩れただけではないかと思いますけど。店側も私と似たようなことを考えての入荷量だったでしょうし。買えないとなれば血眼になっても探したくなるのが人情ですが既に2本抑えている身としては疲れている体を押してまで遠征する気になれませんでした。秋葉でも惨敗の可能性があるしね。という訳で本日の収穫は上に書いたのと「月面基地前プレミアムボックス1ロケットの夏編」の2本。案外、後者も危なかったのかも。ヨドバシにはなかったし(入荷してなさそう)ソフマップでも特典テレカの束をレジで見た限り、とても多くはなさそうでしたから。
 
 どうでもいいことその1。フミオ氏のカットを見ると「クラナド」をプレイしてもいないのに「智代アフター」が気になり出す。つーても、それにはやっぱり理由があって、私が講読しているPUSH!!誌の今月の表紙がそれだったからなんですが。興味がなくとも「お」と思うくらいにはエロかったです。
 特集でいたる氏のカットと比べられていましたが、私では説明されなければ到底、同じキャラとはわからなかったと思います。少なくともフミオ氏に積極的に似せる気があったとは思えない。まぁ、そういう指示である可能性も高そうですが。
 
 今日は不定映画鑑賞記にもある通り「SHINOBI」を見てきたんですが、その上で改めてハリウッドのリメイクオファーに驚愕。舞台を現代にして忍を企業スパイに、って一体どこに原型が残っているのかと。売りのひとつである大自然の映像も当然ない訳だし、そこまでいくとリメイクにする理由がどこにもないような気がするんですけど。だって黙って作ってもスタッフでも気付かないでしょ、そんなの。共通点を探すのが大変そう。
 
 どうでもいいことその2。映画の予告で韓国映画の「私の頭の中の消しゴム」を見ました(「の」が3つも続いてますよ、このタイトル)。ヒロインの記憶が重要でないものから少しずつ消えていく、ってそれは「秋桜の空に」ですか? クリップボードに写真を貼って文字を書き入れて忘れないようにする、とか細かいところまで基本アイデアがそっくりなような。まぁ、ブームの火付け役となったアレからしてネタを二昔前の少女漫画から引っ張ってきているのだから驚くことでもないんだろうけど。探せば少女漫画にもこのネタありそうだしねー。エロゲープレイヤーらしい突っ込みってことで。
 
 サンデー43号。最近ずっと調子が良くて水曜日が素直に楽しみな自分がいます。
 「結界師」:地味ながらも堅実に連載を続けて遂にはこうして4ページものカラーを任されるようになった本作。ここに至るまで打ち切られなかったことを一読者として嬉しく思います。面白くなってきていると思うし、今後に期待。
 「絶対可憐チルドレン」:今さらですが、やっぱりこの作品って以前の短期集中連載からそのまま続いているんですね。結構な伏線もあったし、これは(編集部の)思い切った決断と言うべきなのかなぁ。顔見せも済んで物語を牽引する存在が必要、という流れでの新キャラの存在はかなりいい感じ。そういや例のグラフはめっきり出ないデスネ。
 「クロスゲーム」:氏の絵というものを考えると青葉の顔は変わり過ぎでは? すっかりいつもヒロイン顔にトランスフォームしております。あ、ファンにはそれが望むところなのかな。
 「MAR」:個人的に最もサンデーでいらない漫画。ここまで壮絶に盛り上がらない漫画も珍しい。同じ作者の作品で比較しても「烈火の炎」の方が物語もキャラも何倍も印象に残ったのになぁ。
 「ブリザードアクセル」:ここのところ好きな作品がカラーになってくれて嬉しい限り。これもそのひとつ。困難に対する克服は「メジャー」式だけれども切り口が違うんで類似性を感じることなく楽しめます。主人公だけでなくヒロインの重要性をわかっていることをきちんと読者に教えてくれるところも「メジャー」とは違うところ。
 「最強!都立あおい坂高校野球部」:今回のような試合後のエピソードは他の二つの野球漫画にはないだけに読んでいて楽しいです。本物の野球の試合を見終わった時と近い感覚を感じているのかも。キャラクターたちの等身大の表現に惹かれます。今井キャプテンだけでなく、先週ネクストバッターズサークルで震えていた飛田くんもいい感じでした。しかし、熱心な活動をしているチアのメンバーが応援を嫌がるのはとても意外。結局するだろうとはいえ。
 実は表紙も毎回楽しみ。ただ、書き文字と一体なのにコミックスではなくなってしまうのが残念。
 「こわしや我聞」:桃子編からこっちを見る限り、作者が本当にキャラをつかみ出したような気がします。読んでいて、「おや?」って感じで違和感を感じることがなくなってきました。國生さんの動きもかなり良くなってきて今後が楽しみ。

 2005年9月23日(金)    ロケットの夏FV版開始
 ホントのことを言えばまだまだスパロボに後ろ髪引かれているのですが、このままでは積みゲーが量産されそうなのでなんとか本来の道に戻ってきました。まー、そうはいっても開封、次いでインストールした頃にはすっかりやる気満々になっていた訳ですが。それくらいでないといかに付加価値があるとはいえフルヴォイス版を買ったりしません。それでもサントラが付属しているのは少し複雑。2枚あってもなぁ。
 インストールするとちと予想しないことが。それはデスクトップに「ショートカットを作る」にチェックを入れて起きました。「ロケットの夏」の方のショートカットのグラフィックは旧版と共通なんですな。で、私は旧版を残していたのでショートカットは見事にフルヴォイス版の方に書き換えられてました。さすがにスタートメニューは別々でしたが少し驚きました。
 現在、始めてほんの少しばかり。まだセレンとベルチアさえ出てきていません。それでも懐かしい場所に帰って来たようで、上機嫌でプレイしております。期間的にもちょうどいいのか、細かいところは忘れているので存分に楽しめます。主人公含め、メインは4人しか聞いていませんがキャスティングのセンスは上々。ほとんどイメージ通りで嬉しい限り。お気に入りの声は歩なんですが、千星の声がすんなり受け入れられたのは意外でした。なんつーか、人によってイメージに差が大きく出そうなキャラですからね。
 今のところ気になるのはルート分岐のフラグ管理ですか。旧版は一部のキャラが理不尽に難しかったですからねぇ。直っているといいのですけど。プレイする度に攻略情報を見るのもなんですし。
 
 lightの「群青の空を越えて」のデモを見る。内容は製品紹介Ver.という感じで製品には入っていなさそうなものでしたが、発売前の期待を高める効果はなかなか。断片的なセリフの応酬が製品の雰囲気を少しだけ感じさせてくれます。しかし、サブキャラの立ちCGは少しばかり、ねぇ。メインキャラと同じ画面に立つととても同じ人類とは思えないくらいでにんともかんとも。顔に立体感がないという特徴もどうかと。レベルの高い作品を目指すならそういうところにもしっかりと気を配って欲しいところです。
 ちなみに結局、通販で購入することにしました。通販特典は期待半分不安半分で待つことにします。まぁ、コピー本ですからね。

 2005年9月25日(日)    ロケットの夏FV1〜2回目終了
 ガンダムSEEDDESTINY49話。うっかり者の私はテロップが出てから気がついたんですが、来週が最終回だったんですねぇ。最終回の3話前に総集編をやるアニメ……、ありえねぇ。や、ホントに非常識な気がしますよ。終盤に総集編を入れる意味はやはり盛り上げるためが最大かと思うんですが3話前ってだけでなく、プロット上で起こることもこんなに少ないとねぇ。しかも、総集編は2話前まで食い込んでいるし。
 結局、タリア艦長もそのまま戦うだけだし、ザフトには自分で考える人間はいないのかと。アルザッヘル攻撃といい、どう見ても今のプラントは専制君主制になってますけど。指導者にサー言うだけ。シンにしたって自分たちがやっていることとレイの境遇を関連づけて意思決定しているし。全然関係ないのに。ルナマリアも全く考えることなく、「これでいいのよね」とか言っているし。だからメイリンとの対話もチンプンカンなものになってしまう(今さらラクスの真偽がルナマリアにとって何の意味があるのか)。意思もその理由も見えないから突っ込みようがないという情けなさ。
 ガンダムに互いの主張をぶつける戦闘はお馴染みだけど、この作品だと主張をぶつけるレベルに至っていないだよねぇ。ほとんどのキャラクターが。
 あー、でもSEEDで未消化の設定(羽のついた鯨の化石みたいなの)がチラッと出てきてびっくりしました。てっきり、触れて欲しくないことかと思っていたのに。
 
 仮面ライダー響鬼33話。えーと、つまり敵が使ったあのウニみたいなののおかげでヒビキは剣が使えるようになった、ってことなんですかね。でないとわざわざ敵側に渡った理由がわからないよなぁ。あ、テクノロジーに触れて今後の展開が、ってことはあるのかな。
 
 「ロケットの夏FV」。1人目はベルチア。
 今この文章を書く前に旧版をプレイした時の日記をチェックして気がついたんですが、見事に同じ順番でプレイしております。2人目は千星だし。さすがに今回はいきなりバッドエンドということはなくてホッとしました。やはり、昔の手こずった記憶が無意識にルート選択に反映されたのかも。
 全員聞いて改めて感心したキャスティングの妙。選んだ人に惜しみない拍手を贈りたいです。メインは言うに及ばずサブまでイメージ通りでもう感動の域ですよ。チャックとかホントに3年前はあんなイメージの声が私の脳内音源では鳴ってました。まぁ、それだけしっかりとした、つかみやすいキャラクター作りができているということだと思いますが。
 そんな訳でベルチアのボイスも大変よろしい感じ。戸惑う演技とか最高です。以前は感じなかったことですが、もうちょい恋人同士になって以降のイベントがあるとなお良かったかと。幸い冷やかすメンバーには事欠かない訳ですし。そして、エンディングもね。ベルチアは相手が高志で良かったですなぁ、と。これが孝之くんなら3ヶ月持たずに歩や千星に走っていたことでしょう。なにせ相手が生きていても半年くらいしか持たなかった人ですから。
 2人目は夏海千星。
 個人的には舞原の声があまりにもイメージ通りでそんなところばかり楽しんでいました。や、出番は多くないけどおいしいキャラだよね〜。ツッコミも笑いも自由自在ですからねぇ。無軌道に突っ走りがちなサークルメンバーには必要不可欠な存在だったのではないかと。贅沢言えばロケット作りでもライバルになれれば良かったのに。
 母親の件はやはり消化不良という感じ。ラストに和解の入り口に立つに至った心情描写が完璧に存在しないので。このへん映画の「遠い空の向こうに」はすごく良く描けていました。ああ、また見たくなってきた。
 イベントCGの増強はここまで1枚ずつ。恐らくは他のヒロインも同じくらいでしょうから、パッケージの「イベントCGを増強」といううたい文句は少し語弊があるかな、と。

 2005年9月27日(火)    ロケットの夏FV終了
 秋葉原遠征。ということで初めてヨドバシの秋葉原店に行ってきました。中を歩き回ってしばし、これはテレビにも紹介されるし、オープン4日間(でしたっけ?)で100万人突破も頷けますわ。予想(イメージ)より店舗面積は広いし、商品も多く天井も高い。通路も広いので圧迫感がまるでないのが成功の秘訣かなー、という感じがします。隣り合っていてはいても出口と入り口が分かれているあたり徹底しているな、と。ヨドバシではない上階も基本的な設計思想は同じようで通路は広めです。ただ、レストランフロアだけは例外で天井も低く通路も狭かったです。そのせいかフロアの気温が明らかに違いました。ここだけは設計ミスかなぁ。平日の11時代であれじゃ休日の昼食時には酷いことになるんじゃ?
 オープンから間もないとはいえ人出はかなり多かったです。人がいないエリアというのがほとんどなかったですから。目についたのはトランク売り場くらいかなぁ。そこだけは店員さんしかいなくてさみしそうでした。他に早足で回った感想としては、通常のヨドバシで力の入っているエリアはここではそれほどでもない、という感じを受けました。もしくは別のアプローチをしているからそう見える、とかですかね。
 このページらしいポイントしてのエロゲーエリアは6階にこじんまりと存在。入り口は狭い、壁の色は黒いでかなりの勢いで隔離されております。面積も予想よりも狭かったです。横浜のヨドバシと同じくらいですかね。去年くらいからヨドバシ特典を作り始めたのはこの店のためかと思っていたのになぁ。夜遅くまでやっている以外は他店に敵わないですな、今のままだと。反対側の上に6階ですからねぇ。ちなみに私が入ったすぐ後に警備員さんが続いてきました。偶然かマニュアルと信じたいデス。そんなに怪しいですか、わたし。
 なんにしても時間をつぶせるヨドバシというのは貴重であると。デパートのようなものであり、そうではないもの。ないのは生鮮食品売り場。喘ぐ総合スーパーの実態を見透かしているかのような店舗形態ですな。
 
 金曜日に買えなかった「炎の孕ませ転校生」は無事買えました。それでも品薄なのは確かなようで、私が行った数店で残っていたのはメッセサンオーだけ。見つからない場合は中古でもと思ったのですが、そっちでは1本もなく。唯一のメッセでもあったのは数本だけのようで、他の同一発売日ソフトと比べて売り場スペースは小さかったです。正面向きが1本で本棚差しが3本のみ。
 
 「ロケットの夏FV」。3人目ははるひ先生。
 久々に遭遇した先生のHシーンはやはり奇妙にエロく感じました。姿がそれまでと全然違うことも効果を上げていると思います。シナリオは最も想像力を喚起されて、それが心地良いです。中盤以降、高志の気持ちがわかるような気がしてきて。変わらないはずのはるひ先生の表情が変わってきているように見えるんですよね。
 4人目は香奈城歩。
 もしかしたらボイスがついたことで一番損したかもしれないキャラ。誤解のないよう書いておくと演技が下手な訳ではありません。イメージもぴったりと言っていいと思います。ではなぜかというと、これはもちろん私の勝手な思い込みなんですが、ボイスのなかった旧版においてテキストから様々な想像(妄想)をしていたんですね、歩の場合。細かいイントネーションであるとか仕草であるとか雰囲気であるとか。ボイスがついたことでそれに答えが出てしまったような、そんな気がしてしまったんですね。他シナリオに比べて妙にあっけない気がしました。
 追加CGは歩が最も効果的。ラベンダー畑のCGはとても良かったと思います。枚数も歩だけ多かったです。つーても3枚ですけど。
 歩シナリオは初回には進めない(千星シナリオクリアが条件かも)ようで3周目から歩用の選択肢がわさわさ現れて驚きました。つーか、こんなこと旧版にありましたっけ? そんな記憶はないんだけどなぁ。
 ラストはセレン。
 歩シナリオは今回、一発でクリアできたのですが、セレンシナリオは幾度となく失敗しました。止むなく攻略サイトを参照したところ、正解と私の通過した不正解のルートの違いは意味のわからぬもので。なんとその違いは2ヶ所で歩を朝起こすか否か。それも両方とも「起こさない」か「起こす」ならともかく片方ずつ。それによってセレンのイベントが特に発生する訳でもないという。以前も感じましたが、どういうことなんだか。
 シナリオはやはり苦しく。他に比べて展開に無理があり過ぎ。高志がセレンに惹かれる理由は全く見えないし、2人に対する周囲の反応も変。それまで親密な様子がないのにカップルとなったことを少しも驚かないし、時間がないといいながら丸一日近く2人を放置するのも不自然。なにより全編通してセレンは子供(幼児)としてしか描かれていないですからねぇ。これに転べというのは真性のロリでないと難しいような。
 
 「炎の孕ませ転校生」。新作「宇宙島へ行く少年」の前に箸休め(失礼か?)として少しだけ。現在ゲーム内時間で10日くらい。
 過度の期待をしていないせいもありますが、予想以上に楽しんでます。
 部屋では世界征服を目論む主人公もいざヒロインたちを前にすると極めて普通(?)なのであまり困ったりすることもありません。また、キャラの個性もテキストでそれなり以上に表現できているので意外なほど日常会話が楽しかったりします。ゲーム内容と尺を考えれば十分すぎるほど頑張っているかと思います。この手のゲーム特有の都合のよさと奇抜な口癖とか気にならない人なら問題ないかと。基本はオーソドックスなキャラ造型ですし。
 散りばめられたギャグもなかなか。どうもこのライターは意図的なのか天然なのかわからないところがありますね。笑いに関して。
 さくさく進むので大作の間に遊ぶゲームとして最適です。馬鹿要素はそれほどでもないかな。

 2005年9月28日(水)    ロケットの夏・宇宙島へ行く少年
 予想よりもずっと早く3時間程度で終了。まぁ、ボーナストラックぐらいに考えてプレイするのがよろしいかと。選択肢も一切ありませんしね。
 内容はフィフティマイルズオーヴァーの後日談。気になる設定はルートで言うならみんなで記念撮影したバッドエンド後という感じです。誰かと恋仲になっているということはありません。ただバッドエンドルートでありながら高志くんはみんなの好感度を上げるだけ上げてしまったらしくハーレム一歩手前という雰囲気です。人によってはこんなのロケット部じゃないと拒絶反応を示す可能性も。そして送り込まれる対高志用最終兵器ヒロイン。勝ち残るのは誰だ? ってなお話です(嘘)。
 音楽や立ちCGは本編の流用だし、この新作のために用意されたイベントCGはほんの5枚ほど。このデータから想像可能な内容と考えて差し支えないです。過度の期待は禁物。おまけと思って望むのがよろしいかと。ま、同窓会とでも思ってね。
 
 「炎の孕ませ転校生」。ということで想像以上に「宇宙島へ行く少年」がさくっと終わったのでこちらに回帰。さらに1週間ほど進めました。
 本作がお手軽ゲーであることはもう疑いようがありませんが、それを踏まえても気になる粗というものがやはり存在します。例えばシステムならタイトルからクイックロードができないとか、クイックロードを実行する時に確認がないとか(間違ってクリックしてしまう可能性がそれなりに)。内容なら当たり前のように同じ会話が出現することとか、攻略すると複数人プレイまではそのヒロインが基本的に出なくなるだとか(征服欲に絡んだ問題だとは思うけど、例え複数人プレイがなかったとしても攻略後にそのフラグで一度は顔を出して欲しい)。
 もちろん良いところもあります。仲の良いグループが設定されているだけあって、マップ移動で個人に会いに行っても大抵はその場所で複数のヒロインによる掛け合いが発生します。これが予想よりも効果を上げていて、ヒロインの個性が発揮できているかと。個人的には無味無臭のオーガスト式日常会話よりもこちらの方が印象に残ります。

 2005年9月30日(金)    炎の孕ませ転校生終了
 本日のお買い物は予定通り「ダンシング・クレイジーズ」、「牝奴隷」、「群青の空を越えて」の3本。「群青」は通販なので残る2本だけをいつも通りヨドバシで購入。この時にふと先週のことを思わせる出来事が。
 今日は休みでだったので開店から30分くらいで店に着いたのですが平積みしてあるスペースに「ダンシング・クレイジーズ」の姿がありません。もう一度ゆっくり見て確認するもやはりなく。といってもヨドバシに入荷しないソフトなんて実のところ珍しくありません。先週だって「炎の孕ませ転校生」や「月面基地前プレミアムボックス」はありませんでしたし。だから久しぶりにスタバでも行ってのんびりとソフマップの開店でも待とうかと「牝奴隷」だけを手にしてレジへ。
 開店したばかりだし、まさかそんなことはと思いつつも念のために店員さんに聞いてみるとあっさり、「ありますよ」の答えが返って来るじゃありませんか。レジの後ろの棚を見ると確かに「ダンシング・クレイジーズ」があります。会計後、しばし観察していると店員さんも気になったのか売り場をチェック。やや、慌てたような様子で陳列していました。さて、答えは「なくなったのに気付かなかった」、「最初から陳列を忘れた」のどちらなのでしょう。
 で、私が考えたのはもしかしたら先週の「炎の孕ませ転校生」も陳列棚にないだけで在庫はあったのかもしれないなぁ、ということ。まぁ、「『ダンシング・クレイジーズ』っていうのありますか?」と「『炎の孕ませ転校生』っていうのありますか?」では難易度が格段に違いますけどね。たいがい慣れたつもりですが、このタイトルは多少の勇気が必要かも。
 
 「炎の孕ませ転校生」。中途の予想よりは長めでした。プレイ時間はおよそ15時間(CG差分を完璧にするならもっとかかります)。お手軽ゲーにしてはボリュームがあります。
 プレイしていて改めて思ったのは、中途半端にストーリーに力を入れたエロ重視作品よりも、ストーリーや設定はご都合主義のエロ重視作品の方が好ましいということ。仮に前者がそこそこうまく作られているとした場合、感情移入を誘われる訳です。そうすると必然的にキャラクターやシナリオ、シチュエーションなどとの相性が重要になってきます。客観的な視点では充分にエロく感じているのに、主観的な視点ではどうにもイマイチに感じてしまう。その点、都合の良い設定やキャラクターであると掴みが深くないだけにどんな展開に対応しやすく、好感触を得られやすいです。まー、結局好みの問題な訳ですが、近頃は及第点以上に作られたお手軽ゲーに遭遇していなかったので随分と嬉しく感じてしまったと。
 そんな感想を持った人間としては幼なじみのシナリオだけはゲンナリ風味。突然、正気に戻って告白したり、世界征服なんて意味がない、とか言われてもモニターの前の僕らは完全に置いてきぼりデスヨ。初志貫徹のエンディングでも幼なじみの攻略部は同じなんでやはり違和感があります。つーか、普通に幼なじみだけ特別扱いしすぎなんですよ。別にライターに幼なじみ属性があるって感じでもなさそうなのに。なぜ、彼女にだけ個別エンドがあるのか。終盤の5人は攻略順序が固定されているだけに、そこに至るまでにお気に入りのキャラがいたりすると大層納得がいかなくなると。同じお馬鹿なら佐枝や瑠璃の方が可愛いですよ、とそんな反応が起きやすくもなると。ランスシリーズのシィル無条件贔屓に納得いかない人は私と同じ感想を持ちやすいかも。
 売り(?)の22Pは期待していなかった私の予想を遙かに下回るものでした。だって、ねぇ? まさか22PシーンのイベントCGで15人しか描かれていないなんて思わないじゃないですか。その内容も縦スクロール2画面だけ、テキストもちょびっと、ではねぇ。そもそもこれが22Pであるというのはシーン回想のタイトルを見て初めて気がついたくらいですから。
 エンディングは卒業式。クラス征服を果たした主人公は次は学校だ、とか意気込んでいます。それはいいですけど、あなた卒業ではないんですか? つーか、それ以前にクラスメイト全員(担任含む)を妊娠させておいてよく処分を受けないものです。
 何はともあれ息抜きに最適なゲーム「炎の孕ませ転校生」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。もう2ヶ月も更新していないよ。とほー。

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