ガンダムSEEDDESTINY8話。前作の頃から説明不足の傾向はありましたけど、どうも本作はそれ以上。キャラクター描写が完全ではないからセリフが地に足がついておらず、イマイチ言わんとしている意味がわかりません。何を元にして主張しているのかがよーわからんと。
オーブにいるキラやラクスたちの立ち位置も未だによく分からないしねぇ。まー、もともとシナリオに期待する作品ではありませんけど、どうも見ていて気持ち悪い感じですわ。
メジャー4話。やー、わかっていましたが良いエピソードです。おとさんと桃子先生の話は微笑ましいし、誕生日のイベントは今見ても心に響くものがあります。このあとの流れを知っていればなおさらに。唯一の難はエピソードがぎゅうぎゅうに詰まっているので谷の演出であるタメが一瞬で終わってさっさと展開してしまうことでしょうか。原作はただでさえ「悩み」に関してスピーディーなのにアニメはそれをさらに上回るんですから。
仮面ライダーブレイド43話。やはりレンゲルにジャックフォームはないということなんでしょうか。今回の展開はまさにそのためにだけにあったのではないかと邪推したくなります。
ドラマの方はもう見ているのも辛く。そんなんじゃ子供さえ騙せないような気がするんですけど。
「魔法はあめいろ?」。1人目は菊菱花苗。
ゲーム期間がわずか2週間ということでかなり性急な展開となっております。1日目に3人の女生徒が教育実習生である主人公の元に昼休み、放課後と積極的にやって来て、主人公の方もすんなりと迎え入れる。この流れに抵抗感を感じなければ特に問題はありません。翌日にお弁当、翌々日に夕食をともにするようになりますが、これが気にならなければ。個人的にはなんでもかんでも主人公が受け入れすぎな気がしないでもありません。特に二つ返事で夕食に招かれるのはすごいなぁ、と。教頭先生とかに釘を刺されたりはしなかったんでしょうか。
感情が高まると花が出てしまうという花苗の能力はまさに少女漫画。環と向かい合いながら切々と花を降らせるシーンはすこぶる印象的でありました。それでも環の胸が気になってしまう私は間違いなく駄目人間ですが。まぁ、それはともかく花苗シナリオはこのシーンの訴えかける力があまりにも強いためにこのあとの印象が弱くなってしまうのが困りもの。それを越えるシーンが後にあればいいんですけどそんなものはなく。なにせ主人公は解決の後に結果オーライとしている風ですからねぇ。本作はヒロイン同士の友情の方が目立っている感じです。
Hシーンのエロ度はなかなかで尺も長いのですが、1回しかないのが残念なところ。つーか、3人娘にそんな差があるとは思いませんでしたよ。ひよこ、環、花苗がそれぞれ大、中、小って感じです。先生は花苗と同じかそれ以下っぽい。
2人目は久我環。
周回プレイに入って驚いたのは共通シナリオの短さ。2日目の途中くらいでもうほとんど個別シナリオに突入しているくらい。なもんですから2周目もプレイ時間はそれほど短縮されません。下手すれば花苗シナリオよりもボリュームがあるかも。
環シナリオは主人公のスタンスが花苗シナリオとは大きく違うのでちとびっくり。2日目が終わる頃には自身の恋心を自覚するほどの素早さ。花苗の時は1週間くらいかかって、しかもなんか受動的な気がつき方だったのに。このあたりは主人公の潜在的な好みであるとか属性が反映されているのかも、とか考えると面白い感じですが(反対にヒロインの特徴を裏から表しているとも考えられますが)。
シナリオとしてはどこで躓くかがわりとわかりやすく示されている(そこだけちょっと浮いている)のであらすじ的な部分での楽しみは薄いです。ただ、仲違い状態からの復帰においても主人公のスタンスが花苗シナリオと違うのはいい感じ。ヒロインが違えば主人公の異なる面が出るような感じなので。まぁ、状況も違うんですけどね。
残念なところは中和の能力者である環の悩みが一切描かれていない点。プレイ中にどこに悩みがあるのだろうと思っていただけに。仮に自在に使えないとしても環自身はそんなに困らないしね。
Hシーンは2回でしかも半脱ぎ、加えて環はグラマーなので花苗シナリオとは同じゲームとは思えない、とは言い過ぎにしても大きな違いがあります。ちゃんと髪をほどいたシーンもあるし至れり尽くせりな感じです。まぁ、見たからこそ言えることをあえて言えば環は髪を結っていた方がやはり可愛いと思います。
システム的な不満はビジュアルアーツシステムなんでほとんどないんですけど、ただ一点アイキャッチを半分しかキャンセルできないのは不便です。アイキャッチは時間帯が変わると必ず入ってSE→ボイスの流れなんですが、SEが鳴り終わるまではキャンセルできないんですね。1日最低2回アイキャッチが入ることを考えるとどうも無駄が多い気がします。
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