冒険王ビィト3話。予想しないところに初の大きな変更点が。ストーリー的には些細なことではあるんですが、気になるのはこれが今後の展開に関係あるのか、ということで。まぁ、オリジナルキャラクターが用意されていることでオリジナルの展開は当然なんですけど。
それにしてもタイトルとヴァンデルの名前に使われる書き文字はどうにかならないものでしょうか。以前も書きましたけど非常に見苦しいんですけど。さらにそれに合わせるような脚本。「私が死人沼のムガインです」ってなぁ。別に大物ではないけど、さらに小物に見せる必要もないような。
「ランスY」。遂に終わりました。気がつけばすでに10月も半ばに達していました。先月の16日から始めておよそ1ヶ月もこのゲームに費やしていた訳で。こんなことはいつ以来だか。いえまぁ、コンシューマーというか「スパロボ」シリーズは除外ということで。あれはシステム的に問題があると思うのよ。時間吸い取りシステムとか呼んでもいいくらいデスヨ。あと大概のRPGもね。エロゲーだともしかしたら「YU−NO」以来かもしれません。解けないから、という身も蓋もない理由なら「univ〜恋編〜」がそうでしたけど。
ともかく時間がかかったことは確か。測っていないので推測ですけど総プレイ時間は60〜70時間くらいはかかったのではないかと。なにせレベル等をいじった改造プレイでも20時間以上かかるそうですから、このゲーム。間違いなく今年一番時間のかかるゲームでしょうね。
そういやアベルトとの最終戦において倒した後にウルザとパパイヤが現れるのはどういうことか。パパイヤはともかく、ウルザは本作のヒロインだし、何よりプレイヤーキャラだったのだから参戦しても良かったのでは。使うかどうかは自由ということで。
第2次エンディング。どれだけ任務をこなしてもエンディングのテキストは一緒なんですねぇ。たかが一文なんですからもうちょっと考えて欲しかったです。それと次回作を作るのか、もし作るとしてもいつになるか、わからないというのに「続く」な感じの伏線が多すぎるような気がしますよ。
本サイトもこれでようやくメインコンテンツであるゲーム感想を更新していけそうです。どれから書くかはまだ決めていないのですけど。
珍しく漫画の話でも。耐えきれずちょっと言いたくなったのは「モンキーターン」。今週の46号ではまだ最終結論は出ていないとはいえ、今回の展開と憲二のラストのセリフを見れば結論は明らかな気が。だってあれで青島にやっぱりおまえがいいよ、っていうのはセリフ的に不自然だし、反対に言えばセリフ的には澄の立場がなさ過ぎる。以下はこの予想を元に書きます。
憲二がここまでお膳立てをしておいて澄を選ぶなら、これまで積み重ねてきた全てはなんだったのかと作者には言いたい。初めから大した理由(イベント)も存在意義もなくいる恋人。研修所につく前から出会うヒロイン。作品期間に置いて6年以上もの間、寄せては返すように青島とのエピソードを描いてきた。憲二がどういう人間で青島がなぜ惹かれるかという部分に洞口まで使ってしっかりと描写してきた。一方、恋人であるはずの澄とのことはほとんど描かれることがない。両者ともになぜ互いが好きであるか、青島の例から考えると不自然なほど説明されない。三者の状態は三角関係の遥か手前。そんな状態を長く続けてもマンガ的な面白味には繋がらない。
私は以前はそれでも構わないと思っていました。それは青島が憲二に告白する、ましてや憲二がオーケーするなどという状況を描くことなどないと予想していたからです。まぁ、前作「帯ギュ」を見ても作者は幼なじみスキーなのかな、という感じでしたし。ところが、青島は告白し憲二は受け入れました。それどころかかなり不自然っぽく澄が洞口に注目し始め、洞口は洞口で澄に好感触を抱く始末。少年誌にもかかわらず三角(四角?)関係に突入はたいそう驚きましたが、同時に納得もしました。それならば連載開始時からいる恋人のイベントが少なく、恋人でないヒロインのイベントが多いのは当たり前です。悪い言い方をすれば主人公は恋人を捨てる訳ですから、そこに至る道を綿密に描くのは当然です。しかし、どうやら憲二は青島を捨ててしまいそうです。蒲生さんから聞いた話ひとつで(少なくとも私にはそう見えました)。
今週号を読み終えた私は真っ先に「H2」のことを思い出しました。どうやらあの二の舞を踏んでしまいそうな気配。連載が続く限り−−その面白味を失わないためにも−−関係の逆転ができないのが「H2」という作品で、あまりにもその状態を続けすぎたために結局は逆転現象を起こせなくなった。あれとは状況が違うと思うんですけどねぇ。長い時間をかけて楽しんできた作品の結論が拍子抜けにならないことを祈ります。つーか、こんな文を書いた私が間抜けというか早とちりさんになりますように。
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