モンキーターン24、25話。なんつーか、最終回らしさはほとんどありませんでしたな。続編が決まっているからといえばそうなんですが、そもそも再出発する意味がよくわからないだけにねぇ。ただ、過去エピソードをフォローしそうな流れは歓迎。
仮面ライダーブレイド22話。予想を遥かに超える安直な解決に唖然。よもやこれでもうカテゴリーエースは何も悪さをしないんでしょうか。ああ、こんな情けない展開のために桐生さんは犠牲になったのか。バスケットマンは桐生さんを殺したことにわずかばかりの責任も感じていないし。ブレイドはこれまでのシリーズと比べてキャラクターに魅力がなさ過ぎますよ。
「燐月」体験版。テックジャイアンバージョンをプレイ。
いきなり結論から入りますが、かなりいい感じです。いいところはそのままに新しいセレンというイメージをしっかりと打ち出すことに成功していると思います。
全体的な見栄えの良さはかなりのものでカワギシケイタロウ氏の描く立ちCGはバリエーションが多いだけでなく、各表情が実に魅力的。イベントCGに負けない良いものを用意できています。加えてそれを引き立てる背景もかなりのものでスタッフの気合を感じます。
シナリオというかテキストもこれまでとは雰囲気がガラッと変わっていて親しみやすいです。凌辱メインじゃないというだけでセレンのゲームとは思えないとは言い過ぎかもしれませんが、新鮮なのは確か。ちと笑えるようなキャラまでいますしねぇ。驚きです。
ヒロインもCGに負けない描写ができてます。分量的には三女の鮎美くらいしかしっかりとは描かれていませんけど、その鮎美を見る限り他の姉妹も期待は持てそうです。その鮎美ですが、押しに弱いという特性が面白いです。主人公にそれを見破られて押し切られてしまうあたりが非常に可愛いし、少し変わったエロさを出すことにも成功しているかと。
気になるのはあまり作品には関係ない一点。テックジャイアンオリジナルの体験版要素というのはどうなんでしょうか。こういうサービス的な要素は製品版ならともかく体験版に搭載する意味はあるんでしょうか。私にはこんなことに労力を割くのは無駄としか思えないのですが。
相変わらずCG鑑賞がなさそうなのはネックですけど、やはり外せないタイトルになりそうです。
今週の買い物は予定通りの4本を買いました。「奥さまは巫女?R」だけヨドバシで売っていなかったのでソフマップで。手間自体は構わないんですけど、特典付きで定価と同じなのは勘弁して欲しいものデスヨ。それも描き下ろしでもないものに。
今回買ったソフトのうち、「姉、オレ、妹〜教師、同級生、後輩のカンケイ〜」は試していないので不明ですが、他の3本は全て起動ディスクが必要というのは悲しいです。CDケースに余裕がないんで全部パッケージにしまっておくしかないんですよねぇ。ああ、めんどくさい。特に「そらのいろ、みずのいろ」はゲーム内容を考えたら勘弁して欲しかったです。
当座のところ「そらのいろ、みずのいろ」を進めてます。内容は予想通りだったり、意外だったりと双方の点が出ていますが総合的には期待に近い出来ではないかと。あくまで今のところ。
PUSH!!でデータが出ていましたけど、それでも初Hまで10時間以上かかるのは驚きました。本当に濃いHシーンを目指した恋愛ものなんですね、この作品。
4人の男女がしっかりと段階を経て仲良くなっていく様子はライターの確かな手腕を感じます。相手の良いところ、悪いところをしっかりとプレイヤーに伝えてくるのはわかりやすく、素直に感心します。ただ、その様子がイメージだとなんとも田舎的ですな。大きな転換点を用意するのではなく、男女ともに少しずつ引き寄せられていく様子が。正直に言えばヒロイン二人が相手に対してやたら「感心する→目を潤ませる」というコンボを連発するのはどうかと思わないでもないです。氷風扇を直しただけでぽーっとなるのはやや不自然ではないでしょうか。もうなんでもいいんですか? という疑問が。
主人公にクセがあるのも微妙なところ。ギャグは命中度の低い散弾銃という感じだし、相方とのコンビネーションも繰り返しギャグのような感じでなんとか笑えることもあるというところ。さらにその処世術。憎まれたり嫌われたりしないために、道化を演じてそれで侮られても構わないといった姿勢が好悪を分けそうです。気配り名人という狙いはわかるのだけれど、感性にほど近いところで評価が決まってしまいそうなので難しいところかと。
さらにヒロイン水島朝。意図せずに暴言を吐いてしまうというキャラがどう受け止められるか。中盤を過ぎれば鳴りを潜めるものの、それまでは完全な悪役に近い。それも同情しにくいという。わかりやすく言えば「感じ悪い」んですよ。本性が見えてしまえば明らかに菜摘芽よりも朝の方が嫌われてしまうでしょう。残り3人が気配り上手であるだけにその辺りが際立ってしまう。それが成長物語の狙いとしてもプレイヤーの好感度はどうなのよ、という。
全体としては読ませる良いシナリオなのだけれど、読み手を選ぶポイントが多いんですな。少なくとも主人公と水島朝というヒロインを乗り越えないとツライです。
個人的にはデフォルトの相手(主人公と朝、十三と菜摘芽)が決まっているようなのが残念なところ。もちろん、逆の組み合わせもあるんですけど、いかにも本来とは違う流れです、という描写が要所要所に見えるんで菜摘芽派としては悲しいです。十三は主人公よりイイヤツだと思うけど、それでも菜摘芽は渡したくないデスヨ。だってやっぱり乙女の願いは叶えたいじゃないですか。
他に残念なのはCG枚数ですな。サムネイル画面で82枚。これは部分違いを別にした数ではあるんですけど、背景などが含まれての数字なんですよねぇ。それらを除くと56枚……(恐らく)。Tony氏のCGが素晴らしいだけに惜しまれます。しかも、この枚数でシーン回想の数は69。まだ全部を見た訳ではないですけどCGよりも回想数の方が多いって一体……。1回目のHシーンの後と2回目のシーンの後で菜摘芽のエロいCGは1枚も増えてなかったからなぁ(ため息)。でも、本当にCGの出来は極上なんですよ。その出来ゆえに56枚よりも多く感じるくらいですから。まぁ、既出の作品に比べてデザインが抜群に私好みという理由もあるんですけれども。
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